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【製作年 : 2020年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
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1.  新幹線大爆破(2025) 《ネタバレ》  いきなり最後の話をするが、燃料を積んでいない「電車」はたとえダイナマイトで爆破されてもあんなに炎と黒煙が立ち上るのか、ちょっと特撮の爆破シーンっぽく見えてしまう。(まあ、そのとおりなんだけど)  そんな若干やりすぎな所もあるが、他の映像部分は文句なし。前作(1975年版)での新幹線の並走シーンと比べるともう本物としか見えない。本来入るはずのない反対路線にギリギリですれ違い入るシーンは前作踏襲で、今回は先頭車両が擦って損傷するというリアリティが見事。だが、後に本作が75年版の地続きの話と明かされた時に、それじゃあこの同じ展開はどうなの?な感じになるのは否めない。偶然50年前の無茶な大英断をなぞったというのか。外に逃げるところがないのは分かるけど。  そんな事とは別に、人々のドラマ部分では、犯人が途中まで明かされない。その部分も前作に引っ掛けており、凝っているように見えるが内容的に強引で「あの名作を傷つけた感じ」がするのが若干残念でもある。まあこれは、新しいゴジラ映画の中での「初代ゴジラが上陸してから数十年後の世界」としたが、それがあまりうまく機能していないという状態よりかは、幾分マシだが。  さて、その部分。犯人の親の壊れ方(特に自分の娘に対する仕打ち)が稚拙すぎて、現実味がない。前作での「社会に対するモヤッとした」感じ・憤りのような気持ち。当時子供だった自分が少し大人になってやはり感じた、社会に対する怒りのようなモノが、一因だったと思う。決して会社が行き詰まっただけの犯行とは思えなかった。だが、今回の犯人の事情は、あまりに特殊・個人的で共感はできない。あるいは今の若者達が、こんなふうな(どんなふうだ?)圧迫・閉塞感を感じているというのだろうか? そしてその親に復習を成し遂げたなら、彼女はもう死ぬ必要はなくないだろうか?  もっとヤボな事言うと、なんとか彼女の電波をシールドする事は出来ないのだろうか?とか、スマホはどうやってその電波を捉えているのだろう?それを停止したり出来ないのか?とか考えてしまうのだが、まあ野暮です。  問題の女子高生、どこか見た気がすると思ったら『おいしい給食』のパンをあげる少女だったのだね。数年しか経っていないはずだが、やっぱり美人になる顔だと思ったよ。[インターネット(邦画)] 7点(2025-05-12 20:29:24)
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2.  劇場版 おいしい給食 卒業 《ネタバレ》  これはTVシリーズseason2の後の物語・卒業編という形だが、基本的には前作と同じ。  かつて、私のちょっと上の世代の人は、給食の特に脱脂粉乳のマズさを嘆いていた。私の時代にはもう普通の牛乳だったが、相変わらず必ずパンと牛乳世代。米飯が出てきたと同時くらいに給食を卒業した。給食には色々と問題があった。当時世間で問題視されていた「先割れスプーン」が、本シリーズでは肯定的(むしろ甘利田は賛美)しているのに驚く。(あれでスパゲティを巻けたことは一度もない)  教育委員会の海坊主(もちろんあだ名)のもとに乗り込んだ神野を救い出した甘利田の演説と、呼応する給食センター主任の寄稿文が良い。『おいしい給食』というタイトル、面目躍如といったところか。また、今回もヒロイン(というよりもう「マドンナ」)とのすれ違いの仄かな恋物語と、その顛末が心にしみる。   シリーズ最終回で神野に栗をもらった甘利田が、今回逆に神野にロールケーキを譲り二人はとうとう対等になったように思う。対等というよりかは”並び立った”感じ。次シーズンのキーワードで言えば「友達」ということになるのだろうが、それともちょっと違う。ああ、あの刑事ドラマの「青島」と「室井」に近いのかな?室井は神野の方だが。  そして、今回は甘利田が次にどこに行くのかが示される。こうやって、この人は日本中を回って、土地土地の女性教師の心を揺さぶって、給食を食べまわるのだろうか?そんなシリーズ物になったら、最後まで付き合っちゃうと思う。  かつて日本にはそういう映画があった。日本中を旅しながらマドンナに振られ続け、人々を笑わせた人。教育委員会と戦いながら、生徒と歩み続け、ヒロインを揺さぶり続ける教師の物語。そろそろ新しい寅さん映画が誕生してもいいのかも[DVD(邦画)] 7点(2025-05-06 12:54:28)《改行有》

3.  劇場版 おいしい給食 Final Battle 《ネタバレ》  TVシリーズは面白く観れた。「給食道」とでもいうものを極めてゆく、教師と生徒の物語だった。  多分だが、『孤独のグルメ』が切り開いたのであろう「個食モノ」とでも言うジャンル(?)の学校版。学校の給食だから「個食」ではないのだが、神野ゴウという生徒は他の生徒とは違い、一人で給食に工夫をこらしてより美味しい食事を目指している。半ば先生を煽るような所も面白い。これまた給食が楽しみでしょうがない甘利田先生は、その楽しみさが体中から溢れてしまって、食べる前に踊ってしまっている。この描写と、実際に食しているときの大袈裟なリアクションが、本作の特徴で醍醐味だ。これを醍醐味と言えるようになるには、何話かのTVシリーズの視聴が必要かもしれない。特に、”突然歌い出すからミュージカルはダメ”、というタイプの人には到底受け入れられないだろう。ワタシ的には、この描写はミュージカルの歌と同じように、登場人物の感情表現だと解釈していたが、後のseasonでそれが裏切られ驚くのはまた別の話。  シリーズ当初はただ張り合うだけに見えた先生は、次第に神野ゴウという生徒の心に近づいていく。最終話では、県内初の米飯給食のおむすびを、二人で食べるというまでに至ったが、本作での最後の食事が弁当になってしまっているのが悲しい。それどころか神野は(家庭の事情でもあるのか)弁当を持参せず、先生とカップ麺をすする。  生徒会長選挙弁論の騒動の果てに、神野が放送で吐露した「みんなと食べるから美味しい」というのは、感動的ではあるが、まあ想像の範囲内。だが、二人で食べたカップ麺を神野が「美味しいんですね」と結実する最後に胸熱。  TVシリーズのヒロイン、御園先生との儚い恋物語はまさかの展開だったが、その話が劇場版4作目で進むのかどうか・・・。期待が高まる。[DVD(邦画)] 7点(2025-05-06 12:53:21)《改行有》

4.  劇映画 孤独のグルメ 《ネタバレ》  映画の主人公は確かに井之頭五郎なのだが、お話の内容は孤独のグルメじゃない感じがする。というか、年末にやるスペシャルである。スペシャルではよく頼まれ事を断れない人の良い五郎さんだが、いくらなんでも昔飲んだスープを飲みたいなんて、無理に決まってる。味なんて、人に伝えたり聞いて理解するのが一番無理なジャンルのモノではないだろうか。そういうことを独特の表現で(心のなかで)呟くのが孤独のグルメの面白さだというのに 。  始まりこそパリから始まるが、結局活動の殆どは日本と韓国。それほどのスケール感も出てはいない。  そして劇中の五郎さんの行動があまりにも愚かで驚く。パドルボードの冒険もそうだが、知らんキノコなんか食っちゃいけないものの代名詞だ。長年見続けてきて、それなりに好感度高いキャラクターなんだから、あんまりバカっぽくしないで欲しいなぁ。  さてお話の中心のスープだが、最初の老人の話から和テイストを想像していたのだが、五郎さんの頭の中では中華のラーメンスープと結びついたらしい。尋常でない違和感。ラーメン屋再生の話をやりたかったのか?というか『タンポポ』オマージュだってラジオで松重さん語っていたが、無理筋だろ。最後にお店ロゴの入った丼とスープを内田有紀に送ったのは良かった。安易に復縁しないのもホッとした。  なんだか気に入らないことばかりなのだが、井之頭五郎というキャラクタの新たな活躍に6点あげちゃいます。結局好きなんだな。[映画館(邦画)] 6点(2025-01-12 16:19:56)(良:1票) 《改行有》

5.  リボルバー・リリー 《ネタバレ》 物語は一応あるんだろうけど、何かただ撃ち合ってるだけ感がすごい。それもリリーの銃撃は正確に当たるのに、陸軍の連中の銃撃がまったくお粗末に当たらなくて、流石にげんなりする。それにリリーが不死身すぎて、「十三人の刺客(三池版)の「山の民」を思い出した。あんなに心臓近くを深く刺されたら、死ぬだろ。その前に何発撃たれてんだよ。 話としても、もともと陸軍の武器を売った金が元手で増えた資金を、海軍が独り占めにするのもどうかと思う。この後は妄想だが、海軍は資金ができて軍艦作れてよかったかもしれないが、陸軍はその割りを食って大陸で勇み足をしちまったかも知れんじゃないか。まあ、妄想だが。 助けた少年が、愛した人の子供だとかも偶然が過ぎる。派手な銃撃戦のアクション映画なら、もうちょっと爽快感というか「スッキリ」させてほしい。[DVD(邦画)] 5点(2024-03-31 18:46:08)《改行有》

6.  ゴジラ-1.0 《ネタバレ》  映像的にはもう文句なしでした。ゴジラの軍艦の破壊具合など見事だし、二艘の艦がギリギリすれ違うところの迫力・緊張感もよかった。だが、クリエイターというのは何か自分のオリジナルを見せたいのか、熱線を吐くときに背びれが飛び出てくるのだが、これがまたイキモノ的じゃなく余計な感じ。  物語は戦中から始まっているけれど肝心のゴジラ上陸が戦後数年たっているため、オリジナルの時間とすごく近く、‐1というより‐0.5くらい。和光の時計台を壊したかったからなのか、職務に殉じる放送局員を描きたかったからなのか知らんが。(初代が壊して怒られた時計台は、今回かろうじて時計部分が残っていて、ちょっと笑う)・・・と書いて調べたら現時計台はすでに昭和7年に完成しているから、話は戦前でも良かったと思う。でも多分、東宝としてはゴジラは核兵器と絡めないといけない縛りがあるんだろうなあ。まあ民間人がゴジラと戦うというのはこの瞬間の時代しかないか。  人間側ドラマは、特攻の生き残りとか戦争孤児を育てるとかありがちではあるが、そのベタさ加減はやはり『三丁目の夕日』的なのだが、やはりかの作のごとく泣かされてしまう。殊に浜辺美波の最後のセリフがいいなぁ。ちなみにこの電報を青年に知らせる時の安藤サクラの芝居はすごく、こういうオバサンいるよなあ、と思わせる。 【追記】  観たばかりの興奮冷めやって、観ていたときの気持ち少し思い出しながら、追記。 大戸島のゴジラ、これも貴重だが、島民の人たちが最初に出会ったゴジラ、伝説のもとになった事件をちょっと見たかった。-1というからには、その辺が描かれるのかとちょっと期待した。  神木くんが大戸島で機関砲を撃たなかった描写は、もうちょっと納得できる理由が見たかった。もっと恐れて逃げ惑う様とか。まあ、あんな生き物を眼の前で見たら、動けないとは思うけどね。  さて、東宝(いや、海外産も含めてか)のゴジラの絶対的アイデンティティである、核兵器のメタファとしてのゴジラとしては、恐らく大戸島の時より成長している、ということなのかと思うが、そのへん判りにくい気がしていた。  さて、これは他のレビュワー様のレビューを見て、思い出したのだが、私も見ているときに民間人でありながらゴジラに立ち向かう人々の顛末を観て、「コレ、指摘されんだろうなあ」と思っていた。私自身はそれほど軍国的な感じもせずに観たが、ここの場面の盛り上がり方が危うい感じは否めない。ただし、最後に民間船の集団が大挙して応援に来るシーンは、なにか既視感があり(『ダンケルク』だったかな?)それでも感動的なシーンだったのを考えると、要は最終的な組み上がりなんだな、思わざるを得ない。例えがわからないかもしれないが、横溝正史が「トリックの斬新さはそれほど重要ではない」と外国ミステリを読んで思い至った、というのと似ているのかも知れない。  イロイロと思うところはあっても、今作は『シン』よりかは、ものすごく王道で真っ当な正統派ゴジラであり、初代と同点をつけるだけの傑作であることは間違いないと考えている。[映画館(邦画)] 9点(2023-11-07 05:35:42)(良:3票) 《改行有》

7.  名探偵コナン 黒鉄の魚影(サブマリン) 《ネタバレ》 今回は私の好きな少年探偵団たちの活躍はないのが寂しいが、組織と灰原(とコナン)の正体に迫る割とシリアスな物語だから、その方が良かったのかもしれない。 歳をとっても安定できる顔認証システムというのが、コナン(灰原)にとって致命的な障害になる話で、今回は灰原哀の正体がバレて彼女が攫われる。面白い展開。灰原哀が攫われるシーンでの僕らのお姉ちゃん・毛利蘭の活躍もスゴ楽しい。黒の組織の連中と互角に渡り合う蘭姉ちゃん、カッコよすぎ! 絶望的な「潜水艦の中に拉致」という状況は、流石に多くの協力者がいないと何ともならなくて、若干ご都合的にも思えるが、外に出てからの救出時の呼吸器のやり取りからの、最後の「返したわよ、あなたの唇」の展開にはちょっと涙した。 ここんところのコナン映画の中では、かなり良い部類だと思った。 ただなぁ、最後に正体を明かすあの人、何のためにそんな事したん?[映画館(邦画)] 8点(2023-04-16 16:06:36)《改行有》

8.  沈黙のパレード 《ネタバレ》 やっぱり、「容疑者Xの献身」を超えるのは難しいのだなあ。 科学的なトリックは、目新しさとか一切なく、湯川先生の葛藤的なドラマもなく、草薙くんの苦しさは描いているものの、それはそんなに迫ってこなくて。 そして一番不満なのは、真犯人が被害者家族経営の居酒屋に常連としてシレっと通い続けているの?そこに何のドラマも葛藤もないの?そこ、描かいの?と言うことだ。 物理学者としての才能とは別の部分で感動のドラマを魅せた「容疑者X」。これは物理学者探偵としてのドラマの敗北ではないのかな? あれを超える次の作品を期待しています。[DVD(邦画)] 6点(2023-04-02 00:04:55)《改行有》

9.  鬼滅の刃 上弦集結、そして刀鍛冶の里へ 《ネタバレ》 遊郭編の最後の2話は本当に感動的で大画面で観ると涙を誘う。 さて、刀鍛冶の里編の第一話、鬼舞辻無惨の「無限城」の描写は流石に見事なCGで、そこに登場する上弦の鬼たちは(原作未読な身の私には)ワクワクする展開でした。それに、今となっては我々の好感度上々の煉獄さんを倒した猗窩座(一発変換、驚くね)の、上弦内での立場など、興味深かった。 一方、その場面以降の画面は、蝶屋敷内の単純な絵柄が多く、まあそうバランス取るよね、的な感じも否めない。 その辺の平均的な感じで、6点かな?[映画館(邦画)] 6点(2023-02-16 19:54:12)《改行有》

10.  大怪獣のあとしまつ 《ネタバレ》 全体的には世間が言うほど悪くはないと思う。でも、小劇場の芝居を見ているような、、訳の分からない例え(これ、オモシロのつもりでしょうね?)とか種類の違うキノコだとかのギャグがサムい。小さな小屋の芝居では時間・空間の「共有感」が観客にバイアスを掛けて笑いや共感を得られるが、もっと大勢で多様な観客を集める映画で、これは多分無理だろう。 それと、真面目にシミュレーションしているつもりになってるかもしれないが、怪獣の生き物としての研究・考察とか、それを一撃に解決した「光」についての国家組織としての追求などが描かれておらず、不満が残る。、怪獣がどこから現れて何をしたのか何もわからない。わかっているのは足跡が一つあるだけ。実は突然あの河原に現れた怪獣を突然現れた光から現れた「人影」が連れ去る、というのを見て当然我ら世代の人間はウルトラマンを想起するが、ベータカプセルっぽいスマホなどを含めて、卑怯な気すら覚える。 悪くないなどと言いながら、文句ばっかりになってしまった。[DVD(邦画)] 4点(2022-07-18 10:37:31)(良:1票) 《改行有》

11.  シン・ウルトラマン 《ネタバレ》  『SPACE BATTLE SHIP ヤマト』を思い出しましたよ。(艦内の描写を除いて)ヤマトのビジュアルは良かったのに、他の部分がダメダメだったアレ。今回の美しい銀色の巨人のビジュアルは最高でしたが、ドラマの部分が何だか。大体科特隊(面倒くさいので以降この表記)が、何ら実効的な役割をしないのはどうよ?自衛隊という戦力を実際に指揮する、その上に位置する人たちとは思えない感じ。ゼットン戦の時も分けの分からない計算によって「マルチバースへの僅かな繋がり」で成し遂げるのは、やっぱりウルトラマンの力。原作で描かれたように、地球人自らの力で驚異を防がなければ、ウルトラマンという物語の真の系統として語られないよねえ。  まあ、そこは我慢するとしてもだ、どうしても受け入れられないのは、昔雑誌に乗った間違い記事を「うまく取り込みました」的なオタク趣味で、光の国の人たちの性格を捻じ曲げたことだ。地球人が大量兵器になりうるからって、人類のみならず、他の生き物を含む地球全体を、いやいや太陽系全体をもろとも焼き払うって、ユダヤ人を殲滅しようとしたあの男よりも極悪人だろ。しかも何?怪獣たちも彼らが昔仕込んだの?  途中まで結構楽しく見れたのだが、最後に強烈に腹がたつんだよなあ。  でも、このビジュアルに7点あげちゃう私は、もうどうしようもないウルトラ世代です。[映画館(邦画)] 7点(2022-05-29 18:36:24)《改行有》

12.  科捜研の女 -劇場版- 《ネタバレ》  まあ、いつもどおりの普通の「科捜研の女」だった。過去このシリーズに出て榊マリコに関わった人たち(元旦那とか元上司、元同僚に父親・母親など)ゲストが盛りだくさんで豪華なのだが、だからと言って物語が面白いかというとそういう事にはなっていない。  つい最近、ネットの芸能ニュースなどで、このTVシリーズの終了が盛んに囁かれていたが、同様の東映制作の刑事ドラマ「相棒」と並んで終わるべき時期なのだと思う。相棒の方にも言えることだが、科学技術(相棒の方は主人公そのもの)が、超人的完璧になりすぎて、「この人・この技術の活用の仕方、すごい!」とならないんだよなあ。何キロにも及ぶ素粒子の都市地下施設を使って、唾液を検出しました。だからあなたが犯人です!と言われても、「はぁ・・・お金かけましたねぇ」としか言えない。また、件の毒性に対する解毒の解明も超ご都合主義で呆れる。  マリコの死ぬ死ぬ詐欺に関しては、まあお約束といえばそうだけど、死ぬと思ってる人はいなかったろうし、あの飛び降りをする必要すらなかった。(犯人現場に来てるんだから、取り押さえろよ)もっと言うと、また撮影所ネタで切り抜けたかと。 最近終了したTVシリーズの最後に、もう終わることを匂わせた演出があったが、これも終わる終わる詐欺ではないかと心配している。[DVD(邦画)] 4点(2022-05-01 19:06:44)《改行有》

13.  STAND BY ME ドラえもん2 《ネタバレ》 タイムマシンなど妙にメカニカルすぎ。若い頃のママが結構カワイイ。おばあちゃんパートに何かイライラ。のんびり過ぎない?  基本的にはおばあちゃんの思い出だが、実は原作はもうとうに忘れているのでのび太の結婚式にまで話を広げていたのかどうかはわからない。だが、結局はのび太の話の終着点は、またもやしずかちゃんとの結婚なんだと考えると、なんだか考えちゃうな。結婚はゴールではないとかいう言葉を思い出す。今回は(前回にもあったかもしれんが)運命を曲げられたジャイ子が、結婚披露宴にイラストを展示するという形で参加している。幸せになってねジャイ子。  今回のび太の命名に関する話が出てくるが、そういえばドラえもんを連れてきた子孫はセワシ(忙しい)くん」だったのを思い出した。流石に「のびのび」という言葉まではいけなかったか。[DVD(邦画)] 6点(2022-02-11 17:30:50)《改行有》

14.  劇場版 鬼滅の刃 無限列車編 《ネタバレ》 TVシリーズを何とか見終えての鑑賞。原作は未読。 TVシリーズは結構面白く見れた。終盤の、柱とかいう連中のいけ好かなさは半端じゃないのだが、その中でも好感が持てる炎柱の人が、やられてしまうのは残念だった。列車の中でちょっとだけ”強い描写”があったが、もうちょっと圧倒的な強さを見せつけて、主人公たちと幾度か戦いを共にしてから死んでもよかったろうに。 さて、この作品世界は大正時代の日本らしく、街の様子・人間社会の様子も日本らしい。鬼も日本情緒豊かだったのが、いい世界観だったのだけれど、今回の列車と一体になったとかいう化け物はそういった感じが薄く、ただの怪物っぽい。それと”呼吸で刺された傷を止血”とか、だんだんチートというか荒唐無稽な感じになってきて、少しげんなりするのも事実。 そういえば鬼滅隊の隊服は鬼には破れないとか言ってなかったっけ? 最後に関係ない所だけどすごく気になった事。これ書いた人浅草十二階はピサの斜塔のように斜めになってると思ってない?[DVD(邦画)] 7点(2021-08-23 13:42:13)(良:1票) 《改行有》

15.  名探偵コナン 緋色の弾丸 《ネタバレ》 もう原作もTV版も見なくなって久しい。だから赤井秀一の家族などと言われて腰が抜けそうになった。本作ではそういう人の為にか、とりあえず説明はあるのだが。小さくなったお母さんが何を狙っている人なのか、なぜ妹には「知らぬ人」なのか、よく分からん。 何より「名探偵コナン」という物語が、赤井秀一(ホントはそのファン?)のせいで世界の違うモノになってしまった感じがする。確か60巻くらいまで読んでいたはずの原作では、本格推理にラブコメ的な要素をもったミステリ作品だったはずで、さすが「コナン」の名を冠していると思っていた。稀代の名探偵が荒唐無稽な物語に駆り出される感がなんとも「江戸川」的でそれはそれで納得するしかないのか。 本作で気になったのは、ことの発端の事件の本当の動機がよく分からないこと。WSG(オリンピックって言葉が使えなかったんだな)商業化へのアンチテーゼということだが、人質解放と撃ち殺しの差は何だったのか?今回の事件を大きくするための方便みたいに見える。 さてもう一つ、劇中でこの赤井秀一がとんでもない射撃をするのだが、いくら空気抵抗がなくたって、重力の影響はないのかとか、軌道が曲がってないのかとか、列車の中で急速に弾丸が影響されるんじゃ?とかイロイロと納得しにくい。 さて、その後の止まらない列車のスペクタクルだが、もう何でも許すしかないがコナン君、先頭でボール膨らまさないほうが安全だったのでは?アレのおかげで列車グッチャグチャに脱線したでしょ。[映画館(邦画)] 6点(2021-08-23 13:38:51)《改行有》

16.  ゴジラvsコング 《ネタバレ》  日本の最初のゴジラシリーズは途中から荒唐無稽な「怪獣プロレス」と呼ばれる路線になって、次第に飽きられ呆れられ、見向かれなくなった。ハリウッドが作るゴジラもとうとうタダの怪獣プロレスに堕ちたかと思われる。……前作からか。特に周りの人間のドラマがもうどうでも良くて、変なマニア(?)たちの行動とか、なんとも思わなくなりましたよ、ワタシも。  コングのアイデンティティ(と私が思っている人間の女に好意を持つ心)に関しては、相手が少女になって遂に両想いとして成就したのには驚くが、コングの物語としてはそれをやったら大団円で終了な気がする。  映像的に現代的な超高層ビルのガラス壁面を粉々に破壊する両巨獣の描写は見事で、「プロレス」ではなくそういった破壊衝動的なモノを揺さぶられる。(でも生身の生き物だから、特にコングにはガラス痛かったんじゃないかな?等とも思わせる)  ただ、メカゴジラは必要だったのか?あれがキングギドラ由来でゴジラのカッコをしているのとか、確か日本のVSシリーズだったかに、それをこじつけた話があった気がするが。それでも細かい描写の仕方がうまくて、鱗っぽいものがガチャガチャ動くのとか、巧いものだと思う。[映画館(字幕)] 7点(2021-08-23 13:37:14)《改行有》

17.  浅田家! 《ネタバレ》 面白かった。 最初、普通に変わった写真家の話と思ったが、東北震災に絡んで次第に写真というものを考えさせられるあたり、元カメラ青年だった自分にはグッと来るものがあった。やっぱり、写真って、被写体力と被写体への愛なんだと改めて思い知らされる。 そういう意味でも、この映画の真の被写体は「家族」だったのだろう。 最後に冒頭の顛末のオチが明かされるが、それはどうよ?若干の不謹慎さを感じてしまう。半身不自由なのはリハビリできたのか?[DVD(邦画)] 7点(2021-03-29 05:36:41)《改行有》

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