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【製作年 : 1990年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
1. さらば、わが愛/覇王別姫 《ネタバレ》 素晴らしい。以外に言葉がない。多少のストーリーの破綻など忘れさせてくれる勢いのある映画が名画なんだと思う。レスリー・チャンも彼しか出来ない妖艶な名演だったが、彼の子供時代を演じた子役が強く印象に残った。コン・リーは恐ろしさと懐深いおおらかさを併せ持つ不思議な存在としてこの映画に烈烈たる痛みをもたらした。彼女を時に憎み時に応援した。素晴らしい存在感だった。この映画の女役2人(蝶衣含)は両方自死を選ぶけど、それは男チェン・カイコーの身勝手な願望かな、という気はする。原作違うらしいし。10点(2004-06-12 21:06:01) 2. マトリックス DVDも購入し繰り返し見続けた作品。続編2作でどうでもいい哲学分野に入っていくわけですが、こちらは小さなレジスタンスの権威への戦いという普遍的な視点が貫かれ楽しめました。キアヌ・リーブスのネオはこれ以上ないはまり役。他の誰を思い浮かべてもピンとこない。10点(2004-06-11 21:49:33) 3. レザボア・ドッグス 久々に観てみてもやっぱりイイ。ピンク最高。10点(2004-06-11 20:17:59) 4. ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ 最初見たときはただサイコーって感じ。2度目見たときはよくできてるなぁと。9点(2004-06-12 21:14:19) 5. 12モンキーズ 《ネタバレ》 ブラッド・ピットはやりすぎ感あり。彼の知名度とルックスで重要人物に見えるストーリー的な引っ掛けがある部分も否めないのでミスキャストとは思わないけど、もう少し抑えて欲しかった気がする。それ以外は文句なしに大好き。伏線がキレイに収束していく様はすがすがしく、また、ラストの自分の死を見つめる少年の目、その少年を見つめるマデリーン・ストーの目、すべてが印象的でした。9点(2004-06-12 16:47:12) 6. ギャラクシー・クエスト ただただ最高に面白い。面白いからこそ、もう一つなんか欲しかったよう。それが何だか分からないけど、完璧すぎると物哀しくなってしまう自分の習性のせいなのかな…。 何はともあれサム・ロックウェルのナレーションが一番好きです。9点(2004-06-11 22:29:19)《改行有》 7. CUBE とても面白かった。それ以外に何も言うことがない。8点(2004-06-12 18:13:45) 8. マーズ・アタック! ピアース・ブロスナンが意外にシャレの分かるヒトだと分かったのが最大の収穫。急にボンドにも興味持ったりして、現金だな自分。トム・ジョーンズは本気じゃあるまいかと心配ですが。大丈夫だよね?8点(2004-06-12 18:09:38) 9. セブン 《ネタバレ》 そして犯罪は完成する。こういう映画って自分なら、と考えずにはいられないけど自分は殺さなかったと思う(思いたい)。調子に乗った正義漢を付け上がらせるのがもっともキライなので。フィンチャーはルールと本能の関係にすごく敏感な監督ですね。友達の多い人だと思う、なんとなく。8点(2004-06-12 15:12:40) 10. キャプテン・スーパーマーケット 《ネタバレ》 2に続きブルース・キャンベルとサム・ライミが生み出した奇跡。そこらのコメディよりずっと面白い。ラストは猿の惑星風の監督版より劇場公開版のほうが好きです。 8点(2004-06-12 00:11:04)《改行有》 11. 8mm 中盤までかなり引っ張られて観れました。ストーリーはよく出来ていると思います。映画に生き方指南を求める人には不向きですが、映画をただの映画として見れる方ならよく出来たサスペンスなので見て損はないです。終盤失速しますが、自分としてはこの題材で変に綺麗にまとめられちゃうよりよかった。7点(2004-06-14 14:09:49) 12. パリのレストラン 繰り返し見ています。穏やかな気分になりたいときに。7点(2004-06-13 21:58:50) 13. マイ・プライベート・アイダホ この作品があるからキアヌはどんなに駄作に出ようとも一生嫌いになることはないと思った一本。自分をスコット側に例えられる痛みといってもいいかも。欺瞞は感じる、でもご飯を食べたり洋服買ったりはその欺瞞の中でしか得られない。だからこそ欺瞞そのものを本気で楽しもうとするような。そのあきらめみたいな気持ちがとてもうまく表現されてるように感じました。マイクとスコットの差は生い立ちの差じゃないと思います。人生をどう捉えるかが違ってただけだと思う。母親に会うことで何かが変わる、という他者依存がマイクを、もしかしたらリバーを追い詰めたのかもしれないな、とか思ったり。7点(2004-06-12 19:04:42) 14. 殺したいほどアイ・ラブ・ユー 超豪華キャストに惹かれて観たら、かなり面白かった。ケビン・クラインの芸の広さには驚く。軽薄だけど憎めない、みたいな役を自然にこなせるのは彼ぐらいって気がする。キアヌはビルとテッドしてていい感じ。リバー・フェニックスはこの映画の役の彼が一番好きです。7点(2004-06-12 17:00:46) 15. ファイト・クラブ 《ネタバレ》 自分ならファイトするより北欧家具に囲まれていたいと思うけど…。DVDも買ったんですが見るたびに違う視点で見れる奥の深い映画。この映画のエドワード・ノートンは彼の地なのでは?と思わせてとても好きです。暴力的なものに憧れるけどあまり外れたところで生きていけない弱さを持つ、というか。いえ、映画はブラピと同一人物ですが。社会性と本能のどちらも持つのが人間なわけで、ラストはその二つを引き受けていく覚悟を感じ、よかったです。7点(2004-06-12 14:58:00) 16. スリーピー・ホロウ 《ネタバレ》 ホントに怖いのは人間のココロ…風のストーリーで紡いでいって、やっぱりオカルトなの!?というガックリがなくもなかったけどバートン映画に出てるジョニー・デップがとても好きなのでこの映画も嫌いじゃないです。7点(2004-06-12 13:18:52) 17. アメリカン・ヒストリーX 《ネタバレ》 これを観て何を思えばいいのか。ストレートすぎるメッセージは受け取ってから自分のものにするのが難しいです。大体解決してないしさ…。6点(2004-06-13 21:40:43) 18. ラウンダーズ 感想書きにくいストーリーでした。普通に面白いけど、それ以上じゃない。でもそういうのがクセのない万人むけのいい映画なのかも。アンチとかいなくて。6点(2004-06-13 17:45:40) 19. ブエノスアイレス ウォン・カーウァイ苦手な監督なんです。作為が強く出すぎてる気がして。でも絶対観てしまう。これはウォン・カーウァイの中では自然な気持ちで見れたほうの映画です。6点(2004-06-12 20:47:16) 20. ナインスゲート 雰囲気がおどろおどろしくてよかった。ジョニー・デップはいい年の取り方してるなあとこの作品で思いました。5点(2004-06-13 20:23:10)
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