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【製作年 : 1990年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
1. ゴースト/ニューヨークの幻 超感動作。ぼろぼろ泣いた。脚本がすごいと思う。めちゃめちゃよく練られていて、完ぺき。ものすごく自然でさりげなくて上手い! 10点(2004-02-04 02:14:37)《改行有》 2. ナイトメアー・ビフォア・クリスマス 実に丁寧に作られた誠実な作品。多くの日本人にはミュージカルというのは馴染みのうすいものだと思うので、受けつけない人も多いだろうが(私も結構そうです)、ブラックなメルヘンという世界観がなんとも良い。素晴らしいです。 8点(2004-02-01 01:59:21)《改行有》 3. ストレイト・ストーリー なんでいいのか、どこがいいのか、口ではうまく言えないけれど、 無性に好きな映画。いや、映画というより、この世界。一片の 欠けも過剰もない、完ぺきな世界。時間。空気。 ● ・・・多くを語るべきではない。 8点(2004-02-01 01:58:26)《改行有》 4. CUBE 《ネタバレ》 目のつけどころが凄い。狂気的で天才的。強引だが、それだけに緊張感が持続したまま時間が経過していく。しかし、謎は何一つ明らかにはされない。そして、人はバタバタと死んでいく。また、その描写がグロい。この緊張感は尋常ではない。観終わって、肩が凝って、頭痛がした(^_^;)。 ● この圧倒的な密度こそ監督が描きたかったものなのではないか。このテンションの前では、どのようなラストも陳腐にならざるを得ないだろう。 ● 人には薦めにくいし、自分でももう観たくないが、忘れられない強烈な印象がある作品だ。 7点(2004-02-01 01:57:04)《改行有》 5. ブレア・ウィッチ・プロジェクト まさに「プロジェクト」だったんだなぁ。一発屋みたいなもんだ。きっと公開当時、一緒になって騒いで、観たんなら楽しめた・・・のかなぁ(^_^;)。ほんとにアイデアは凄いですよね。ただこれを映画と呼んでいいものかどうか。 ● ほんとにプロジェクトとして、宣伝にお金かけて、ネットでも盛り上げて、なおかつ劇場公開せずにビデオレンタルのみ、しかも期間限定でやれば、よりリアルで、これほどの酷評の嵐にはならなかったんじゃないかなぁ? でも、それじゃ儲からないか・・・。 ● ま、どっちにしても、何年もたってから、ビデオだけを観た私としては、唯一、損したっ!、と思った作品。う~む。 2点(2004-02-01 01:54:14)《改行有》 6. もののけ姫 《ネタバレ》 友達の家にあったビデオをなんとなく見たら、面白くて最後まで 集中して観た。んで、楽しかったし、深い。安易に結論を 出さない(出せない、のだ)所が、リアル(それが良いかどうかは 観る人によって違う評価を下すだろうが)。 ● 現実とはそういうものだ。みなそれぞれ自分の人生を精一杯 生きている。善悪とか正誤とかっていうのは、どの立場にいるのかで かなり変わってくる。だから、世の中を良くするっていうのは、 ものすごく難しい。そういう難しさをよく描いていると思う。 それだけに分かりにくい。よって、評価も分かれるのだろう。 ■ (以下脱線)結局、観衆はみなそれぞれ、自分が観たいものを 観たいのだ。みな、何らかの期待を(大なり小なり)持って 映画を観る。それが、裏切られれば、やっぱり腹が立って 金のムダだったとか言いたくもなるだろう。逆に期待通りであれば、 絶賛するだろうし。 ● ただ、全ての評価は主観的なものである、と思う。自分は 一観客に過ぎない、という認識を忘れたくない。 8点(2004-02-01 01:50:40)(良:1票) 《改行有》 7. マルコヴィッチの穴 面白い。ただ、面白い。設定からしてムチャクチャで、なんていうか、「過剰」を感じさせる。こういうのを天才的な映画というんだろう。「狂気」が横溢している、という意味だ。 だから、要はセンスの問題なわけで、好きな人はとことん好きだし、嫌いな人はとことん嫌い。別に差別的に言ってるわけでもなく、そもそも世界観が違うんだから、それぞれ別の道を歩めばいい、というそれだけのこと。無理して分かろうとする必要はない。 しかし、この作品に関していえば、そのアイデア一発だけで終わらずに、演技や脚本など細部にまでこだわって高い完成度を獲得している点が稀有。リスペクト! 8点(2004-02-01 00:58:16)《改行有》
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