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【製作年 : 1990年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
1. シェルタリング・スカイ 《ネタバレ》 いまいち乗り切れない、煮え切らない内容の映画だった。 序盤はエキゾチックなロードムービーといった趣きでなかなかの味わいだったが、終盤に近づくにつれ「海外旅行には行きたくない」という気持ちにさせられる、非常にネガティブな内容だったように思う。[インターネット(字幕)] 5点(2025-01-29 20:57:51)《改行有》 2. 桂子ですけど 《ネタバレ》 1時間は60分であり、3600秒である。 1秒という時間をこれほどまでに意識させる映画があっただろうか。 時間というのは意識せずとも一定のリズムで1秒を刻み進んでいく。 時間の経過を意識してみたらこうなりました的な、そんな実験映画である。 確かにこの映画を見ていた1時間は、人生で経験がないほど1秒を意識させられた。 面白い内容ではないけど、1秒を意識させられたという点で、実験映画として成立しているんじゃないだろうか。 それにしても赤い畳は趣味が悪いな。 赤いミニスカは良いけどね。 しかし体力あるな、この女の人。[インターネット(邦画)] 5点(2024-12-30 20:01:15)《改行有》 3. リバー・オブ・グラス 《ネタバレ》 典型的なロードムービーで嫌いではないのだが、二人のルックスがひどいというか若くないというか、いや別に若くなきゃいけない訳ではないけど、見ていて華がなくイマイチ乗りきれない。 足の指でタバコをいじるところなんか『ミステリートレイン』そのものだけど、これはオマージュなのか単なるパクりなのか分からない。 最後のオチはそうなる必然性もないし、物語をどうやって終わらせるか悩んだ末の無理やりなオチのような気がしてあまりよろしくない。[インターネット(字幕)] 5点(2024-12-12 20:14:14)《改行有》 4. 写楽 《ネタバレ》 とんぼが写楽になるまでの前半は溜め息が出るほどつまらなかったが、写楽になってからの後半は少しはマシになった。 衰えきったフランキー堺が印象に残る。 本当に今にも死んでしまいそうなほど病的で、声にも張りがない。 その他キャスティングはまったく魅力なし。 前半が1点、後半が5点、その平均をとって3点といったところか。[インターネット(邦画)] 3点(2024-11-07 19:56:56)《改行有》 5. On Your Mark CHAGE & ASKA 《ネタバレ》 短い作品だけど、わたしは好き。 宮崎駿の最近の長編作品よりよっぽど良い。 映像も綺麗で純度が高い。 鳥人間少女がこれまた魅力的。 命を救われて飛び立つシーンは、良すぎて脳裏に焼きつく。[インターネット(邦画)] 7点(2024-09-21 00:24:10)《改行有》 6. お墓と離婚 《ネタバレ》 忌野清志郎を目当てで鑑賞するしか、なかなか見るきっかけの無かろう作品。 ちなみにわたしは忌野清志郎を目当てではなく、某書籍で評価が高かったので見ることにした。 未ソフト化作品のため、見る機会になかなか恵まれず苦労したが、この度めでたく神保町シアターで鑑賞にこぎつけた。 小林薫と田中好子が夫婦の役で、この二人がメインキャストなのだが、なかなか地味で渋い内容となっている。 小林薫はお墓のセールスマンをしているが、「他人の不幸で飯食いやがって」みたいな嫌味を客から言われ苦労している。 田中好子との夫婦関係は一見、良好そうなのだが、なんだか夫婦二人にしか分からない不満が蓄積してそうな雰囲気がある。 この作品、行間を読め的な分かりにくいシーンも多く、特に最後で首を絞める喧嘩をしたり、よく理解できない部分がある。 先に書いた「夫婦にしか分からないこと」だからなのかもしれないが、離婚というオチがどうも唐突だし、理由が判然としなかった。[映画館(邦画)] 6点(2024-07-22 14:53:36)《改行有》 7. 世界中がアイ・ラヴ・ユー 《ネタバレ》 終始ドタバタしている。 しかも家族関係が複雑なのでよく理解できない。 よく分からないまま、色んな登場人物たちの恋愛模様が展開される。 唯一分かったことは、この映画はウディ・アレンの恋愛的願望を描いていることだ。 冴えない風貌の男が美女と懇意になる。 金で釣らない限り現実にはあり得ない話。 そう、これは空想ミュージカルだ。[インターネット(字幕)] 3点(2024-06-16 22:52:56)《改行有》 8. 青春神話 《ネタバレ》 ツァイ・ミンリャンが本作の後、何本か映画を撮れたのは合点がいく。 ツァイ・ミンリャンはデビュー作で最高傑作を作ってしまったからだ。 これだけの作品を最初に発表したら、そりゃあ評価を得て次々と映画を撮る機会に恵まれるだろう。 だけどおそらくこのデビュー作を超えることは出来なかった。 それだけこの作品の出来は素晴らしい。 台湾の都会の空気。 どこか空気は澱んでいる。 そこで若者は目先の快楽をむさぼる。 そこに将来の希望なんてありゃしない。 刹那な快楽と暇つぶし。 そんな若者たちをセリフ少なく映像で表現した紛れもない傑作。 (=映画は脚本が命では決してない)[インターネット(字幕)] 8点(2024-02-09 20:36:56)《改行有》 9. オリーブの林をぬけて 《ネタバレ》 ラストシーンで男が走って戻ってくる場面。 ここで「やったー!」とか「よっしゃー!」とか何でもよいから歓喜の雄叫びが欲しかった。 あまりにあっさりし過ぎていて飽きてくる。 一方で、男の決死の口説きには脱帽。 ここまですれば大抵の女性は落ちるでしょう。 どんな恋愛マニュアルより実践的な口説きのシーンは熱意があって素晴らしい。[インターネット(字幕)] 4点(2024-02-03 10:32:41)《改行有》 10. アダムス・ファミリー(1991) 《ネタバレ》 アダムス家の奥様がまさに妖艶で気品があって大変魅力的だった。 ブラックユーモアが随所に効いていて意外と楽しめた。[インターネット(字幕)] 5点(2023-07-15 22:00:34)《改行有》 11. ラヂオの時間 《ネタバレ》 最初から最後までトップスピードで爆進、ずっとうるさくて疲れる映画だったが、三谷幸喜の脚本家としての類い稀な才能は堪能できた。[インターネット(邦画)] 7点(2023-07-08 00:33:00) 12. トキワ荘の青春 《ネタバレ》 やさしい空気に包まれてるし、郷愁を誘ういい映画なんだけど、さすがに起伏や見どころが無さすぎる。[インターネット(邦画)] 5点(2023-06-11 23:40:03) 13. 夢(1990) 《ネタバレ》 最後のエピソードが一番好み。 笠智衆の話は含蓄がある。 それに対し、雪女のエピソードやトンネルのエピソードは苦痛だった。 フェリーニが『8 1/2』を撮った様に、巨匠監督はどうも頭の中の空想や夢で見たものを映像化する傾向があって、それは巨匠だから許されるのもあるが、いずれにせよあまり面白いものとは言えず、周囲もそれを題材に映画を撮ることに対し、反対できない力関係があったのかなと勝手に思いを巡らせてみた。[インターネット(邦画)] 3点(2023-05-11 08:27:34)《改行有》 14. CUBE 《ネタバレ》 誰が生き残るのか?という観点から見れば面白かったが、登場人物達が置かれた設定については面白くなかった。 黒人の警官が悪役になってるけど、これ作った人、警官に恨みでもあるのかな?[インターネット(字幕)] 3点(2023-03-02 21:26:34)《改行有》 15. 極道戦国志 不動 《ネタバレ》 エログロネタを豊富に取り揃えたアイデアは凄いが、とにかく漫画っぽくて安っぽい。 谷原章介が主演なのもいただけない。[インターネット(邦画)] 3点(2023-02-27 23:22:58)《改行有》 16. オール・アバウト・マイ・マザー 《ネタバレ》 エイズ、オカマ、妊娠後死去、交通事故死等、様々なテーマを扱っているわりには退屈。 女性による女性のためのお話という感じで、オッサンの私にはイマイチ何も伝わってこなかった。[DVD(字幕)] 5点(2023-02-05 19:50:47)《改行有》 17. もののけ姫 《ネタバレ》 やっと鑑賞できた。 全体的にグロテスクな描写が多い。 人と自然とが共存できれば確かにベストだ。[DVD(邦画)] 6点(2023-01-31 19:14:07)《改行有》 18. トゥルー・ロマンス 《ネタバレ》 最初から最後まで飽きさせない展開は、さすがアメリカ映画。 強引なハッピーエンドも意表を突いていて面白い。 女性が殴る蹴るされるシーンは少しきつかった。[DVD(字幕)] 7点(2023-01-15 16:20:39)《改行有》 19. 沈黙の女/ロウフィールド館の惨劇 《ネタバレ》 作品名に惨劇とあるから、見てる最中はずっとハラハラドキドキ。 ちょっとした会話に不穏さを感じたりしながら、最後まで楽しめた。 ラストシーン、音声が録音されていたという事がエンドロール時に判明する。 この落とし方もうまい![DVD(字幕)] 7点(2023-01-08 00:25:02)《改行有》 20. ナイトメアー・ビフォア・クリスマス 《ネタバレ》 頭を開けて脳みそを掻く博士、キャラが強烈。 その他にもアイデア豊かなキャラが沢山出てきて、なかなか面白かった。[インターネット(字幕)] 5点(2022-12-21 20:12:04)《改行有》
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