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【製作年 : 1980年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
1. 戦場のメリークリスマス 30年ぶりに見直したが、驚いたことに、その時と印象が変わらなかった。 年をとると同じ映画でも見方が変わるというが、これはどうしてだろう。 ひとつには、曖昧なシーンがなくいろいろな解釈を許さない、ある意味“わかりやすい”話だからかもしれない。 もうひとつは、80年代のど真ん中に作られたにもかかわらず、この映画がもし新作として発表されても何の違和感もない、つまり時代を感じさせない映画だからかもしれない。 映画のテーマ自体にはいろいろ議論があるかもしれないが、そういう意味でこの映画は名作と呼べると思う。 あ、ひとつだけ。坂本龍一がデビッド・ボウイにキスされて剣を振り上げるがぶっ倒れるシーンは、当時はポカーンとして見ていたが、今回はなぜか爆笑してしまった。あの坂本龍一の顔は素晴らしい。いやもうね、また思い出し笑いしましたよ。まいったね。[CS・衛星(邦画)] 8点(2013-03-12 18:21:03)《改行有》 2. トロン 当時リアルタイムで見た時も合成などしょぼいなあと思ってたけど、でもシド・ミードやメビウスを起用したデザインは素晴らしかった。 ウェンディー・カルロスの音楽もよかった。[映画館(字幕)] 6点(2010-12-26 15:35:29)《改行有》 3. 幻の湖 延々続く追っかけシーンを飽きさせずに見せてしまう、それだけでもすごいですよ。この映画は。うん。[DVD(邦画)] 3点(2010-05-24 10:25:20)(笑:1票) 4. 北京的西瓜 大人数で喋る時のライブ感、性格破綻者とも思える主人公のベンガル、終盤の突然の映画の破綻、それらすべてが圧倒的な迫力でもって訴えかけてくる。映画的快感に酔いしれることのできる、大林映画の傑作。[DVD(邦画)] 8点(2010-03-29 08:06:46) 5. アシク・ケリブ 観たこともない映画で圧倒された。あえて悪口を言ってみると、俳優達の演技はどうでもいいらしくあまりにも適当で学芸会レベル。展開されるイメージはたしかに美しいが、なんとなく当てたようなライティングは洗練されておらず、カメラワークもうまいとは言い難い。しかしそれでもこの映画、ほかの誰にもつくれまいと思える力強さに満ちていて、何度も見返したくなる。[DVD(字幕)] 7点(2009-04-17 14:49:29)
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