みんなのシネマレビュー |
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【製作年 : 1960年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
1. X線の眼を持つ男 子供の頃、昼間の12チャンネルで見て、ド近眼で眼鏡がないと何もできない〈メガネ君〉だったオレは、主人公に感情移入して泣いた。今見ると、どうか? 主人公が、衣服の透けて見える女性たちに鼻の下を長くするシーンも、覚えている…[地上波(吹替)] 7点(2007-11-30 01:52:07) 2. 切腹 本作の殺陣をやや問題視する人もいる。剣道好きの友人は、丹波との果し合いを「仲代のへっぴり腰」とからかった。が、あれは命をとらず髷だけを切り落とそうとしているからそうなる。腕をクロスするのは、一方で刀を払う構え。その他、息が上がった様子など、老いた武士の孤軍奮闘を感じさせて、少しも変には感じない。唯一、竹光の切腹の生々しさに比べ、介錯する丹波の刀が止まるところがいただけないのみ。見始めると必ず最後まで見て深い溜息をつく傑作。[ビデオ(邦画)] 10点(2007-11-29 23:42:33)
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