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1. ぼくの神さま
あのね、みんなには悪いけど、たぶんこの作品の「よく理解する」人って少ないと思うのよ。これって単なる「子供視線の反戦映画」じゃないですワ。たまたま僕は生まれたときからキリスト教の信者なもんで、いろんなシーンが聖書からの引用だったり、クリスチャンから見た世界観だったりっていうのをなんとなく感じてしまうんだけど、普通の日本人にはしんどいよね。ずうずうしいクリスチャンは、成長過程で、まず自分がキリストじゃないことに挫折し、ヨセフ(キリストの父)でもなかったことに挫折して老いていくんだよね。それに対して監督が復讐してるっぽい。甘いレビューでスミマセン。5点(2003-12-29 11:58:04)
2. 美女と野獣(1991)
ディズニーを嫌いになった記念すべき作品です。「迫害」「戦争」「脆弱な民主主義」とアメリカっぽいエッセンスが実に肯定的に描かれていて非常に不快。その後の「ライオンキング」騒動へとつながって、僕のディズニーに対する信頼は消滅いたしました。2点(2003-12-29 11:45:27)
3. カル
やられた、メディアミックスの罠にはまった。いわゆる「謎」とされてる部分は、実はたいした謎ではないんだけど、劇中で明かされる秘密や、徐々につながっていくメインストーリーには感心させられました。ただ、どうしてもすっきりしない「?」を解消するために、関連本を買い漁ったり、HPを訪ね続けたりしたけど、結局それは無理でした。たぶん誰も答えなんか用意してないと思うよ。でもこんなに映画を深く観たのは初めてでしたし、それに耐えうる作りだったと思います。8点(2003-12-29 11:38:21)
4. 模倣犯
《ネタバレ》 森田芳光って「映画」の捉えかたにクセがありますね。『メインテーマ』のころに感じた「映像に対する過信」をいまだに捨てられてない。たとえば「中居ロケット発射!」のシーンにしても、イメージとしての映像と、視覚としての映像との区別がつかない。劇中ではみんなにそう見えた映像でも、実際には起こっていない状況なのかもしれないのに(ま、それを多用するとズルいなんて言われるけど)。とりあえず、長者番付トップに君臨する人気者のクビを吹っ飛ばしたことは森田芳光の大殊勲です。クビチョンパは「SMAP=平成のドリフターズ」って意味かな?でもバイク便以降のエピソードは、凡庸なジャニーズ映画に戻っちゃったね。2点(2003-12-29 11:25:29)
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