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【製作年 : 1950年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
1. 間違えられた男 《ネタバレ》 ヒッチコックの映画はほとんど観ているのだけれども本作は初めて観た。実話といいながらなぜか実話と思えない。とにかくヘンリー・フォンダの目がすごくて、観ているうちにどんどんこっちの神経がやられてしまう。刑務所に送られていく場面の靴の並び。自分の運命がかかっている裁判所で、弟の奥さんは口紅をなおしていたり、検事たちが雑談しながら笑っていたり、マニーの視線でこの映画を観るはめになる。かといってマニーに感情移入することを強いてはいない。ヒッチコックでなければおそらくこんな風には撮れないだろう。そういう意味でものすごくヒッチコックらしい映画だと思う。[CS・衛星(字幕)] 7点(2013-09-28 13:28:01)
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