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【製作年 : 2000年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
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1.  硫黄島からの手紙 この映画は戦争映画ではない。ヒューマンドラマだ。 クリント・イーストウッドが描きたかったのは戦争ではなく、戦争という状態における人間だと思う。 だからこそ、派手な戦闘シーンはないし、戦略についても多くを省いた。 そして、その描き方は見事に成功している。 この映画を見たほとんどの人間がこう感じたと思う。 「見ていて、つらい。」 それは、この映画が受け手にあまりに鮮やかな恐怖と悲しみを与えるからだ。 さらに受け手が日本人の場合、自分とたった二、三親等しか離れていない日本人が、国のため、家族のために、このような状態の中で戦い、命を落としたという事実が恐怖と悲しみを増幅させ、そして徹底的に人にフォーカスした描き方が、この映画を追体験から”原体験”に昇華させる。 私はこの映画を見ていて、涙が止まらなかった。それは悲しいという感情だけではなく、言葉にできない、何か他のものがこみあげてきたからだったように思う。 私は戦争には反対だ。 だがたった数十年前に、死を賭してこの国を守ろうとした人間達がいたことを、絶対に、絶対に忘れてはならないと思った。 また、イーストウッド自身が「この映画は邦画」と言っていたが、まさに邦画だった。 この題材を使っても、今の日本映画界ではまともな映画は撮れないのだろう。 日本人の代わりにこの素晴らしい映画を撮ってくれたイーストウッド監督にありがとうと言いたい。[映画館(邦画)] 10点(2006-12-28 14:49:42)(良:2票) 《改行有》

2.  ターミナル 「空港に住んでる男」が先に来て、そこを無理やり盛り上げようとしたという感じ。盛り上げ方がまさに「ハリウッド映画の文法を使っている」という感じで、見え見えすぎて辟易してしまった。つまらないわけではないのだが・・・。「ハリウッド映画の盛り上げ方」を学びたい人にはいい映画かもしれない。 トム・ハンクスが妙にうそっぽく見えたが、キャサリン・セタジョーンズはかわいいかった。[DVD(吹替)] 5点(2006-10-18 23:22:00)《改行有》

3.  交渉人 真下正義 《ネタバレ》 『踊る大走査線』の型を使って、アニメ映画『機動警察パトレイバー -The Movie- 』と洋画『交渉人』を混ぜて焼いたら盛大に失敗してしまいました、という映画。 交渉人と銘打っているのに、交渉の時間が非常に少なく、数少ない交渉時間でも真下は犯人に呑まれていて、最終的にはなしくずし的に勘で解決というひどさ。 欠点を挙げるなら、まず、せっかく盛り上げて、観客を引きこまれかけているところで出る「空気を読めない」ギャグ。話の腰をへし折ってくれて、観客の関心を逸らしている。 次に、登場人物のキャラの立て方。リアリティを付与したいのだろうが、それが中途半端でかえって薄っぺらく感じてしまい、犯人も含め、現実味がまったく感じられない。 カメラワークも凝りすぎていて鼻につくし、主役のユースケ・サンタマリアの演技も酷い。ユースケは真下正義ではなく、ユースケ・サンタマリアにしか見えない。 挙句の果てにオチが最悪。犯人はなんか知らないけど事件前に死んでて、なんか知らないけど最後には自殺?そんなので観客が納得するわけないだろう…。 そして何より、『交渉人』と銘打った知的なはずの映画の事件の謎解きのほとんどが勘というのはあまりにもひどすぎる。 犯人の居場所?勘。爆発の回数?勘。 『超能力刑事 真下正義(と仲間の超能力刑事達)』にすればよかったのに。[DVD(字幕)] 4点(2006-10-01 06:06:49)《改行有》

4.  ミリオンダラー・ベイビー これはボクシング映画ではない。幸福論の映画である。メインテーマは、幸福な人生とは何か。その問いかけが、見ているものがスルーしてしまうほど浅すぎもせず、かといって、説教臭さを感じさせるほど深くもない。絶妙の深さで止まっている点が、アカデミー賞を取った一因の一つではないだろうか。 丁寧に作っているので観客をあきさせないし、光と影にこだわったカメラワークはすごく印象に残る。役者の演技も皆光る。 特にイーストウッドが普通に演技していたのに驚愕!この人ってやろうと思えば普通に演技できるんだと思った(笑) ただ、あまりにも、あまりにも話に救いがなさすぎる。 心に残る映画ではあるものの、後味が最悪。もう二度と見ようとは思えません・・・。[DVD(吹替)] 8点(2006-05-17 18:05:12)(良:1票) 《改行有》

5.  パッション(2004) キリスト教信者以外は見てはいけない。大学で宗教学を学んでいたし、ある程度ではあるけれども、キリスト教の知識を持ちながら見た。それでも全然おもしろくない。わざわざアラム語を使う必要があるのか疑問だし、まとめ方も下手糞。伝わってくるのは、「イエスは信心をもって拷問に耐えましたよ、でも殺されてしまいましたよ。その情熱は偉大ですよね!?」ただそれだけ(まあ、きっとそれが言いたいのだろうが)。キリスト教信者の、信者による、信者のための映画。・・・いや映画とすら言えない。こういう映像が取りたいならドキュメンタリーでも作っていてください。[映画館(字幕)] 2点(2006-04-11 21:58:24)

6.  ふたりにクギづけ いつもファレリー兄弟の作品に出てくる障害者を主人公に据え、兄弟愛と夢を描いたハートフルコメディ。 さて、障害者についてだが、『メリーに首ったけ』のレビューでも書いたが、障害をあくまで「一人の人間の持つ個性」として描くのがファレリー兄弟の映画の特徴。どの作品も、毎日を楽しく、いきいきと生きている「ハンデを持っているにすぎない、一人の人間」を爽やかに描いている。現に、この映画を作る前から、障害者の方からファレリー兄弟に感謝の手紙やメールがたくさんきているそうです。 この映画では、障害者が主人公ということで、その点を丁寧に描くことができ、その結果障害者蔑視だ、などという見当はずれな感覚を誰にもあたえないことに成功している。 映画自体は、ファレリー兄弟はテーマの全てを優しさで包み込み、うまくまとめている。ただ、彼らの作品としてはあんまり笑えないし、もう少しパンチをきかせてほしかったかな。お得意の下ネタも手加減気味だったし(笑) [DVD(吹替)] 8点(2006-04-11 18:25:06)《改行有》

7.  千年女優 《ネタバレ》 最後の一言が不評なようですが、僕はハッとされました。矢面に立たされることの多いナルシシズムですが、それを見事に擁護し、ナシシシズムをバッシングして、物質的なもの(人も含む)を賞賛する人達に、一撃食らわせる、見事な展開だったと思います。 ナルシシズムに生きる人生もありなのでは、いや、それこそ幸せなのではないか。求めるものが手に入る入らないは関係ない、それを求めて生きる人生そのもの自体が、幸せな人生なのではないか。手に入ってしまえば、もう追い求めることもなく、ただ老いさばらえていくのですから。「満月ではなく、その一日前の月が好き」と鍵の君が言っていましたが、それこそがこの千代子の生き方、そして監督の幸福についての思想を形容しているのでしょう。よくやった監督!! ・・・と、その点だけでみれば10点つけられるのですが、映画としてみると似た展開が多すぎて正直途中で飽きてしまうので7点です。[CS・衛星(字幕)] 7点(2006-04-09 03:23:16)(良:1票) 《改行有》

8.  ロスト・イン・トランスレーション 日本が舞台であるのが話題にあがりやすいが、この映画は叙情詩である。日本や東京はそれの舞台でしかない。異文化と孤独感(孤独ではない)を前に、主人公二人の間にあるのは友情なのか愛情なのか。言葉にはしがたい、とても繊細な感情。ソフィア・コッポラ監督はそんな繊細な感情を描ききっている。いい意味で末恐ろしい監督だと思った。[DVD(字幕)] 8点(2006-04-09 03:08:09)(良:1票)

9.  クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶモーレツ!オトナ帝国の逆襲 《ネタバレ》 これは日本映画の最高傑作の一つ。黒澤映画も何本も見た。伊丹映画も何本も見た。それでもなお言える。これは間違いなく日本の生んだ最高の映画だ、と。クレヨンしんちゃんという完成されたキャラクターを使って、ノスタルジーを完全に描ききっている。ストーリーはテンポよく進んでいくし、笑いどころも満載。そして圧倒的なノスタルジー。僕は1985年生まれで、万博やいわゆる「懐かしい昭和」は両親からしか話を聞いたことがないけど、あの圧倒的な懐かしさは何なのだろう。人の感情に懐かしさを感じるツボがあるのなら、この作品はそこを直撃した。完全にやられました。満を持して10点です。世界規模で見ても、この映画を越える作品はそうそう現われないだろうなぁ。。。 P.S.原監督、さっさとハリウッド行ってください。[DVD(字幕)] 10点(2005-11-26 20:38:29)(良:1票) 《改行有》

10.  デイ・アフター・トゥモロー CGは凄いけどそれだけ。大味で強引でつまらない。途中で何度も寝ようと思った。典型的なダメなハリウッド映画でした。[DVD(字幕)] 3点(2005-11-12 23:12:53)

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