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評価順1
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1.  この世界の片隅に(2016) 《ネタバレ》 戦時下の日常を丁寧に描いていて、とても好感の持てる素晴らしい映画でした。 主人公すずが生活をしていくなかで、対人関係が育まれ、居場所が広く深くなっていく。途中から非日常である戦争が侵入してくるけど、いつしかそれも日常となり、ある日悲劇が生じる。 玉音放送のあとドライにラジオのスイッチを切った義姉が、後に家の裏で慟哭しているシーンは本当に胸が割かれる想いだった。 それでも笑って生きていく決意を新たにするすずや、女の子の服を用意する義姉にはとても好感が持てるし、主人公を取り巻く人々も映画が進むにつれてとても魅力的に見えていった。 細部まで考証にこだわり、本当に丁寧に作っているので、アニメーションならではのリアリティが存分に発揮されており、その世界にすっかり入り込んでしまった。 映画館で、「このまま映画が終わらなければいい、この世界に浸っていたい」と思ったのはラピュタを観て以来。 のんをはじめ声優陣もほぼ完璧な仕上がり。 クラウドファンディングの支援者名が最後に流れるのを観たのは初めてで、そこも好感。ラピュタ阿佐ヶ谷が出資していてなんか嬉しかった。 とりとめもない感想でしたが、最後に、終始すずの首の角度が絶妙で、なんだか色っぽかった。[映画館(邦画)] 10点(2016-12-28 12:47:14)(良:3票) 《改行有》

2.  バタリアン 《ネタバレ》 面白すぎ。「タールマンよ!」って...。当時オバンバとタールマンは本気で気持ち悪かったです。ガス吸った2人の変化も上手いです。オチも良いじゃないですか、解決方法が単純明快で。しかし今観ると最高に笑えるシーンは、仲間たちが車で墓場まで来た時の、赤髪の女性が車から降りるトコロですね。ロングショットですが腹抱えて笑いました。[映画館(字幕)] 9点(2006-12-22 12:37:01)

3.  レッド・ドラゴン(2002) 《ネタバレ》 面白かったです。エドワード・ノートン演技上手すぎ。彼の演技だけでも観る価値は充分あると思います。レクター博士出番あまりないですが、ハーヴェイ・カイテルの渋さとレイフ・ファインズの気味悪さで充分補われてます。。しかし、パンツ一丁で焼き殺されるホフマンが主演男優賞獲るんですから、何が起こるかわからないものですね。好きですけど。[映画館(字幕)] 8点(2006-12-22 12:25:37)

4.  バック・トゥ・ザ・フューチャー 《ネタバレ》 小学校6年生の12月に初めて観た。実写の映画で「このままずっと映画が終わらなければ良いのに」と思ったのは初めてだった。以来、TV放送があれば画面にカブりつき、DVDが発売されると速攻で3部作大人買い。今でも興奮し、かつ細かい設定にニヤニヤできる希有な作品です。しかし欲を言うならば、時計台のカミナリの件だけはもう少しコンパクトにまとめて欲しかった。届きそうで届かない、エンジンがかからない、って個人的にすこしダルいです。とはいっても10点は揺らぎませんけどね。[映画館(字幕)] 10点(2006-12-18 15:58:18)

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