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【製作年 : 1990年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
1. 愛人/ラマン ベトナムの空気、植民地の圧迫感、流れるショパン。見ててうっとりする映画です。が、何も残らなかった。「老い」たから何?原作者デュラスが82歳まで恋に仕事に元気でご存命だったことを考えると、そういうの言ってる自分が好きなんだろうなあと意地悪い見方をしてしまいます。少女は本当にショロンの男を愛したのだろうか。喪失の哀しみを愛と履き違えていないだろうか。ってか愛って何?4点(2004-06-14 14:34:32) 2. 8mm 中盤までかなり引っ張られて観れました。ストーリーはよく出来ていると思います。映画に生き方指南を求める人には不向きですが、映画をただの映画として見れる方ならよく出来たサスペンスなので見て損はないです。終盤失速しますが、自分としてはこの題材で変に綺麗にまとめられちゃうよりよかった。7点(2004-06-14 14:09:49) 3. パリのレストラン 繰り返し見ています。穏やかな気分になりたいときに。7点(2004-06-13 21:58:50) 4. アメリカン・ヒストリーX 《ネタバレ》 これを観て何を思えばいいのか。ストレートすぎるメッセージは受け取ってから自分のものにするのが難しいです。大体解決してないしさ…。6点(2004-06-13 21:40:43) 5. ナインスゲート 雰囲気がおどろおどろしくてよかった。ジョニー・デップはいい年の取り方してるなあとこの作品で思いました。5点(2004-06-13 20:23:10) 6. 赤い航路 ヒュー・グラントが、すごいことになってます。いえヒュー自体はすごくないですが、話を聞きながらソノ気になっていく…という観てる側の気持ちに沿うように作られたキャラクターをやっているんだと思います。が、そんなよく知らないオッサンのエロ話でコーフンすんなー、と終始ヒューの保護者視点で観てしまいました。ノレなかったです。愛って何ですか?5点(2004-06-13 20:11:48) 7. ラウンダーズ 感想書きにくいストーリーでした。普通に面白いけど、それ以上じゃない。でもそういうのがクセのない万人むけのいい映画なのかも。アンチとかいなくて。6点(2004-06-13 17:45:40) 8. ノイズ(1999) シャーリズ・セロンきれーい。この映画の彼女が一番美しいように思う。映画の評価って期待度に拠るところが大きいような。このキャストじゃなければ深夜テレビで最後まで見れて暇つぶせるぐらいの面白さだったと思うけど…変?4点(2004-06-13 15:37:32) 9. 上海グランド 男らしいハードボイルドなレスリー・チャンを見られる数少ない映画。かなりストーリーを端折ってるんだろうなーと思わせる性急で無理な展開だったが、ずっとドラマティックなので飽きずに見られた。香港のクリスマスという日本人には理解しがたい習慣も見れて文化的にも楽しいかも。5点(2004-06-12 23:13:01)(良:1票) 10. ディープ・ブルー(1999) 《ネタバレ》 あの人があっさり死んでしまったのには相当驚いた。セオリー無視です。5点(2004-06-12 22:08:13) 11. ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ 最初見たときはただサイコーって感じ。2度目見たときはよくできてるなぁと。9点(2004-06-12 21:14:19) 12. さらば、わが愛/覇王別姫 《ネタバレ》 素晴らしい。以外に言葉がない。多少のストーリーの破綻など忘れさせてくれる勢いのある映画が名画なんだと思う。レスリー・チャンも彼しか出来ない妖艶な名演だったが、彼の子供時代を演じた子役が強く印象に残った。コン・リーは恐ろしさと懐深いおおらかさを併せ持つ不思議な存在としてこの映画に烈烈たる痛みをもたらした。彼女を時に憎み時に応援した。素晴らしい存在感だった。この映画の女役2人(蝶衣含)は両方自死を選ぶけど、それは男チェン・カイコーの身勝手な願望かな、という気はする。原作違うらしいし。10点(2004-06-12 21:06:01) 13. ブエノスアイレス ウォン・カーウァイ苦手な監督なんです。作為が強く出すぎてる気がして。でも絶対観てしまう。これはウォン・カーウァイの中では自然な気持ちで見れたほうの映画です。6点(2004-06-12 20:47:16) 14. マイ・プライベート・アイダホ この作品があるからキアヌはどんなに駄作に出ようとも一生嫌いになることはないと思った一本。自分をスコット側に例えられる痛みといってもいいかも。欺瞞は感じる、でもご飯を食べたり洋服買ったりはその欺瞞の中でしか得られない。だからこそ欺瞞そのものを本気で楽しもうとするような。そのあきらめみたいな気持ちがとてもうまく表現されてるように感じました。マイクとスコットの差は生い立ちの差じゃないと思います。人生をどう捉えるかが違ってただけだと思う。母親に会うことで何かが変わる、という他者依存がマイクを、もしかしたらリバーを追い詰めたのかもしれないな、とか思ったり。7点(2004-06-12 19:04:42) 15. CUBE とても面白かった。それ以外に何も言うことがない。8点(2004-06-12 18:13:45) 16. マーズ・アタック! ピアース・ブロスナンが意外にシャレの分かるヒトだと分かったのが最大の収穫。急にボンドにも興味持ったりして、現金だな自分。トム・ジョーンズは本気じゃあるまいかと心配ですが。大丈夫だよね?8点(2004-06-12 18:09:38) 17. スリーパーズ テレビで見ました。ケビン・ベーコンすごすぎ、ますます好きになりました。それ以外はブラピが出てたことさえもほとんど覚えてなく、最近ビッグ・フィッシュ見てビリー・クラダップいいなあ、何でてるんだろと思ったらコレに出てるらしいので、話を思い出そうとしているところです。出演者に特別な思い入れがないと印象の薄い映画かも。5点(2004-06-12 17:13:49) 18. 殺したいほどアイ・ラブ・ユー 超豪華キャストに惹かれて観たら、かなり面白かった。ケビン・クラインの芸の広さには驚く。軽薄だけど憎めない、みたいな役を自然にこなせるのは彼ぐらいって気がする。キアヌはビルとテッドしてていい感じ。リバー・フェニックスはこの映画の役の彼が一番好きです。7点(2004-06-12 17:00:46) 19. 12モンキーズ 《ネタバレ》 ブラッド・ピットはやりすぎ感あり。彼の知名度とルックスで重要人物に見えるストーリー的な引っ掛けがある部分も否めないのでミスキャストとは思わないけど、もう少し抑えて欲しかった気がする。それ以外は文句なしに大好き。伏線がキレイに収束していく様はすがすがしく、また、ラストの自分の死を見つめる少年の目、その少年を見つめるマデリーン・ストーの目、すべてが印象的でした。9点(2004-06-12 16:47:12) 20. セブン 《ネタバレ》 そして犯罪は完成する。こういう映画って自分なら、と考えずにはいられないけど自分は殺さなかったと思う(思いたい)。調子に乗った正義漢を付け上がらせるのがもっともキライなので。フィンチャーはルールと本能の関係にすごく敏感な監督ですね。友達の多い人だと思う、なんとなく。8点(2004-06-12 15:12:40)
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