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【製作年 : 1960年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
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1.  ナバロンの要塞 戦争映画の中でも「大脱出」や「ナバロンの要塞」は娯楽作品として人気が高く実際どちらも小さい頃見た時は楽しめた記憶があるのですが、今あらためて鑑賞すると何か物足りない…。エンターテイメント要素はあるものの長さの割りに洗練されていると言いがたく最近の作品を見慣れた後ではどうしても色々な点で見劣りしてしまいます(記憶の中で美化されてたのかもしれませんが…。)そうした見方が本来アンフェアなのは承知してますが今でも色あせない作品もある中で、この作品については残念ながら時代の流れに押し流されてしまったのかなぁと感じたのが正直な感想です。[DVD(字幕)] 6点(2006-10-10 05:26:12)

2.  バルジ大作戦 ロバート・ショウ、あんだけかっこよかったのに最後ショッカーの戦闘員のような死に方で涙。まあ総じて一昔前の熱血マンガ+特撮もののノリなんだけどどこか憎めない戦車野郎映画。その昔戦隊ものなんかに胸をときめかせた人ならきっと琴線に触れるんではないでしょうか。戦車野郎の話なのに戦車の考証がいい加減なのもいとおかし。好きか嫌いかで言えば嫌いじゃないです、こーいうの。[DVD(字幕)] 6点(2006-10-01 01:37:12)

3.  史上最大の作戦 登場人物が多すぎて一度鑑賞したくらいでは到底把握できませんでしたが、あえて特定の人物に描写が偏る事を避け、記録映画風に進めた事で逆にこの作戦がいかに多くの人が関わりそして彼らの命運を変えた作戦だったのかがすごく暗示的に描き出されていたと思いました。まさに戦史に残る史上最大の作戦(この邦題は名訳だと思います)だったんですねえ。所々にものすごく印象的なシーンが散りばめられていたのも心に残りました。あとこの時期の作品には珍しく戦勝国側からだけでなく中立な視点で描かれていたのも好印象でした。音楽も大好き。[DVD(字幕)] 9点(2006-09-29 02:51:23)

4.  大脱走 あのテーマ曲がかかるだけでなんだかワクワクした気分になりますね。映画の作り的には今見るとずいぶん大味な感じがしますが難しい事を考えず素直に楽しめる名作だと思います。[DVD(字幕)] 6点(2006-09-28 22:05:20)

5.  コレクター(1965) ミランダ、かわいそう…(ノ_・、)[DVD(字幕)] 7点(2006-09-22 10:36:57)

6.  メリー・ポピンズ 「マイ・フェアレディ」のオードリーと比較するつもりでこの映画を見たのですが、やはりジュリー・アンドリュースは魅力的ですね。キュートさもオードリーに負けてないし何より歌とダンスをしている彼女の活き活きとした表情!これなら映画版「マイ・フェアレディ」も彼女で全然イケてたんじゃないでしょうか。ジュリー版イライザが見たかったな~。[DVD(字幕)] 8点(2006-06-26 18:33:18)

7.  スパルタカス(1960) 後年のキューブリックを思わせる映像センスが所々見られますが、それ以外は全体に普通の歴史大作といった感じでした。やはりキューブリック作品は彼自身の脚本があってこそなんだなと。その点が監督交代のこの作品では限界なんだろうなと感じました。[DVD(字幕)] 6点(2006-06-20 06:00:49)

8.  マイ・フェア・レディ 個人的に本人歌唱じゃないミュージカルはそれだけで評価が低くなってしまうのですが、この作品については主演にオードリーを抜擢したプロデューサーの意図はなんとなく分かる気がしました。確かに彼女の歌唱力は(DVD特典のミュージカルシーンを聞く限り)お世辞にもうまいとはいいがたいのですがそれを抜きにしてもハスッパな花売り娘が素晴らしいレディに変わるシーンの変身振りはさすがと思わせるものがありました。ミュージカルの醍醐味である歌を重視するか、物語のカタルシスを重視するかの二者択一でこの映画の製作者は後者を選んだという事なのでしょうか。ミュージカルとしては個人的にはジュリー・アンドリュース作品のほうが断然好きですが、この作品のようなスタンスもまあありなのかなと思いました。[DVD(字幕)] 8点(2006-06-19 18:03:10)

9.  サウンド・オブ・ミュージック なんだかPTA推薦っぽいカビくさいイメージがあって実は今までずっと敬遠してたんですがいざ鑑賞してみるとあの「ドレミの歌」という誰でも知ってる手垢のついた名曲がさながらジャズのセッションのように作中でまさに誕生しようとする臨場感&息づかいに大興奮!「こんなに魅力的な歌だったんだ」と目からウロコが落ちました。冒頭のアルプスの大自然の中で歌う「サウンド・オブ・ミュージック」から一気に引き込まれ、後は175分の長丁場にも関わらず飽きる事無く楽しく見れました。本当にジュリー・アンドリュースは太陽のような存在ですね♪これまで食べず嫌いしていた事を激しく後悔しました。[DVD(字幕)] 10点(2006-06-08 17:44:55)

10.  2001年宇宙の旅 映画史の中でSFが"スペースファンタジー"から"サイエンスフィクション"に変わった瞬間。10点じゃないのは映画版を鑑賞するはるか昔に読んだ小説版の感動が自分にとってははるかに衝撃的だったからです。映画版はキューブリックの作家性を強く感じるため純粋な科学体験をしたい方は小説版の方を強くお勧めします。クラークのヒューマニズムと正確な科学知識に天才キューブリックのひらめきが融合した傑作です。(映画の中で説明不足だった点もほぼ全て説明されています。まあ映画だけ見る人にも理解できるようにしろよっていう話ですが…。) [DVD(字幕)] 9点(2006-05-24 14:51:51)《改行有》

11.  2000人の狂人 《ネタバレ》 ショックシーンの薄味加減(当時はこれでもすごかったのかもしれないけど)や物語の構成の練り込み不足(実際に殺人現場を目撃したわけでもないのに逃げ出す主人公など)などホラーとしてはもう一つ。でもちょっと抜けた住民や陽気なカントリーなど、妙に味があって憎めない映画。[DVD(字幕)] 6点(2006-04-09 01:23:56)

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