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プロフィール |
コメント数 |
25 |
性別 |
男性 |
年齢 |
46歳 |
自己紹介 |
生温いロマンチックなものには拒否反応を起こしていたつもりだったのに、いざ好みの映画を列挙するとその中にちらほら散見。自分の隠れた趣味思考を再確認しています。 以前に観た映画の感想も書きたいけれど犬並みの記憶力ではなかなか……。記憶を手繰り集めて書こうと思います。 (映画館)……映画館で観た、(ビデオ)……ビデオ・DVDで観た、ということで。 |
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1. 秋刀魚の味(1962)
駄目だ。分からん。なんでこの監督がこれほどまでに崇められているのか、さっぱりわからん。NASAの陰謀なのか。みんなスカラー波を浴びているのか……。確かに日本の古き良き時代を切り取った映画であり、「なんか懐かしいな」と若輩者の私にも感じさせてはくれるのだが――それだけなのである。テレビで流れていても不思議でないレベルではなかろうかとも思う。それとも自分の審美眼を疑うべきなのか。己の観客としての低俗さを嘆くべきなのか。もしかしたらもっと年をとれば分かるのだろうか……。私も早くこの映画の良さが分かる年になりたい。 と、以前評したのだけれど笠智衆が娘と我が身を想う心情と岩下志麻の美しさを今になってホンワカと思い返したのでプラス一点。 (ビデオ)6点(2004-02-22 19:30:15)
2. 俺たちに明日はない
《ネタバレ》 アメリカンニューシネマの傑作をこの時代に見る不幸を呪う。過去の名作には時代をおうごとにその斬新さの風化によって標準的な作品に堕するものがある――これもそうだろう。衝撃的な結末とやらも今日的な観点から見れば凡百の作品と同列に並べられてしまいその輝きを失う。刹那的な人物像や非人間的な行動も凡庸である。ニューシネマたる特徴は現在では新鮮さを失う。これは悲しむべく事実である。それでもフェイ・ダナウェイの魅力を分からしめたことと、主人公がインポであるという特異さ、バカップルを追いかけるシーンに爆笑したこと、そして何よりエポックメイクな作品に敬意を表し7点。 (ビデオ)7点(2004-02-20 23:37:53)(良:2票)
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