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【製作年 : 1970年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
評価順1
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1.  戦略大作戦 《ネタバレ》 20番さんにほぼ同意。音楽はラロ・シフリンですが、ラストの三人がタイガー戦車(風)の指揮官へ向かっての行進には、いかにもマカロニウェスタン風のメロディが流れますしね。 最後、勲章をたくさん抱えた米国将校がケリーズヒーロー達に追いつこうとしますが、明らかにパットンを皮肉ったものです。 娯楽戦争映画って最近ないですね。[DVD(字幕)] 8点(2006-04-30 13:49:19)《改行有》

2.  ダイナマイトどんどん 《ネタバレ》 なんで投稿数少なく、評価も低いんでしょうか? 男というのはこういう生き物なのだ、と再認識させられたものです。石橋が魔球を投げられると思い込んで指を落としたり、嵐さんがその場でおさまりがつかなくて勝負を受けてしまったり、文太の策略にまんまと乗って田中邦衛が焼酎に走ってしまったり、もうわかってても笑わずにはいられません。まだありますが、きりがありませんので。 そして、沖縄に送られた(こういうことって講和の前には実際あったんですか?)野球用具を持った両方の組が向き合う形になりながら、文太側がきびすを返して同方向に歩き出すラスト。これからグラウンドで勝負! もうたまりません。 私は、少なくとも独立愚連隊シリーズのレベルには達してると思っています。 [映画館(邦画)] 10点(2006-04-30 13:20:01)(良:1票) 《改行有》

3.  黒いジャガー きつい投稿が目立ちますが、これはアメリカ黒人の金字塔という観方もできるんです。今は大手を振って黒人俳優が高額なギャランティーで映画に出てますが、昔は違いました。 シドニー・ポワチエが道を造り出したことに異議はないですが、白人のインテリ層が認めただけという皮相的な結論にもなりかねない。 これは、コカ・コーラとポップコーンを手に映画を観に行く層(特に黒人)が圧倒的な支持をしたんです。(日本でもそれなりに入ったそうです)。S・M・ジャクソンで「シャフト」(2000)とリメイクされましたが、(R・ラウンドツリーがゲスト出演)、意味合いがわかると思います。 映画としての完成度はともかく、熱気が感じられます。[DVD(字幕)] 6点(2006-04-22 17:03:52)《改行有》

4.  八つ墓村(1977) これに出てくる「タタリじゃー」が流行した時には小学生でした。 何度かテレビで観たはずですが、記憶が曖昧。 で、最近DVDで観直しました。 渥美さんや萩原さんについては、他の方にお任せします(白塗り化粧の是非も)。 で、発言させていただきますが、今の言葉でいう「小川真由美萌え」ですね。この頃が一番色気があったのかも。昔はビッグネームだったんですよ。この中では山本陽子なんて全然小さい存在ですよね。洞窟内の濡れ場は油断するとよだれが落ちそうな。「復讐するは我にあり」時よりも味が出てます。点数はすべて小川真由美に。[DVD(邦画)] 5点(2006-04-22 14:58:48)《改行有》

5.  ミッドナイト・エクスプレス(1978) 《ネタバレ》 14,5年前の若い頃にレイトショーで観ました。ラストシーンが忘れられずに、最近DVDを入手しました。 これ、道徳的な善悪とか社会問題なぞ考えない方がいいですよ。ラストのジープを恐々やり過ごした後のダッシュ、飛び上がりのためにそれまでのフィルムが存在してるんですよ。あのラストから逆算してそれまでのシーンがあるんです。 あの飛び上がりが説得力を持つ(自由への渇望)のは、やはりスタッフの好演出があってこそです。[DVD(字幕)] 10点(2006-04-21 21:08:27)《改行有》

6.  ワイルド・ギース 《ネタバレ》 昔、西鉄の監督をしてた頃の三原監督が「超二流」という言葉を考えだしたといいますが、まさにそれでしょう。お世辞にも一流とはいえない監督が生み出した傑作。 襲撃プランがアーチェリーと毒ガス頼りという点、ハーディー・クリューガーがリンバーニに感化されていく過程が粗雑ですが、繰り広げられるエピソードの数々が十分に補っていると思います。 ウィッティ、サンディ、ピーター、レイファーという面々が倒れていくのに毎度胸をえぐられる思いがします。 是非ともDVD化を望みます。 [ビデオ(字幕)] 9点(2006-04-21 18:40:39)《改行有》

7.  仁義なき戦い 米国発売の海外版を入手(五部作揃)しました。タランティーノ以外にも影響を受けた映画人がたくさんいるのだそうです。 何度も観てきましたが、やはり「凄い」としか言えません。 MVPには金子信雄を選びます。山守抜きでは絶対にここまで面白くなってないと思います。(いや、私だって登場人物のすべてに触れたいですよ。ピラニアの皆さんも含めて) ちょっと調べましたが、ネコさん(金子のネコが通称だったそうです)死後もう10年だそうですね。 日本映画にはいくつかの奇跡がありますが、これもその一つでしょう。[DVD(邦画)] 10点(2006-04-16 18:30:16)《改行有》

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