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1. キサラギ
2003年、48BLUESが公演した舞台の映画化。とても面白かったです。キャラがそれぞれ、誰が動いても動いてなくても個性的で目が離せません。つい、笑ってしまうところも多数あるのですが、大筋のストーリーが犯人探しなので、途中見ながら、この展開をどうやってハートフルコメディにもって行くんだ?と思っていましたよ。はい。ちゃんと、なりました。ハートフルです。泣きました。うまいなぁ。ただ、こう云う密室劇ってどうしても舞台を感じてしまって、出来がよいほど舞台で見たくなります。[映画館(邦画)] 8点(2007-07-02 19:38:37)
2. CASSHERN
《ネタバレ》 見ながら心に浮かぶ単語がありました。見終わって口に出したら、まぁぴったり!
その言葉とは 「辟易(へきえき) (1)閉口すること。うんざりすること。三省堂「大辞林 第二版」より」
説教臭いのは大好きだし青っぽちいのも微笑ましいと感じる私ですが。
メッセージもココまでくるとウザイですわ。 それと、もともとキャシャーンに思い入れはない私ですが、 フレンダーが一緒に戦わないのはすっごい不満!キャシャーンもヘルメットがないから太陽エネルギーを補充できなくて弱っちいし(笑)
あ。でもルナの顔はイメージ通りでした。それにロボット軍団は素敵でした(はぁと)
映像は確かに綺麗でしたが、う~ん。どっかで見たものの寄せ集めとしか感じませんでした。[映画館(字幕)] 0点(2006-09-01 09:56:03)《改行有》
3. 小さな中国のお針子
《ネタバレ》 中国文化大革命の時代の物語です。
マーがバルザックの本を読んで咆哮する場面では、まさに心に沁みる本を読み終わった後視線を紙面から宙に漂わせるあの恍惚感が素直に表現されていて、観ているこちらも感動しました。
物語としては、文字や文学知識を文盲の美しい少女に教えてやろうという男たちと、それを素直に受け取りつつ男達の思惑を超えて自由に向かって羽ばたく少女の物語ですね。ストーリーだけみるとエコール・ド・パリの三角関係みたいな感じかな。[DVD(字幕)] 6点(2006-09-01 09:47:29)《改行有》
4. トゥルーマン・ショー
《ネタバレ》 すっごく怖い映画でした。本当に怖い映画でした。
ナニが怖いって「おまえはどう?」と云われている感じがして、そして、「そう。私もトゥルーマン・ショーがTVで放映されてたら絶対見るわね」と答えてしまえる所です。
カメラの前で殺される人がいます。さあ。私はそれをTVで見て、目の前で人が殺されるほどの衝撃を感じますか?否。人権が蹂躙され飢えた人がTVに映ります。私はその人たちを救うために立ち上がっていますか?否。じゃあ同じ人権を奪われたトゥルーマンを私は助けるために声を上げますか?否。でしょう。それだけに是と答える程私は子供でも、そして多分大人でもないから…
さすがに一日中は見ない。でもダイジェストされた特番は多分見る。そして、空の階段を上るトゥルーマンは絶対生で見たい。感動でガッツポーズして「よくやったトゥルーマン!」と声をかけ、そしてチャンネルを他へ廻す…
それが出来る怖い自分を突きつけられる映画でした。怖かった~
[DVD(字幕)] 6点(2006-09-01 09:39:58)(良:2票) 《改行有》
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