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1. 八仙飯店之人肉饅頭
この映画はホラーの名を借りた非情に映画らしい映画である。
いわゆるスプラッタやホラー作品としてみると大変な肩すかしを食らうだろう。
物語はコミカルな部分から始まり、凄残なシーンへと続く。さすがに残酷描写は何度も目を覆うほどのものであったが、それをつき抜けるとこの映画の真の姿が見えてくる。
結局、映画というのは、脚本と俳優の演技につきるのではないか。
なぜ警察が最初コミカルに描かれたか、あるいは、そこまでする必要があるのかと思う拷問は、全て伏線であり、後半、表層的な残酷さが内面の残酷(警察がこだわるメンツなど)へ変わるところから、観客の心情までもが二転三転していく。
主演のアンソニー・ウォンの演技は、もう見事と言うほかない。
今すぐもう一度見たい映画では決してないが、何年かしてまた見たいと思う。9点(2004-09-10 17:45:42)《改行有》
2. ラスト サムライ
《ネタバレ》 最後の決戦シーンに身震いし渡辺謙の「パーフェクト」という言葉に泣きましたが、トムクルーズが生き残ったり天皇が英語をしゃべったりしたのは腹が立ちました。6点(2004-01-15 12:51:08)
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