みんなのシネマレビュー |
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【製作年 : 1990年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
1. 運動靴と赤い金魚 脚本はよくできてるんだけどあざとい感動や子どものかわいさの抽出に走りすぎた演出はどうかしら的、別題を見たところ実際イランでもああいう子どもはいないんじゃないかと思わずにはいられない的映画。4点(2005-02-04 18:17:48)(良:1票) 2. ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ 観て、すぐにサントラ借りました。直後に同じ音楽系ドキュメンタリー映画『永遠のモータウン』を観たんですが、雲泥の差ですね。もちろんこっちが雲であっちが泥です。へたな演出に走らなかったヴェンダースは正解ってことです。最後は彼が追い続けている「社会の進化とそれに伴い肥大する喪失感」というテーマにも自然とつながってきますし。とにかく、全国のおじいさん・おばあさんに見てほしい。そうしたら20%増しくらいでみんなイキイキすることでしょう。6点(2005-01-25 19:08:09)(良:1票) 3. ライフ・イズ・ビューティフル なんてことない作品。どうしてみんなそこまで持ち上げるのか?これだけわかりやすいストーリーでしかもストレートな題名だと客観的な見方が出来ないんだろう。4点(2005-01-25 18:51:41) 4. セントラル・ステーション おい、ベルリン国際映画祭とゴールデングローブ賞!どうした?4点(2004-04-04 10:04:04) 5. ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ 「で、だからどうしたの?」って聞かれたらおしまいな薄っぺらい映画です。4点(2004-03-07 17:28:34) 6. ソナチネ(1993) 最高の作品なのに、音楽が邪魔です。8点(2004-03-07 17:19:29)(良:1票) 7. Kids Return キッズ・リターン 北野作品の中ではどちらかというと凡作の部類に入ると思います。5点(2004-03-07 17:12:29) 8. あの夏、いちばん静かな海。 あのしょうもない音楽さえなければ大傑作になっただろうにという後悔が残ります。8点(2004-03-07 17:05:53) 9. 七人のおたく cult seven 小学校3年生ぐらいのときにテレビで見て「こんなに面白い映画があるんだー!!!」と狂喜し、めでたく、『ドラゴンボールZ/とびっきりの最強対最強』と並んで自分のベスト映画にランクインしました。大学生になった今、もう一度見てみたら「なんだこのクソ映画は」とあきれるのが目にみえているので、最高の作品のまま思い出だけに留めておこうと思います。当時、中尾彬が本当に嫌いでした。10点(2004-02-26 18:52:14) 10. ブレイブハート 悪い意味でアカデミー賞向きの映画。そんなにいろいろな要素を詰め込んだわけではないのに、ぶつ切りの消化不良に終わっています。2時間半もある映画を見終わった感想が、「ああウォレスかっこよかったね、ソフィー・マルソーはやっぱり美人だね、スコットランドって綺麗だね、やっぱり自由が一番かな」くらいでは淋しいです。3点(2004-02-25 17:21:49) 11. π(パイ) フィボナッチ数列ごときで世界の全てを解き明かすなんて大法螺は、インチキ宗教でも言いません。3点(2004-02-25 16:04:43) 12. ウォレスとグルミット/ペンギンに気をつけろ! パペットアニメ独特の動きや質感はとても興味深いですが、ストーリーはありがちで新鮮味はありません。5点(2004-02-25 15:59:43) 13. エド・ウッド 演技にしても映像にしても、何から何までディズニー映画みたいでした。巧いといえば巧いんですが、対象年齢はかなり低いんじゃないでしょうか。4点(2004-02-25 15:47:44) 14. HANA-BI 文句無しに9点(事実上の最高評価)。日本映画史上屈指の作品。9点(2004-02-19 09:16:30) 15. アンダーグラウンド(1995) 《ネタバレ》 衝撃的。普通の反戦映画だと思っていたので、ラスト30分までは「なんだこのわけわからんテンションだけ高い映画は?」とイライラしながら見た。リアリティの欠片も無い映像や、頓珍漢な演出(劇場で観客が一斉に頭を右左と動かすところなど)にも辟易していたが、マルコが弟に絞め殺されるあたりで「おや?もしかして…」と“何か”に気づき始めた。どうやら駄作では無さそうだ、伊達にパルムドールを取っただけのことはあるかもしれない、と。ラストシーンでようやくその“何か”が分かった。『81/2』だ(見終わって皆さんのレビューを確認したらやっぱり同じこと思った人いましたね)。久々にこんな映画作家の才能爆発作品を見た。一歩間違えればただの「とんでも映画」になりかねない作品に、ここまでのパワーと説得力を与えたこの監督の構成力は天才。しかし、ユーゴに関する知識が全く無かったためストーリーについていけず、僕はあまり楽しめなかった。刺激的なショットや面白い演出も特に無かったので点数はこれくらいで。6点(2004-02-13 22:54:52) 16. ブギーナイツ 素晴らしい。この映画を見てポール・トーマス・アンダーソンを一生追いかけ続けることを決めた。ファーストシーンと中盤ニューイヤーパーティーでの射殺シーン、この二つの長回しはかっこ良すぎる。これに麻薬詐欺に行く家での音楽のかっこ良さも付け加えよう。だが、ただかっこいいだけではない。中身も骨太。擬似家族の崩壊と再生については皆さんに既に指摘されている通り。展開が急だったりだらだらしたりと、甘い部分もあるが、20代でこれなら天才的。マーク・ウォルバーグの演技も本作品では神がかっている。8点(2004-02-12 22:48:42) 17. PiCNiC(1994) 《ネタバレ》 岩井俊二なんていう名前さえ知らない中学一年生時、たまたまWOWOWでやっているのを見た。R指定作品を見るということでとりあえずドキドキ。見てみたら衝撃。それまで映画っていったらハリウッドの娯楽作品しか知らなかったからもう目ん玉をひん剥いた。特にあの先生なんて当時まだピュアだった僕には大ショック。知的障害者が塀の上を歩いて世界の果てまで行くなんていうストーリーも精神的にきつかった。そしてラストシーン。ハッピーエンドしか見たこと無かった12歳の少年が受けた衝撃が想像できますか?人生で一番ショッキングだった映画。10点(2004-02-12 22:38:35)(良:1票) 18. 菊次郎の夏 才能の暴走。序盤からコントの“間”で映画の“間”を殺害。異常なほどのロングショットの多用。主人公二人がさえないおっさんとさえない子供。豊橋に着いてからはストーリーさえ放棄。でもこんなに優しい映画は久々に見た。月を背景にだるまさんが転んだで遊ぶ菊次郎たちの姿が浮かぶシーンなんて本来映画ではありえないけど、映画以外でだってありえない。北野武以外には不可能。「バカヤロー」って言葉を優しい言葉として描ける映画作家は世界中どこを探しても北野武以外には存在しない。「fuck you」で感動させられる映画作家がアメリカやイギリスにいますか?北野映画を原語で観ることができる幸福に感謝。9点(2004-02-12 21:39:26)(良:6票) 19. 奇人たちの晩餐会 『長いコント』 どちらかというとアメリカ的な笑いではなく日本的(というよりドリフ的か)な笑いのような気がした。「お馬鹿な人がやってきて大迷惑」という基本線は、ドリフの病院コントと似ている。電話でのミスや、“バカ”の同僚がトイレに行こうとして・・・、のシーンなどドリフコントそのものではないか。 違うといったら、 (1)コント的なオーバーリアクション(お約束のズッコケとか)、大袈裟で分かりやすいキャラ設定・わざとらしい演技、無茶なストーリー展開、がない(映画なので当然だが) (2)単純な“普通の人と馬鹿な人”という対比になっていない(“普通の人”が実はどうしようもない男で“馬鹿な人”が善人)という描かれ方をしている) (3)対象年齢。ドリフの対象年齢が、主に小学生以下と40代以上とすると、この映画は高校生以上 (4)全体の長さ(80分) といったところか。 まあ、ドリフのコントを『水10!』のココリコが出ている方の番組でアレンジしてやったような感じだ。 コメディ映画の評価基準を“面白さ・センス”とすると、もしこれに8とか9ptを付けるのなら、松本人志の『VISUALBUM』には10ptあげなければならないことになる。笑いのレベル的にはそんなもん。4点(2003-12-13 13:21:59)(良:1票) 《改行有》
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