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【製作年 : 1990年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
1. タイタニック(1997) 《ネタバレ》 公開当時、映画館へ行ったら満席(立見まで!)で見ることができず、 その後TVで何度か観ています。 いろいろ意見の分かれる作品ではあるけど、私は素直に大好きな作品です。 ディカプリオの役も嫌味がなく、アイルランド移民(?)のパーティーではしゃぐ シーンは、本当に生き生きとして彼の魅力が活きてるなぁって思います。 映画ってストーリー、役者、セット、音楽と色々な要素があるけど、 この作品はどれをとっても文句なし。 ただ、現代パートが邪魔。いちいち過去から現代に引き戻されてしまうので、 最初と最後だけにしてもっと尺を短くすれば観やすいと思うんだけどなぁ。 余談ですが、 津波の被災地に住んでいるせいか、今見ると以前よりも切なくなります。 最後のローズの回想シーンは何度見ても涙を堪えられません。 在りし日のタイタニックの煌びやかな船内。 今は亡き人々が当時の姿で暖かく取り囲み、ディカプリオが出迎える。 映画のラストシーンとしてはベストワンかもしれません。 そして、人生のラストとしてもああいう終わり方は理想的かもしれません。 亡くなった方たちが、あんな風に天国へ行けたのならいいのに…と願いたいです。[地上波(吹替)] 10点(2012-03-19 00:20:47)(良:1票) 《改行有》 2. ブレイブハート 《ネタバレ》 この作品の一番の失敗は、何と言っても王女との関係!これに尽きる!! なんか「ラスト・サムライ」と同じ過ちを犯してしまったって感じ(笑) ここに違和感を感じるのは日本人だから? 欧米人は何とも思わないの? これじゃ、せっかくのラストも台無し。それに王女が哀れ・・・。 愛した男の身の上を案じて苦しむも、その男が最後に思い出すのは結局、元の奥さん。 奥さんの幻が見えるシーンが白々しく感じて、感動なんかできやしません。 それに何より、主人公の闘う意義がよくわからない。 最初は全く闘う気なかったのに、いきなり自由のために闘い出すのが不可解。 自分の妻を殺されたから逆上しただけじゃないの? 個人的な復習が動機なのでは? この作品は、主人公にどれだけ共感できるかで感動度合いも違ってくると思います。 どうしても腑に落ちない点が多く、残念ながら私は感動できませんでした・・・。 それにしてもソフィー・マルソーは素敵です。[地上波(字幕)] 5点(2009-07-16 04:48:48)《改行有》 3. 遠い空の向こうに 最初のうちは期待もせずに観てたんですが、終盤は感動して泣いちゃいました。 シンプルで何のひねりもない、本当にありきたりな青春ドラマです。 だからこそ、余計なこと考えずに素直に観れば素直に感動できると思います。 観終わった後の爽やかな感動は何とも言えません。いいもの観たな~って感じ。 学校の映画鑑賞会とかでやるにはうってつけの作品ですね。 「もう一度学生時代に戻って、もっと勉強したい!」と、 一時的に思わせてくれます(笑)[ビデオ(字幕)] 10点(2009-07-16 04:07:28)《改行有》 4. シンドラーのリスト 過去にテレビのオンエアで観て以来、かなり久しぶりに観ました。きっかけは、最近「アンネの日記」を読んでる時に、ちょうど公開中だった「ワルキューレ」を劇場で観て、その流れでこの作品を思い出したからです。そのせいか、最初に観た時よりも重みを感じました。スピルバーグと言えば、娯楽作品のヒットメーカーの印象が強かったのですが、こういう作品も上手いんですね。驚きました。まず白黒にしたのが大正解です。これが普通にカラーだったら、この作品の印象はもっと薄くなってたと思います。シンドラー氏も完全な善人ではないだけに、親近感を持って観ることができました。収容所のシーンでは、モザイクなしの全裸のユダヤ人が大勢映されているのが衝撃でした。この場面を使わなくても作品は作れるのに、あえて使った意味は大きいです。おかげで人権のかけらもない収容所の様子がリアルに伝わってきました。戦争映画は、事実関係や脚色において、賛否両論いろいろ別れますが、私はこの作品を映画として純粋に素晴らしいと思います。また、余談になりますが、本作品でのリーアム・ニーソンは不思議なほど素敵に見えますね。[ビデオ(字幕)] 10点(2009-04-29 23:29:29) 5. エビータ(1996) マドンナのはまり役ではないでしょうか。 私はミュージカル映画が好きなので全編歌ばかりでも苦になりませんが、 やや中ダルミがあるので、もうちょっとスッキリまとめてほしかったかも。 元々ミュージカル作品として人気があるだけに、音楽だけでも楽しめます。 マドンナの『You must love me』は切なくて好きですね~。 互いに利用し合うだけの仮面夫婦だったはずなのに、実は愛情もあったんですねー。 バンデラスの役は「ゲバラ的な目線の進行役」って感じで、ゲバラは関係ないです。 この作品では、ある意味主役で、彼の歌の上手さにビックリです! エビータとチェの不思議な関係も上手に描かれていると思います。 エビータやゲバラについて予備知識があれば、より楽しめると思います。 。。。というか、全く知らないと面白くないかも。[映画館(字幕)] 9点(2008-04-21 16:23:33)《改行有》 6. ギルバート・グレイプ ディカプリオは天才です。 「タイタニック」で大ブレイクしたせいか、ただのアイドル俳優と思われがちなのが残念です。 作品自体は好みではありませんが、ディカプリオの演技を見るだけでも価値のある作品ですよ! [ビデオ(字幕)] 7点(2008-04-21 15:02:44)《改行有》
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