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1. JFK
やはりこの映画の一番凄みは、大きな真実を暴いてしまったことだろう。細かな点では憶測や演出も当然あるだろうがそんな事はもはやどうでもよく、大きな真実を暴いた事が、何よりも素晴らしい。
これほど事が行われるアメリカの闇の深さと、それでもこの映画を
製作する程の人間を輩出し、公開を実現させてしまう偉大さを感じる。
後世に残すべき貴重な作品であることは間違いない。
オリバー・ストーンも方々(体制側の人々と、その道具としてのメディア、そこで作られた世論に多大な影響を受ける人々)から非難される事は百も承知のはず。きっと相当の非難を浴びたことだろうが、分かっていてやったのだから、その勇気には感服する。この映画のしっかり見ることが出来る人は「ニクソン」も一緒に見て欲しい。まあ、もう見ていると思うけど。10点(2004-03-01 20:14:59)《改行有》
2. ニクソン
ビデオで見たけどまさかこれほどの内容とは思わなかった。
ケネディー暗殺やウォーターゲートの真実(おそらくそうだろう)
などアメリカの権力の裏側を描いてしまったとても危険な内容。
印象に残る場面はキッシンジャーが
「この男が国民に愛されていたらどうなっていたかな。悲劇だよ、
大物一歩手前の男だったのに」
というような事を話す場面など、いろいろありすぎ。
10点(2004-02-12 13:27:43)《改行有》
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