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【製作年 : 1970年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
評価順1
投稿日付順1
変更日付順1

1.  名探偵登場 《ネタバレ》 ミステリ好きなので、いつかは観ないとと思っていた映画。BSでやっていたので観賞。豪華キャスト、まだ若いピーターフォークのつやつやの顔、若く美しいマギースミス。探偵キャラクターもポワロ、ミスマープルに始まり、チャリーチャン、サムスペード、ニックチャールズ、イギリスミステリにはおなじみの「執事」、そして大富豪役にはなんとトルーマンカポーティ。よだれのでるようなキャストで、ものすごく期待しました。ストーリーはどんでん返しのどんでん返しの最後にまたどんでん返しとサービス精神は旺盛なのですが、各キャラクターに対する愛情が感じられず、どうみても外見だけを借りた別の探偵さんたちの集まりで、ニールサイモンはあまりミステリを読まないんじゃないかしらと思いました。結局この映画はミステリ好きではない人には面白いかもしれないけれど、とことんミステリを愛しているひとには苦々しいだけの映画になってしまっていると思います。少なくともわたしにはそうでした。[CS・衛星(字幕)] 4点(2016-07-15 11:14:18)

2.  ハロルドとモード 少年は虹を渡る 《ネタバレ》 以前よりカルト映画として名高かったのでいつかは観たいと思っていた映画です。少年と老女の恋愛というとても難しいテーマだったので、観る前には多少の不安がありましたがそんなことは杞憂でした。ハロルドとモードの関係はとても自然なものでした。モードとハロルドの二人に共通しているものは紛れもなく「死」であって、自殺願望の少年が明るく天真爛漫なモードに癒されていくように思えて、実は彼は心の底で死を願っているモードに惹かれていたのかもしれない。映画の終わり近く、モードの左腕におそらくアウシュヴィッツでいれられたと思われる入れ墨がうつる。彼女にはもう家族おらず、戦争でなにもかも失って孤独であったに違いなく、80歳になったら死ぬことはずっと前から決心していたように思われる。しかしハロルドと知り合い、何か月かをハロルドと一緒に過ごしたことはモードにとって素晴らしい贈り物であったにちがいない。癒されていたのはむしろ彼女の方だったようにわたしには思える。しかしそのハロルドの恋心によってさえも、やはりモードを引きとめることはできなかった。今こうして書いていても感情が高ぶってしまう。忘れられない映画だと思う。[CS・衛星(字幕)] 9点(2014-07-22 16:17:47)

3.  好奇心 《ネタバレ》 やはりフランス映画、特にヌーヴェルヴァーグ時代のものが好きなんだなあと再認識。 テーマはきついし、人に好きと公言できない映画だけれども、それでもなんとなく観てしまえる不思議さがある。前半はフランス上流社会の不良っぽい子供たちの日常、後半は母親との触れあいに移行している。16才で子供を生んで、まだまだきれいな母親に対する憧れは、女のわたしには理解できず。自分の息子を男と思える生理も理解できず。なので後半の近親相姦部分はまったく気分が悪かった。ラストシーンがあっけなく明るくて、人生なんでもありみたくなっているけれども、果たしてあれでよいのか果てしなく疑問。映像的にはとてもきれいでフランスらしくて大好きだけれども、好きなのに好きといえない後味の悪さが残る。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2009-03-14 09:25:30)《改行有》

4.  タクシードライバー(1976) 《ネタバレ》 もう30年以上前の映画だけれども、今観ても少しも色褪せてはいない。俳優、映像、音楽、脚本、演出。すべてがこのように才能を開花させている映画はやはり珍しいと思う。とはいうものの、当時観たときは(´78)わたしにとっては何がなんだかわからない映画であった。全然先の読めない映画であったし、理解不能な映画であった。にもかかわらず、ものすごくすきな映画であった。こうして年月がたってみると、やはり自分のベスト1は「タクシードライバー」だなと思う。今観てみると、きちんと計算された脚本であることがよくわかる。マーチン・スコセッシもこの映画を超える映画はやはり撮っていないと思う(「ディパーテッド」なんてあんなの…)。ベッツィを自分のタクシーに乗せていくら?と訊かれ、ガチャッとメーターを倒すラストシーンにはいつも惚れ惚れする。ベッツィもふり返らずに行ってしまう。この映画でロバート・デ・ニーロがすきになって、このあと彼の映画をずっと追いかけたが、いつもどこかに違和感がつきまとった。自分はロバート・デ・ニーロをすきなのではなくて、トラビスがすきなのだと10年以上もたってから気がついた。 [CS・衛星(字幕)] 10点(2008-05-21 10:37:56)(良:1票) 《改行有》

5.  カッコーの巣の上で 《ネタバレ》 わたしはこの映画をまだ20代前半の頃に映画館で観た。そのあとショックがひどくて、2,3日茫然自失だったのを覚えている。とにかくトラウマ的映画であったので、その後観る機会があっても、観なかった。20数年ぶりにBSでやっているのを観て、やはりすごい映画だと改めて認識。何がすごいって、逃げられるとわかっていながら、逃げないでそのまま眠ってしまう前のジャック・ニコルソンの表情。彼のこの演技によってこの映画の言わんとするところが明瞭に示され、そしてこの演技がなければ、この映画の意味さえも変わってしまったかもしれない。彼らはどこへも行けない。精神を病んでいないマクマーフィもまた行き場のない人間なのだ。窓を壊して外に出てゆくチーフに向かって叫ぶラストシーンに、説明のできない感動を覚える。 [CS・衛星(字幕)] 9点(2008-02-08 02:15:51)《改行有》

6.  クレールの膝 《ネタバレ》 待望の「クレールの膝」を観る。が、しかし、感想はちょっと複雑。予想していたものと違っていたということもあるが、主人公ジェロームの心理がいまひとつ理解できないというか、共感できないというか。第一膝のなで方がなってない!「恋の秋」のベアトリス・ロマンが16歳のときの作品で、生意気な少女役で出演。わたしとしてはローラ(ロマン)の生き生きとした演技やくるくると変わる表情、少女特有の聡明さの方にずっと惹かれる。クレールには魅力を感じなかった。というわけで、ジェロームにもクレールにもあまり心惹かれず、ローラだけが印象に残った映画でした。ただ、ジェロームがまるっきり見当違いな自己満足して帰っていく落ちは、いかにもロメールらしくて好き。 [DVD(字幕)] 6点(2006-09-22 08:44:35)《改行有》

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