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1. パーマネント野ばら
《ネタバレ》 原作未読。
うーん…なんて表現してよいのやら(笑)
男性にはとっても理解しがたいお話な様な気がします。
ですが、生きていくというのは時に凄く辛いという事が凄く伝わってきます。
くっだらない、どうぢようもない人と思っていた人が…実はまともで。
まともそうな、物静かな人が実は一番現実から妄想に逃げているダメで狂った人でした時なオチは、面白くそして切なく、恐怖が後からぞわぁ~っときました。
夏木マリがカッコいいクソババアを、温かく演じていてGOOD。
その他の役者もハマり過ぎです(笑)
菅野さんが好きな方が是非観て頂きたいですっ!「この人こんな綺麗だったんだ」と改めて思う程、透明感があって…そして少し不気味でした(笑)
そんでもって江口洋介がいい男過ぎます(笑)[DVD(邦画)] 8点(2012-04-21 00:33:29)《改行有》
2. GANTZ:PERFECT ANSWER
《ネタバレ》 原作既読。
良い意味で邦画らしいラストでした。
限られた時間内で色々詰め込み過ぎるよりストレートで、しかも簡潔明瞭。
でも含みたっぷりな終わり方は宜しいかと(笑)
多恵を思い、そして友を思い、人を愛した玄野が出した答えは…とても悲しいですが。
結局、誰かを守るなんて半端な気持ちだけでは出来ないという強烈でストレートなメッセージは悲しくもあり、また切なくもあり、またある意味正しい答えだと思いました。
GANTZが何なのか、星人がなんなのかを解明するのがPerfectな答えと思っていましたので、その辺りは肩透かしをくらいましたが、なんでもかんでも答えがあるもんでもないですし。人生もそうですが。
その辺、謎のまんまで終わってもいいのかなと。原作も終わってないですし。
今の世の中、悲しい出来事が起きて終息する時…玄野の様な自己犠牲で終息する事も多いかなーなんて思ったりも。
最後の観覧者のシーンは反則ですよ。絶対泣かそうとしています(笑)
何もかも忘れてしまったそれぞれのメンバーが普通に日常を送る中、多恵だけには玄野への強い思いだけが残され、自分で描いた玄野の似顔絵を見て号泣。
犠牲になったのは玄野だけではなく、人を愛する心でもあった…なんて。
悲し過ぎますが、これが現実なのかなと。
下手にハリウッドで作るより良かったと思います。
チャンバラアクションはカッコイイ!と素直に思いました。
今をトキメク(?)アイドル俳優が主演だったので、アイドル映画っぽくなるかと思っていましたが、予想外にもメッセージ性も強く、また含みのある悲しいラストに高得点つけちゃいましたっ。
観るのだったら1と2続けて観賞する事オススメしちゃいますっ![映画館(邦画)] 7点(2011-05-12 23:57:31)(良:1票) 《改行有》
3. GANTZ
《ネタバレ》 正直デスノートにがっかりしていた感が強かったので、どうかなぁ…と思いながら鑑賞した所、「よく出来ている」というのが率直な感想です。
原作を先に読んでしまうと、尺の関係からばっさりカットされている所も多数なので、「うーん…」という気持ちになってしまうので、映画を先に鑑賞する事をオススメします(笑)
原作はそれこそ長いので、色んな事を詰め込めますが映画ではそうはいかないし、詰め込み過ぎると逆に伝わらない事も多いので、テーマを絞り込んでいる所はかなりGOOD。
「自分の存在意義」「守りたいモノはなに?」というシンプルかつ強烈なメッセージをちりばめて、漫画とは一味違うGANTZとなっている印象です。良い意味で「邦画らしさ」が漂っていてそこも良い点です。
配役に関しては、きちんと演じられる役者を集めた。そして、イメージを崩さずといった感じです。がっちりハマり過ぎてない所がまた良い味になっていると思います。
漫画を原作としている邦画が多いですが、全体的に「良く出来ているし、良く作りこんでいる」と素直に思えます。
しいて言えば…もう少しCGに金かけてもよかったかなと(笑)[映画館(邦画)] 7点(2011-01-30 01:55:33)《改行有》
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