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【製作年 : 1950年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
1. アメリカの影 《ネタバレ》 瞬間瞬間で強烈に描き出される、精神の疎外感、交流不可能感が、突き刺さってきました。役者の演技が生々しく、精神的なものが鮮やかにえぐり出されていたと思います。 [DVD(字幕)] 10点(2010-08-14 04:53:36)《改行有》 2. ぼくの伯父さん 《ネタバレ》 台詞が少なく、音楽とユーモアがたっぷりで、ずっと気持ちよく観ていられます。役者の身振りや歩き方を観ているだけで微笑んでしまいます。大きな事件はほとんど何も起こりませんが、見終わったあとほんの少し幸福感が胸に残っている、そんな素敵な作品です。[DVD(字幕)] 10点(2010-08-09 23:27:42) 3. 生きる 《ネタバレ》 志村喬さんがやるべきことを見つけた瞬間に、背後で行われている誕生パーティーで“ハッピーバースデー~♪”と歌われているのがとても象徴的だなあと思いました。主人公はそれまでは生ける屍で、やるべきことを見つけた瞬間に真の意味で生まれたのですね。美しい場面、忘れ難い絵がたくさんある名作だと思います。公園で水を飲む志村さんの横顔が目に焼きついて離れません。[DVD(字幕)] 10点(2006-02-18 11:07:57)(良:1票) 4. 蜘蛛巣城 完璧だと思いました。「息を飲む」とはこういう作品のためにある言葉なのではないでしょうか。鬼気迫る美しさでした。見終わったあと、しばらく胸がざわついて、ぽかんとしてしまいました。[DVD(字幕)] 10点(2006-02-12 03:51:22) 5. 隠し砦の三悪人 《ネタバレ》 自分の生まれるはるか前にこんな映画が作られていたなんて・・・・・・ 冒頭近くの暴動場面から圧倒されました。まさにツカミはオッケーという感じですね。あとは全篇、次から次へと困難と冒険の連続で、非常に楽しめました。散りばめられたユーモアも笑えます。「おいっ!・・・・・・山は冷えるなあ」でめちゃ笑いました。リチャード・ギアが「ほんとうは隠し砦の三悪人みたいな作品に出たかった」と言ってたらしいですが、気持ちわかります。ロードムービー的な要素もあり、見終わったあと長い旅をしたような、そういう達成感がありました。娯楽映画のひとつの究極形だと思いました。スターウォーズよりもはるかに面白かった・・・・・・[DVD(字幕)] 10点(2006-02-12 03:44:45) 6. 七人の侍 活劇映画としてこれ以上の面白さはありえないという水準に達していると思いました。これ以上はありえません。永遠にありえません。それは間違いありません。[DVD(字幕)] 10点(2006-02-11 13:58:24) 7. 欲望という名の電車(1951) ビビアン・リーの迫真の演技、ブランチのキャラクターが痛々しかったです。「そんなに必死に取り繕わなくてもいいよ、そんなに喋らなくてもいいよ」と言いたくなるような感じで、観ていて苦しくなりそうでした。ブランチ的な虚飾というのは、我々の中にも確実にあるもので、その嘘を容赦なく暴いていくスタンレーのケモノ的な強さが恐ろしかった。マーロン・ブランドは登場シーンから圧倒的な存在感で、翻弄されるブランチの様子が痛々しくてはらはらしました。傑作です。でも心が疲れる。9点(2004-01-31 14:54:11)(良:1票) 8. 雨に唄えば 素晴らしいのひとこと8点(2004-01-24 12:33:48)
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