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【製作年 : 1980年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
1. デモンズ 人が食いちぎられるという恐怖がゾンビものにはあるが、デモンズにはそれはほとんどない。が、閉鎖された空間で化け物に追いまくられる点と伝染する点が同じで、考えてみればゾンビもデモンズも「鬼ごっこ」のスリルに通じるものがある。 デモンズはイタリアもので、そこがなんとなくファッショナブルに感じられたものだった。とりわけ印象に残っているのはチケットを配っていた仮面の男の、そのチケットの配り様、立っている様、衣装・・・スタイリッシュだったな。 恐怖というよりもスリルいっぱいの映画でした。[映画館(字幕)] 8点(2007-02-11 18:53:00)《改行有》 2. スペースバンパイア 映画の評価が時の流れとともに変わっていくのは仕方ないことなのだろうか。時を越えて評価される映画でなくとも、その公開された「旬」の時点では間違いなく秀作であったはずのこの映画。いつのまにか女優の肢体が映画評のスケールと成り代わってしまったのか。ストーリーの奇抜さ、斬新さ、時代とのマッチングは最高である。当時はハレー彗星がやってくるころで、ハレー彗星が何年かおきに地球に接近すると決まって疫病が地球全体で流行するなど不吉なことが起きるという伝説があった。そこからの発想で製作された映画である。映画を統一するカラーは黒~深青のイメージで、ハレー彗星のイメージそのままであり統一感がある。特撮も当時としては怖いことで話題となった。音楽はモチーフそのままに壮大、「警察24時間」等の特番によくつかわれる名曲である。こういう映画は「当時を知る」人間でなければ評価はどうしても下がっていく。仕方ないことなのだが、テレビメディアで中途半端にさらされ「どっかで何度か観た映画」としてしか評価されないのは残念でならない。[映画館(字幕)] 9点(2005-12-22 22:27:06)(良:2票) 3. 死霊のはらわた(1981) この映画は怖かった。衝撃的な残酷さだった。スプラッタというジャンルがそれほどコナレテきていなかった時代、ホラーといえばオカルトが主流であった時代に登場したグロ映画の極致。この映画以後のスプラッタは全て2番煎じと言っても過言ではなかろう。当時、友人たちと観にいったが皆凍りついていた。「あそこまで追い込まれたら自分も死霊になったほうがずっと良い。」というのが一致した感想だった。今の時代にビデオで見てもそれほどではないだろうが・・・。[映画館(字幕)] 10点(2005-11-14 21:23:33)(良:1票) 4. ダーククリスタル 最近の映画ではないが。当時としては非常に斬新だった。ストーリーのまとまり、映像の綺麗さ、キャラクターの突飛さ。今観ても遜色ないが、スターウオーズの小動物のキャラやそういうのに慣れている世代には面白くないかもしれない。当時こういう映画が他にあったか?この映画が出たあとだからネバーエンディングストーリーには新鮮さを感じなかった。[映画館(字幕)] 10点(2005-11-07 22:48:03)(良:1票)
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