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1. トラベラー
渋谷ユーロスペースの監督追悼企画で、桜桃の味の直後に見る。
主人公の魅力、特にキアロスタミ監督作品に共通する豊かな表情から目が離せなくて、普通に安心して楽しめた。でも、桜桃の味の抽象的な?ラストとは異なり、とても現実的な大どんでん返しに息を呑んだ。最後の5分に、この作品の真髄があると思う。
子どもが好きな方、ロードムービー好きな方、そしてもちろんキアロスタミのファンの方と、多くの層の人に薦められる。[映画館(字幕)] 9点(2016-10-19 20:55:58)《改行有》
2. ステップフォード・ワイフ(1975)
《ネタバレ》 普通に見ると、ひたすら恐ろしい。でも、レンタルDVDに入ってたスタッフのインタビューを見て、これは「反男性映画」なんだなぁと改めて気がついた。男性の時代錯誤で自己中心的な願望を表現した問題作、なんですね。主人公ロボットの美しい乳房や、ラストシーンのロングドレスが特に印象的。結婚前にこれを見て良かった、ダンナ選びにはこのへん気をつけなくちゃね!自分が考えてることに一部答えをくれた、という意味でサービス9点。[DVD(字幕)] 9点(2009-06-18 23:11:39)
3. カッコーの巣の上で
胸に響いた。30年前の映画と知り、さらに言葉が出ない。9点(2004-03-12 23:26:48)
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