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【製作年 : 1950年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
評価順1
投稿日付順1
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1.  あばれ大名 《ネタバレ》 例の漫画以降、シュミレーションゲーム等でヒーロー扱いされている、ご存じ前田慶次郎。しかし実際は一次資料が少な過ぎて名前さえ一致していないそうです。生年月日も1533年説や1541年説など様々あるようですが、仮に1541年とすると、この作品の時代設定では60歳くらいになるはず。でも妙に若々しい。とてもそんな年寄りには見えません。あと慶次郎の後見人である前田利家が家康に妙にペコペコして、まるで家臣のような態度で接していますが、まだこの時点では仮にも秀頼の傅役であり、形式的とはいえ五大老の一員であることを考えれば、これはちょっとあり得ません。まあ日本映画の絶頂期に製作されたという事で「こまけぇこたぁいいんだよぅ」という豪快さはいかんなく発揮されていますが・・・。ストーリーの方も徳川家康が悪役になりきれていないので何か消化不良というかモヤモヤしてます。慶次郎の伊達男ぶりというより家康の度量の大きさが目立ってしまっているような気がします。結局一人だけ悪者にされた本多佐渡が可哀想というか何というか・・・。 [CS・衛星(邦画)] 5点(2009-04-16 23:25:04)《改行有》

2.  世代 《ネタバレ》 どちらかというと暗い設定の映画のはずだと思うんですけど、主人公のスターショ青年(原語ではスタフとも読めるが字幕がスターショだったのでそのまま使います)を見ていると妙に明るい気持ちになります。これが若さなんでしょうね。秘密会合で一本の煙草を回し飲みするシーンとか、ドイツ兵を酒場で射殺するシーン、あるいはヤーショの最期のシーンとか印象深い場面がたくさんある名作ですが、やはり何と言ってもラストでしょうね。ちょっと言葉が出ないというか、心打たれますね。そんなにたくさん映画を観たわけではない自分が言うのもおこがましいですけど、ラストが印象的な映画を5つ挙げろと言われたら、真っ先にこれですね。戦争もの特有のドンパチはまったくといっていいほどありませんが、いい作品だと思います。[CS・衛星(字幕)] 8点(2008-09-18 22:04:21)

3.  怒りの河 散々こき使われて馬がかわいそう・・・なにも山の上まで行って戦わなくてもいいと思うんだけど・・・。とゆうか、もともと先住民が住んでいて平和だった土地に、頼みもしないのにズカズカ入り込んできて、それに少しでも反抗した先住民は有無を言わさず殺害し、食料がなくなったといっては今度は白人同士で殺し合いをする・・・一体何なんでしょう?この人達は?[CS・衛星(字幕)] 4点(2008-08-15 21:53:27)

4.  若い人(1952) 舞台がキリスト教系の女学校だったり、監督が市川崑だったり、アナトール・フランスまで引用しちゃったりで、何となく哲学的で高尚な雰囲気の作品、「教師と生徒の恋愛」「教育と宗教」など現代社会にも通じる「古くて新しい」問題を内包した作品、のはずなのだが…、やっぱ駄目だ!ウザすぎる、あの母娘!とにかく個人的にこういうのは駄目だなあ。巨匠の作品にダメ出ししちゃって申し訳ないけど、アレはないわ。生理的に駄目だわ。[CS・衛星(邦画)] 4点(2007-10-11 18:41:23)

5.  おしどり囃子 時代考証的には、有り得ないほど無茶苦茶な展開だが、まあこんなものでしょう。水戸黄門そっくりのストーリーや、小竹小十郎のコントのような豹変振りには大いに笑わせてもらったが、大川橋蔵のいつも同じような表情が仮面みたいでおかしかった。塗り過ぎで固まっちゃってるよ(笑)。美空ひばりの歌があまり聴けなかったのは少し残念。あくまで大川橋蔵メインってことでしょうか?[CS・衛星(邦画)] 5点(2007-06-22 23:06:22)

6.  夜ごとの美女 夢の中でクロードの相手をする女優が、3人共とても綺麗なのは良い(特にアラブの姫君役のジーナ・ロロブリジーダは最高だ!)のだが、そもそも3人も必要か?1人に絞った方がいいような…。おかげでストーリーの視点がぼやけて、あっちへ行ったりこっちへ行ったりして収拾がつかなくなっている。所々笑えるアイテムはあるのだが、観ている側としては展開が速過ぎてついていけない。夢見る恋多きフランス男というより、最後の方はほとんど妄想男(笑)と化している。[CS・衛星(字幕)] 3点(2007-06-04 23:34:46)

7.  夜と霧 こういうこと言うと「ネオナチ」のレッテルを貼られそうだけど、そもそも戦時体制で安価な労働力を集める必要があったとか言いながら、「(収容者は)暇つぶしに殺される」とは、どういうことでしょう。意味が良く解りません。貴重な労働者を勝手に殺してはまずいのでは?また大量の死体の映像は確かに悲惨ですが、それだけでガス室による犠牲者と決めつけてしまうのは、いささか強引ではないでしょうかね。少なくとも医師による死体の解剖所見みたいなものは必要なんじゃないかと思うのですが…。全体的に、ドキュメンタリーとしては「取材」の荒さが目立つと言わざるを得ません。[DVD(字幕)] 3点(2007-04-19 00:30:01)

8.  いつも上天気 ミュージカル映画って基本的にテンションは高いわけですが、この映画、とにかく最初から最後まで3人のハイテンションが凄いですね。特にゴミ箱のフタを使ったタップダンスには笑ってしまいました。ただ決して一本調子ではなく、単調でもなく、人生の難しさみたいなのも入れながらのストーリー展開になっています。気分が落ち込んだときなんかに観ると明るくさせてくれる映画だと思います。[CS・衛星(字幕)] 6点(2007-04-19 00:26:53)

9.  キクとイサム 《ネタバレ》 零細農家にとっては、男手は子どもといえども貴重な労働力のはずだが、そんな中そもそも何故イサム君を養子に出さなければならないのかが、いまいち明確ではないような気がした。イジメなどが理由のようだが、海外にまで養子に出す理由としては少し弱いと思う。またイサム君を養子に出すのなら、何故もっと早い時期に、物心がつかない幼い頃にどうにかしなかったのかも疑問だ。加えて、アメリカの養子先が「農園」て、おいおい、それってプランテーション奴隷だろ!果たしてこの選択がイサム君にとって最善だったのかどうか甚だ疑問だ。結局、手紙とかも来ないまま終わりだし。その後彼がどうなったのか、きちんとフォローして欲しかった。また更に言えば、この二人の子どもが、何故祖母と一緒に暮らすようになったのか、その辺の経緯が、きっちり描かれていないので感情移入しづらかった(話としては親子とも黒人米兵に捨てられたようだが…)。母親と父親の黒人米兵のエピソードをすべて端折った上で、小学生から話を始めるというのはいかにも唐突という印象を拭えない。二人の笑顔と元気な姿は、確かに素晴らしいし勇気付けられる。いい作品ではあるのだが、内容的には如何せん「ただそれだけ」になってしまった、というのが小生の感想である。申し訳ない。[DVD(邦画)] 5点(2007-04-08 23:11:50)

10.  見知らぬ人でなく 《ネタバレ》 ロバート・ミッチャムが能面のような無表情で「頭は切れるが心がない」医師ルークを好演している。特に手術で妻に手伝いをさせた後に吐いたあの台詞は、「心がない」を通り越して、ほとんど冷酷で、少し引いてしまった。他の女と不倫した上にそんなこと自分の妻に言うか?みたいな。医者とか弁護士とか官僚なんかにいそうな、「仕事は優秀なんだけど人間として失格」なタイプ。そんな嫌な奴を、愛情を以って支える妻役のオリビアと、友情を以って支えるシナトラ。特にシナトラの渋い存在感は大きいですね。静のミッチャムと動のシナトラという感じで、うまくはまってました。こういう友人が周りに一人でもいると、結構道を踏み外さずに生きていけそうな気がする。[CS・衛星(字幕)] 6点(2007-04-07 00:08:21)

11.  影(1956) 松本清張の小説に「日本の黒い霧」というのがあるが、これはまさにポーランド版「黒い霧」のような感じの作品だ。戦時中に起きた3つの不可思議な事件をオムニバス風に取り上げているわけだが、それぞれの事件が独立して映画にできそうなほどストーリー的にとても面白い。ひとつの作品の中にまとめてしまうのがもったいない感じがする。日本でも第二次大戦中から戦後にかけて、例えば、帝銀事件や三鷹事件などGHQがらみ(と言われている)の謀略事件が頻発した時期があったが、戦争が引き金となって組織と組織、体制と反体制のせめぎあいが起こるのはどこの国でも同じのようだ。[CS・衛星(字幕)] 9点(2007-02-26 18:40:01)

12.  真空地帯 たかが財布泥棒くらいで軍法会議とは随分と仰々しいなと思っていたら、なるほどそういうことでしたか。しかしこれでは敵と戦う前に、味方同士で相当神経すり減らしてますね。こういうことが軍全体で一般的に行われていたとは、必ずしも思いませんけど、でもこれじゃあ戦には勝てませんね。大分昔の映画なので、映像や音声に多少ノイズ等が入っていますが、ストーリーがしっかりしていて面白かった。130分くらいありますが長さを感じさせません。軍隊という閉鎖的な空間をよく描いていると思います。全体的にあまり明るい雰囲気ではありませんが、劇中登場する唯一の女性・花江役の利根はる恵さんの美しさに救われる気がします。それにしても昔の女優さんてホント綺麗ですね。「男はつらいよ」の山田洋次監督が、ラスト近くの輸送船のシーンにエキストラ出演しているそうですが、分かりませんでした。[DVD(邦画)] 8点(2007-02-20 13:40:49)

13.  ケンタッキー人 《ネタバレ》 タイトルは「ケンタッキー人」ですが、ストーリーはケンタッキーからテキサスへ移住しようとする狩人の親子の物語です。テキサスに向かう途中で様々な困難を乗り越えて、人間的に成長していく過程を描いているわけですが、主役のランカスター以外の男役がほとんど全員嫌な野郎ばかりのため、自然ランカスターが完全無欠のヒーローのように描かれています(監督も兼ねているので当然といえば当然ですが)。ザック伯父さんだけは割といい人のようですが、途中から同行した元奉公人の女ハンナには、なぜか差別的で、家の外の小屋で寝かせようとします。お約束の勧善懲悪モノですが、ランカスターファンの人には堪えられない作品です。[CS・衛星(字幕)] 5点(2007-01-25 23:43:51)

14.  第五福竜丸 《ネタバレ》 何年か前、第五福竜丸の展示館へ行ったことがある(確か新木場あたりだったと思う)。あの時は、問題意識もなく、ただ朽ち果てた船を見ただけで終わってしまったが、この映画を見ることにより、具体的にどのようなことが起こったのかを知ることができた。死の灰を全身に浴びながらの船上作業のシーン。みんな半袖姿、魚にもどんどん降りかかっている。中には死の灰と知らずなめている人も!完全に被曝している。映画とはいえ正視できない。病院はおろか診療室の中にまでどかどか入ってくるマスコミ。被害者なのにほとんど犯罪者扱い。完全に人権無視。あの当時はこんな取材が普通に認められていたんですね。被害者に一言の謝罪もせず、ただじろじろ被害者を見回すだけの米国人医師団。被害者をほとんどモルモット扱い。久保山さんの葬儀での米国代理大使の弔辞は、悪い冗談にしか聞こえなかった。言ってることとやってることが全然違う。[DVD(邦画)] 9点(2007-01-21 16:58:56)(良:1票)

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