みんなのシネマレビュー |
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1. シティ・オブ・ゴッド この作品に10点以外の何をつければいいというのか。とくに映像に関しては他の追随を許さない最高傑作と断言できる。もちろんただ衝撃的な内容を羅列しただけの映画ではなくて、ストーリーもしっかりしている。死に対して出来合いな衝撃・感動を盛り込もうとしていないのも素晴らしい。「なんて野蛮な映画を作るんだ」「映画の中とはいえあんな子供達を殺すなんてどういうことだ」と言ってるアメリカ国民は、自分の国のボスがリトル・ゼと同じだことを気づいていないバカだ。10点(2005-02-28 21:18:30) 2. バニラ・スカイ ツボでした。劇場に見に行き、DVDで何度も見ました。各所各所であらゆるパターンのことが考えられ、答えは用意されていない。その後の想像も人それぞれ・・ 映像や音楽も最高です。 ただつまらないと思う人の気持ちも分からなくも無く、流し見てしまえばそう思われてしまうかもしれません。10点(2004-03-07 11:23:58)《改行有》 3. 時をかける少女(2006) 「萌え」が一杯詰まった傑作映画。 男二人、女一人のグループの絶妙な関係性が、うまくセリフや仕草で表されていて、容易に感情移入できた。 オチも綺麗でよかったと思う。 素直に感動しました。 高二病発生に注意[地上波(邦画)] 9点(2008-07-23 12:34:37)《改行有》 4. グラディエーター どう転んでも傑作という作品はあまりない。正直、あまり好きなジャンルではないのだけれど、それでも単純に「面白い」と感じた。個人的には7~8点といったところだけど、誰でも楽しめる柔軟性を評価して9点。9点(2005-02-23 13:05:24) 5. スナッチ サイコーです。笑いのセンス、キャラ作りなどすべてがGood。糖尿病患者のドロドロの血液のように中身が濃い濃い。あのスピード感、雰囲気は邦画では絶対出せないだろうなあ・・と久しぶりに洋画の底の深さを思い知らされました。衣装も絶妙で最高にクールです。9点(2004-09-01 21:36:10) 6. シコふんじゃった。 傑作です。思わず笑ってしまうギャグがてんこ盛り。何も考えず楽しめる映画だと思います。特に竹中直人と小兵のコーチのキャラは抜群。ラストシーンのあの歌はなかなか頭から離れません。主役はもっくんじゃ無くてもよかったかな?というのはありますが・・9点(2004-03-07 11:14:54) 7. パルプ・フィクション 何も言うことはない。タランティーノお見事! ちなみにこの時すでにサミュエル・L・ジャクソンは46歳・・見えない・・8点(2005-02-27 09:31:28) 8. ファイト・クラブ まずファイトクラブの結成というアイデアが凄いと思った。タイラーの登場からの刺激的な毎日を独特なテンポで強引に進めていく様がとてもスタイリッシュで泥臭くて大好き。更にはノートンの演技、ブラットピットの強烈なスパイスが効いていてGreatな映画でした。8点(2004-09-04 16:32:42) 9. 打ち上げ花火、下から見るか? 横から見るか?(1993)<TVM> ひとつのセリフにいたるまで子供時代を回想させてくれるくらい繊細に作りこまれたすばらしい映画。8点(2004-09-01 21:55:15) 10. 鮫肌男と桃尻女 和製スナッチって感じでしょうか?自分にはかなり合っている映画でした。出演者全員のキャラが立ってて見ててぜんぜん飽きない。トイレでのあのアドリブでのやりとりが忘れられない。8点(2004-09-01 21:39:50) 11. 死ぬまでにしたい10のこと 淡々と、泣かせようとしない作りがよかった。そして何よりもカナダの片田舎の雰囲気がとてもよかった。家族の愛し方が深くて、素直で、見習いたいと思った。8点(2004-09-01 21:17:01) 12. Kids Return キッズ・リターン 《ネタバレ》 シンジをハメたあのボクサーに本当に怒りを感じたのは自分だけではないはずだ。それくらいのめり込めた。8点(2004-07-13 17:41:45) 13. [Focus]/フォーカス(1996) 浅野も白井も絶妙。キャラ作りが完璧にできてるのに感心した。全体にリアルな上、後半の浅野の迫真の演技が怖すぎる。8点(2004-07-09 15:36:10) 14. 青い春 青春映画ではバツグンに良い。 映像美・壊れ方全てが爽やかなブッ飛び具合。 松田龍平の演技も(いつも同じだけど)大好き。 ただ青木役の新井浩文がいかにもへたくそである。 一昼夜立ちっぱなし(あれは本物でしょう)の場面は根性あるな~と思ったが、セリフを言うたびに冷める。 今後に期待。8点(2004-06-12 19:41:49)《改行有》 15. 地雷を踏んだらサヨウナラ 浅野忠信のスキのない、完璧な役作り。重いテーマなのに主人公のキャラのおかげでコテコテじゃない、不思議な雰囲気の作品になった。 浅野忠信にしてはクレイジーじゃない、いい意味でノーマルな役・演技だったけれど、とってもいいです。 ただ現地の人たちの役の方々の演技がもうひとつなのと、(ビデオでみたため)最後の興ざめさせるような宣伝がマイナス。 あとは最後のスタッフロールは長さの関係上でヨロヨロしたスピードになったようですが、しっかりと踏みしめて走って欲しかった。 あとはやはり時期が時期だけに(イラクでのジャーナリストの死亡)いろいろと考えさせられた。8点(2004-05-30 15:10:56)《改行有》 16. スワロウテイル 《ネタバレ》 傑作。二作目とは思えないCharaの演技、いろんなストーリーの交わり、独特の雰囲気などなど・・ 特に最後のカセットテープを渡すシーンがすきです。 ただ微妙に長いかな・・もっと詰めて欲しいというのはありました。8点(2004-03-07 11:28:01)《改行有》 17. 地獄の黙示録 爆撃シーンを見るためのアクション映画だと思っていたため未鑑賞だったが、とんでもない。この作品を観て改めて、「視聴者に物事を考えさせること」こそ本来映画がすべきこと、映画でないとできないことだと再認識した。特に後半は音楽・映像・雰囲気作りの全てが絶品。ハリウッド映画にもかかわらずショッキングな映像を不自然に削除したり、挿入したりしていなかった点も素晴らしいです。もちろん爆撃シーンは語るまでも無く最高の出来。やはりまだまだCGは本物の模造の粋を超えていないことを実感した。ただもう少し一人一人のキャラクター(特にカーツとウィラード)を細かく描いて欲しかったのと、前半の無駄な部分を省いてほしかった(やはりこれができないのがハリウッドの弱点か・・それとも何らかの意図があったのか?)。あとはやっぱりこの邦題はダメでしょう。今後の見直しを考えて厳しめに7点。7点(2005-02-25 00:16:53) 18. 白痴(1999) こういう作品にレビューをすること自体ナンセンスだとは思うが、少なくとも見る価値はあることだけはいえます。10年間をかけただけあって原作を見事に映像化し、映像も素晴らしいが、いかんせんCGが・・あと5年あとに作っていればもっといいものになっていただろうだけに残念。(これは全ての映画の悩みではあるのだけど)橋本麗香にとってはデビュー作ですが、なかなかの演技でした。浅野忠信は言わずもがな。7点(2005-02-23 20:26:08) 19. ギルバート・グレイプ ちょっと強引なところが多々あったけど、そんなことどうでもよくなるくらい良い作品だった。日本映画ならアーニーが死んでしまっていただろうが・・やはりハッピーエンドは良い。(ものにもよるけど)ジョニー・デップ、ディカプリオの演技もすばらしかった。何度も出てくる抱き合うシーンが全て印象的で意味のあるものだった。7点(2005-02-23 12:50:52) 20. ブロウ 《ネタバレ》 どうしようもない男の救いようのない話。だけどそれだけに教えられることは非常に多かった。個人的には退屈も感じなかったし、ジョニー・デップやベネロペ・クロスにも良い作品を作ろうという意図が見えていて演技も悪くなかった。秀作。ちなみに弁護士のおかげもあり、彼は最後の事件後5年足らずで出所。すでに普通の生活を送っているそうです。7点(2005-02-23 01:04:24)
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