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プロフィール
コメント数 487
性別 男性
ブログのURL //www.jtnews.jp/blog/23806/
年齢 41歳
自己紹介 多少の恥は承知の上で素直に書きます。

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【製作年 : 1960年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
評価順12
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1.  シェルブールの雨傘 《ネタバレ》 ずっと観損ねていたのを、劇場でデジタル・リマスター版を鑑賞した。すごくラッキーだったと思う。色あいも音楽もとてもきれいで、愛らしくおしゃれな小品に仕上がっている。悲しいラストシーンが白と黒を基調とした雪の吹きすさぶ夜であるのに対し、二人が愛し合っていた日々はカラフルで鮮やか、陽気な音楽とともに描かれる。二人が簡単に永遠の愛を誓うようすはいかにも若気の至りではあるけれど、この映画はそれを否定しているわけではなく、あくまでも美しい思い出として、彼らが成長してからも人生の宝物になりえるような記憶としてとらえているように思える。 それにしても、エッソのガソリンスタンドまでおしゃれなアイテムにしてしまうのだから、フランス人というのは空恐ろしい人種だ。[映画館(字幕)] 8点(2009-06-01 12:06:50)《改行有》

2.  俺たちに明日はない 《ネタバレ》 とぼけた音楽に脱力感を誘われる。脚本には上手い脚色も見られるが、コメディ調を取り入れたのは大失敗だと思う。映像も筋書きも気が抜けた部分が多く、「終わりよければすべてよし」で許す気にはなれない。[DVD(字幕)] 4点(2009-05-08 20:30:47)

3.  その男ゾルバ 《ネタバレ》 アンソニー・クインの存在感がすごい! 三船敏郎の野性味に並ぶ俳優はいないと思っていたけど、ゾルバもなかなかの野人っぷり。自由奔放でバイタリティにあふれ、でたらめなんだけど女には優しく、憎めない。半分は素でやってるんじゃないかというくらい自然な演技だった。 家を飛び出て駆けながらすっぽんぽんになる場面や、ラストの場面の能天気さは最高だ。林業計画の失敗(オチが『こち亀』並み)からダンスに至るまでの流れは文句なしに爽快だった。 ただ、脚本はもっとタイトにできたのではないかと思う。全体的にテンポがゆったりしているが、この内容なら二時間以内で充分まとめられるだろう。その割に若い未亡人のキャラクターはなおざりだし、エピソードとしてもやや陰惨に過ぎる。佳作だけに、そうした欠点が非常に惜しいと感じた。[DVD(字幕)] 6点(2009-01-20 00:43:00)《改行有》

4.  ティファニーで朝食を 久しぶりに映画を観るのではずしたくないな、と思って名作を借りたら思いっきりはずした。のっぺりした映像に、冴えない台詞。あの日本人描写は、仮に自分が差別主義者の白人だったとしても笑えないと思う。ちょうちんにぶつかったりとか、ドアにぶつかったりとか、チャップリンよりも時代をさかのぼってんじゃないの? 音楽だけはよかった。 映画以外の分野でもそうだけど、ときにはこういった作品が存在する。時代性と、ちょっとした幸運にめぐまれて「名作」と化した、中身のともなわない凡作。ヘップバーンと猫のシーンだけ編集して、ムーンリバーのプロモにした方がいくぶん価値が上がるだろう。[DVD(字幕)] 4点(2008-07-08 12:30:26)《改行有》

5.  椿三十郎(1962) 《ネタバレ》 初めて観たときは最後の決闘場面にものすごい衝撃を受けた。今見ると血の吹き出し方に思わず笑うけど(全身頚動脈かよ)、それでもやはり名場面であることに変わりない。知恵比べを主としたプロットといいひょうきんなキャラクターといい、娯楽作として一つのスタンダード足り得るものと思う。まだ若い田中邦衛が『北の国から』では絶対ありえない台詞ばかりいっているのも、ちょっと面白かった。[DVD(字幕)] 7点(2008-01-19 00:58:38)

6.  武士道残酷物語 《ネタバレ》 原作が『シグルイ』の人だというので観てみました。 五部までは面白い。飯倉修造編で残酷が最高潮に達したので、このあとはどう展開するのかと思いきや、社会構造が一変してもなお服従の精神は変わらない明治編。ここがある意味いちばん怖かったし、秀逸な出来栄えだと思う。 しかし戦争編と現代編については、なかったほうがよかった。第二次大戦のエピソードは取ってつけたようなうすっぺらいものだし、会社への忠誠心を武士道の系譜としてみる現代編はさすがに話を広げすぎだろう。すべてを武士道精神で説明するのは日本人論としてあまりにも大雑把で、乱暴すぎる捉え方だ。 明治編で打ち止めにしておけば傑作だったものを、強引に現代まで繋げるからこんな怪作、異色作になってしまった。青年から老人まで演じて違和感のない錦之助は見ものだけど、かなり癖の強い仕上がりで、なかなか人には奨められない。[DVD(邦画)] 6点(2008-01-01 20:52:10)《改行有》

7.  サウンド・オブ・ミュージック 《ネタバレ》 以前にもBSでなんとなくは観たことはあったけれど、今回思い立って最初から最後まできちんと鑑賞。やはり期待を裏切らない名作でありました。 冒頭のアルプスの映像には初め「?」と思ったんだけど、タイトルが出るまで進んでから、リモコンの巻き戻しボタンを押してもう一度最初から観ていた。最後まで観終えてからまた冒頭だけ繰り返し観た。何度観ても鳥肌が立った。少なくとも冒頭についてはこれ以上見事なものを他に知らない。 けれどもラストがあっけなさ過ぎて、もの足りなさを覚えた。その割りにどうでもいいやりとりはしっかり入ってたりして、ちょっと残念(ただ、修道女さんたちの“懺悔”には思わず「…グッジョブ」と呟いた)。 すごく明るい元気に満ちた作品で、鑑賞後にはまさにあのシーンと同様に、晴れた日の高原で深く息を吸い込んだような、爽快なエネルギーが体にあふれてくる。夜の庭でマリアと大佐が、虫の音を背景に歌う静かなラブソングも好き。映画それ自体も傑作だけど、これほど音楽の力を思い知らされる作品は他にないと思う。[DVD(字幕)] 8点(2007-12-14 01:44:14)《改行有》

8.  殺人狂時代(1967) う~ん…ここでの高評価をみて借りてみたんですけど、正直……全然面白くない。コメディとしては賞味期限が切れているというか、腐るのを通り越して化石のレベルです。発表当時でもどこで笑いが起きていたのか、想像できないくらい(パンチラのとこだけ、ちょっと笑った)。 せっかく狂人を殺し屋に仕立てたという良い設定なのに、みんなキャラが中途半端。どうせなら『ビッグ・リボウスキ』くらいはっちゃければいいのに。その割りに変にシリアスなところもあって、終盤はぐだぐだのアクションが繰り広げられたあげくセンスのないルパン三世みたいな結末に至る。いったい何がしたかったの?  独特の雰囲気と、主演と天本英世の演技だけはよいです。でもそれ以外は……睡眠誘発剤としては、悪くないかもしれません。[DVD(邦画)] 3点(2007-03-27 13:27:10)《改行有》

9.  ワイルドバンチ 《ネタバレ》 冒頭の虐殺シーンには衝撃を通り越してあきれるばかりだったので、クライマックスの展開はとても意外だった。単なる無法者の集まりでしかなかった男達が、逃避行のうちにいつか友情で結ばれ、最後には仲間のために命を捨ててしまう。およそ「仲間」や「名誉」といったものが似つかわしくないけものみたいな男達が、まるでサムライみたいな最期を選んだことにびっくりした。 もちろん武士道みたいなご立派な信念を持つような連中ではなく、衝動的な、ほとんど本能的な行動でしかないわけだけど、それでもやっぱり胸を打たれてしまう。あの一本の瓶からみんなで酒を飲むシーンは彼らなりの儀式で、無意識のうちに兄弟の盃みたいなものを交わしていたのだろうと思う。 自分はむしろ保身のために敵に寝返ったソーントンのようなタイプかもしれない。すべてが終わったあとに死体の山を歩きながら呆然とする彼の気持ちが手に取るように想像できた。かつての仲間達の死に様は、ソーントンの恐怖に捻じ曲げられた生き方とはまったく正反対だったわけで。どちらの生がほんとうに“無意味”のあるものなのかは、なんとも判別しきれない。 ところでまったくどうでもいい話ですが、四人が将軍のもとに仲間を返してもらいに行く下り、海賊マンガ『ONE PIECE』の魚人編にそっくりな場面がありませんか? 尾田さんは影響を受けたのでしょうか(って、ここでいってもあまりわかってもらえないのか?)。[ビデオ(字幕)] 8点(2007-03-25 23:46:08)《改行有》

10.  奇跡の人(1962) 《ネタバレ》 『ガラスの仮面』の題材にされたのも納得です。これほど俳優のすごさを思い知らされる作品はない。下手なホラーよりもよっぽど迫力があります。誰でも知っているであろう、見せ場の決め台詞もわかりきっているはずのヘレン・ケラーの物語でしっかり感動できる。この説得力もまた、主演二人の演技力あってのものでしょう。[DVD(字幕)] 8点(2007-02-27 23:43:10)

11.  チェブラーシカ(1969) なぜだか観終えたあと、気持ちが沈んでしまった。 チェブラーシカはかわいいんだけど、全体的にもの寂しい感じがして、辛い。基本的に幸せな物語であるはずなのに、能天気ななかにも暗い影が見え隠れしているというか…(いや、そこが魅力なんだろうけれども)。繊細すぎる登場人物たちは愛しいというよりも痛々しくて、見ていられない感じがした。泣き虫の子どもの相手をしているみたいな、いたたまれない気分だった。 正直、『おじゃる丸』みたいに底抜けに明るいほうが好きかな。[DVD(字幕)] 6点(2006-12-04 22:50:05)《改行有》

12.  アパートの鍵貸します 残念ながら、あんまり良さがわからなかった。いちおうコメディですけど、笑える場面はほとんどないというか、寒い。時代性を差し引いても、ちょっとつまらな過ぎる。テンポが全体的に妙に緩慢で、まどろっこしい。恋愛ものとしては、まずまずだと思う。[DVD(字幕)] 6点(2006-11-22 12:45:54)

13.  切腹 深い分析は皆さんにお任せして軽いことを言わせてもらいますが、とても「かっこいい」作品ですね。個人的には時代劇は苦手で、情念の濃い、野暮ったさと紙一重の熱さが好きになれないのだけど、その点この映画に関してはとてもクールで、ドライな描き方だと思う(かといって人間ドラマがなっていないというわけではない)。演歌調というよりは暗鬱なブリティッシュ・ロック的な。冒頭の音楽なんかは明らかに日本の伝統楽器を用いているのに、どことなくグランジっぽいし、直線で区切られることの多い武家屋敷の映像は日本的な美とは真逆の冷徹さを感じさせる。「スタイリッシュ」という形容詞の似合う時代劇はとても珍しいと思う。[ビデオ(邦画)] 8点(2006-08-09 16:48:46)

14.  8 1/2 《ネタバレ》 超絶生意気なことを言わせてもらうと、結末においてこちらの予想を超える着地をみせてもらえなかったのが残念です。自殺を期に一足飛びに悟ってしまうのが納得できず、主人公の至った結論にも価値観を揺さぶられるようなことはなかった。しかし「自分のことばかり書いて、観客が楽しめるのか?」「独りよがりはやめろ」なんて自作で自作につっこみを入れてしまう辺り、まともじゃありません。ここまでメタ的な構造の映画は初めて観た。自分の映画はどんな意味を持つのかというような苦悩を自分の映画で吐露するなんて、常人の発想ではない。好きかというとそうでもないが、革新的なアイディアに基づいた唯一無二、他作品とは比べようもない作品であることは確か。奔放なイマジネーションの発現からも目が離せない。[ビデオ(字幕)] 7点(2006-04-11 08:58:17)(良:1票)

15.  サテリコン わかんなかった。とくに難解という訳ではないけど、最初から脚本を定型にはめる気がないのだろう、全体的にだらだらと展開していくので面白くはなかった。ただ寺山修司のような強烈な美術、映像はカルチャーショック。あのこの世の終わりみたいな空の映像はどこから持ってきたんだろう? 舞台が古代ローマという時点で内容が想像できなかったけれど、まさかここまで強烈な異世界が広がっているとは…。まとまりのない脚本も、最後(堕ちるところまで堕ちる)まで観るとまったく楽しめなかったわけではない気もする。少なくとも普通の意味では面白くないのだが、一口に切り捨てることのできない奇妙な味わい。不思議な作品だった。[ビデオ(字幕)] 6点(2006-04-07 21:51:59)

16.  何がジェーンに起ったか? 《ネタバレ》 『ミザリー』の原型とおぼしきストーリーは、似たような例をいくつか知っているため新鮮味はない(もっともこちらの方が先だけど)にもかかわらず、ベティ・デイビスの圧倒的な演技力にぐいぐいと引っ張られた。あの魚の腹のようにぎとぎとした光を放つ三白眼。  しかも途中まではありがちに思えた物語は、終盤の逃避行に至って予想外の着地をみせる。あんなにおぞましかったジェーンが、信じられないことにいじらしく、可愛らしくさえ見えてきて、それまでの恐怖と嫌悪が憐れみと哀しみに反転する。  ラストで明かされる意外な真実。ブランチの無防備すぎる行動にも、姉をいたぶりながらも肝心なところで姉にすがりつくジェーンの行動にも、合理的な説明がついたのには感心した。  ジェーンは二つのストロベリーアイスを手にして言う「だめよ、これはブランチのなんだから」。この台詞で、彼女が姉を愛していたことがわかる。姉を妬み、憎み、その一方で罪悪感に苦しみつつ、間違いなく姉として愛していた。単純に憎むことも愛することもできない、同じ女優ゆえ、姉妹ゆえの複雑な感情。  何がジェーンに起ったのか。それを知っていたのは姉のブランチだけだった。いや、本当は、誰も知らなかったのだろう。彼女が人知れないところでどんな苦悩を抱えていたのか、彼女がどんな風に心を病み、狂気の渦に飲み込まれていったのか。ラスト、ジェーンは海岸でみんなに囲まれて楽しげに踊る。彼女を遠巻きに眺める人々の顔には恐怖と嫌悪、嘲笑と好奇だけしかない。何がジェーンに起ったのかは、誰も知らない。その壮絶な孤独に、胸が苦しかった。[DVD(字幕)] 9点(2006-02-10 20:38:30)(良:4票) 《改行有》

17.  シベールの日曜日 《ネタバレ》 これよりももっと感情移入のしやすい、わかりやすい感動作はたくさんある。もっと夢中になれる面白い作品はいくらでもある。しかし不思議なことに、これ以上に鮮烈に記憶に焼きついた映画はひとつもなかった。  精神が壊れてしまった男と、感受性の豊かな少女の束の間の絆。あどけない彼らの姿はなんだか足取りも覚束ない小さな生き物を見ているようで、可愛らしさになごむ反面、いつ怪我をするかとひやひやしてしまう。あやういまでの繊細さが、最後には破滅が待っていることを予感させる。  また映像の清らかさも本作を忘れ難いものにしている。湖に広がる波紋、空に入ったひび割れのように広がる木の枝、ガラスや水晶に砕かれた風景。自然物の上手な使い方にはタルコフスキーの『僕の村は戦場だった』を思い出した。  しかしなんといっても衝撃的なのは、悲劇を悲劇のままに投げ出す結末だろう。おそらくこの映画に強く共振してしまう人は、ある種の痛みを知っている人だと思う。大切なものが砕けてしまう痛み、きれいなものが汚されてしまう痛み、誰かを守れなかったという痛み――決して取り返しのつかない、圧倒的な喪失の感覚。苦い絶望のなかに、ただ優しい記憶だけが残る。  他にも同じような方がいらっしゃるので告白してしまうと、生涯で一番好きな映画を問われれば自分もこの作品を挙げる。もっと面白い、バランスの取れた映画は他にもあるとわかっているのだが、なぜかこの映画を選んでしまう。きっとこの映画が描くような痛みは、心のもっとも深い場所に眠っているもので、そこを突かれると自分が根本から揺るがされてしまうのだろうと思う。  失うことの痛み。それは辛く哀しく、しかしけっして忘れたくない大切な痛みだ。[ビデオ(字幕)] 10点(2006-02-09 01:46:32)(良:2票) 《改行有》

18.  気狂いピエロ ゴダールとキューブリックといえば難解な映画作家の代表だけど、その実対照的な部分があると思う。キューブリックは芸術性を重視しつつも、その裏には徹底的に考え抜かれた論理的構造がある。芸術志向でありながら、右脳と左脳の両方をフル活用している。だからやろうと思えば一般受けのする映画も撮れる。それに対してゴダールの場合は本当に感覚的、フィーリング先行。音楽でいえば、キューブリックはクラシックのオーケストラの厳格な指揮者、ゴダールはどんな冒険も厭わない孤高の即興演奏家って感じ。でもゴダールの場合はフィーリングが合わないと、本当にもう、全然面白くない。で、残念ながら自分はまったく合わなかった。普通の意味で面白くないのはもちろん、芸術的にも琴線に触れない。つまんない。残念ながら、さっぱりです。[ビデオ(字幕)] 4点(2006-02-01 23:15:01)

19.  石のゲーム 主要登場人物は「石」のみ。でも可愛いんです。楽しいんです。きれいなんです。そしてちょっと可哀そうなんです……単純だからこそ、シュヴァンクマイエルの魔術の素晴らしさを実感できる作品。[ビデオ(字幕)] 7点(2006-01-12 09:57:59)

20.  ワイズマンとのピクニック 《ネタバレ》 家具の皆さんが記念写真を撮っているのには笑いました。普通の家具なのに、シュヴァンクマイエルの手にかかるとなんだか可愛らしい生き物になってしまう。観ていない人は信じてくれないだろうが、「椅子」が可愛いんですよ! あの「椅子」が! そしてラストのどんでん返し。何があったんだワイズマン(笑)。家具たちが反乱を起こしたのでしょうか?? ただ欠点をあげるとすれば、他作品に比べてやや地味なところだろうか。瞼に焼きつく鮮烈な映像がなく、脳みそに新しい回路を作られるようないつもの斬新さがない。だからこそラストが生きるのかもしれないが、華に欠ける感は拭えなかった。[ビデオ(字幕)] 6点(2006-01-11 16:07:59)

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