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プロフィール
コメント数 13
性別 男性
自己紹介 映画を見続けて50年弱。
映画館通いをしていた頃は年間300本以上観たりしました。
今は衛星放送やビデオが中心で年に数回しか映画館で観ませんが本数はむしろ増えたかもしれません。
「OO7」を中心としたアクション、「ゴジラ」に始まるSF、東映動画などのアニメ作品で基礎を作ったので、現在もそうした分野を好んで観ています。

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【製作年 : 2000年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
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1.  アローン・イン・ザ・ダーク 《ネタバレ》 観る前に持っていた印象とはかけ離れた作品ですが、これはこれで楽しめました。 原作ゲームからタイトルとネタだけを借りた、別物と考えるべきでしょう。 ホラー味はほとんど無くグロテスクな部分も少なく、恐怖心を煽られることはありません。むしろ、スピーディーでスムーズな展開でクリーチャーや戦闘の描写がメインでした。 基本的にはモンスター・パニック・ムーヴィーですし、ハリウッド版ゴジラやエイリアン、プレデターなどを踏襲したコンバット物です。ただ、アクションにしては登場人物が多めで人物描写が甘くなってしまい、薄っぺらな感じがします。 久しぶりのへヴィメタ系映画でしたし、エンディングのナイトウィッシュが好みなので評価を高めにします。[CS・衛星(字幕)] 7点(2007-07-29 20:33:18)《改行有》

2.  スクービー・ドゥー 米ローティーン向け映画。元のアニメも質が低くスナック菓子レベル。 内容が薄く下品でご都合主義ですが、特撮や合成はちゃんとしています。 日本でも中学生なら楽しめます。 レトロで言うなら実写版バットマンTVシリーズあたりのノリに通じる味です。 米文化の資質を知るには格好の作品かも。[ビデオ(字幕)] 4点(2006-05-10 21:22:16)《改行有》

3.  ゴッド・ディーバ つぼにはまった面白い映画でした。 構築された伝奇的未来世界の雰囲気は十分味わえるし、持って回ったところもありますが分かりにくいほどでもなく、観客次第の楽しみ方ができる自由度が売りのひとつでしょう。 様ざまなフォルムへのこだわりからエクステリア&インテリア、「サテンの夜」などクラシカルなロックの使い方まで隅ずみまで行き届いたセンス満載です。 神と宇宙人と未来人類の混在すると言う設定は国枝史郎の小説世界に通じるものがあります。伝奇ならではのストーリー進行は裏づけのない部分も含めてスムーズで、違和感なく堪能できます。 気になった点は過度に映し出される血。フランス感覚だとあれ位鮮明に赤を強調しないと生々しさが表せないのでしょうか。切断面のリアリティ等とはまた異なる象徴的な赤の描写に思えました。人種の違いなのでしょうか… 作品全体から最近の伝奇風味のSFアクションにはない骨太さを感じました。 [DVD(字幕)] 8点(2005-06-10 22:14:00)《改行有》

4.  28日後... ゾンビ系の映画としてはベストとも言える出来だと思います。イギリスらしさがプラスに働いて、高品質なスプラッタ・ホラーになっています。音楽の使い方も良いし、不条理感が押し付けがましくなく、感染者と従来のゾンビとの差異も違和感なく述べられています。ゾンビ化(ウィルス感染)がスピーディーなのも作品を締めているし、街なかの無人さも絶妙。 感染についての無駄な説明がなく、極限状態や主人公の変化・成長が無理なく語られ、回りの人物もそれなりの個性を与えられていて嫌味がありません。エンディングを含めて見え隠れするウェットな要素も昨今の殺伐としたSF映画のなかで救いを感じさせます。そこかしこにハリウッド映画には無いものが顔を出し、個人的にはそれが最高の味付けでした。[CS・衛星(字幕)] 8点(2005-04-16 18:55:06)(良:1票) 《改行有》

5.  オペラ座の怪人(2004) アンドリュー・ロイド・ウェバーはイエス・キリスト・スーパースター(アルバムタイトル)のアルバム以来のお気に入りアーティストですし、ロックフィーリングのあるミュージカル系の映画は久しぶりなので期待大でした。 音楽的には上々。キャスティングや映画向けのアレンジも優れています。ミュージカル映画ならではで、続けて何度も観たくなります。音楽がメインの作品を一度観ただけで評価するというのは無理な話で、音楽そのものの出来は勿論、映像との兼ね合い、ドラマ性との関連等を十二分に味わった後に映画としての価値が分かります。 今は鑑賞直後の印象しか書けませんが、ドラマの要素が強く、人物のアップが多用されていました。群舞のシーンを増やして、ミュージカル映画であることを前面に押し出しても良かったように思います。 ドラマとして破綻していませんし、全体のまとまりは良く、映像作品としての完成度は高かったです。 ロックミュージカル映画としてはジーザス・クライスト・スーパースター、トミー、ダウンタウン物語などが思い出されますが、それらとは趣の異なる大人向けのミュージカルとして所持していたい作品です。[映画館(字幕)] 7点(2005-04-14 23:35:35)《改行有》

6.  スチームボーイ STEAM BOY 期待して劇場に行った大友アニメの新作。「メモリーズ」があったとはいえ、「AKIRA」以来となる待ちに待った純粋な新作長編でした。まずは予想に違わない出来で、一安心。数々のメカは一度では味わい切れないという贅沢さ!ストーリー展開も分かりやすく、人物像も大友作品にしては描き分けがはっきりしているし、個人的に興味のある19世紀イギリスがかっちりと描かれていたりと、満腹感で一杯です。「メトロポリス」の経験も生かされていると感じました。今から次の作品が待ち遠しい!!8点(2004-08-30 23:11:40)

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