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1. ゴジラ(1954)
《ネタバレ》 これはすごい。今更感があって、この第1作をずっと見なかったのは失敗だった。平田昭彦さん、後年の鼻持ちならないエリート役のイメージしかなく、周りの大人がどうしてあんなにヒーロー扱いしていたのかわからなかったが、この映画を見たらそりゃヒーロー以外の何物でもない。この映画を戦後9年で作ったのだから、昔の邦画って本当にすごかったのだなとつくづく思い知ったな。世界に永遠に語り継ぐべき傑作です。[インターネット(邦画)] 10点(2019-12-01 11:05:23)(良:1票)
2. 欲望という名の電車(1951)
いやー痛い映画です。これとスカーレットのおかげでビビアン・リーという女優自体が嫌いになりました。そんだけすばらしい演技だったということですが。ところで、主要人物のうちマーロンブランドだけこの映画でオスカーが取れなかったんですね。今考えたらどう考えても違和感がありますが(とったのが「アフリカの女王」のボギーと聞いて、ますます違和感)当時のハリウッドの風潮がああいう演技を受け付けなかったという解説を読んで妙に納得。後年のマーロンブランドのハリウッドへの振る舞いがこのときの復讐だったのではという解説を読んでますます納得。伝説的名優マーロンブランドをハリウッドの反逆児へと駆り立てたという意味においても記念碑的作品でありますね。[DVD(吹替)] 6点(2007-08-10 23:13:55)
3. 情婦
《ネタバレ》 傑作との評判だったのでDVDを購入して鑑賞。確かに傑作でしたが、このトリックって他でも見たことあるような・・・ってこれが元祖なんですね!!チャールズロートンがこんなお茶目な役者だったと知らなかった。戦艦バウンディでしかみたことなかったし。で、デートリッヒがあれで当時すでに60前というのもすごいな。正直今の時代見たら、すでにあちこちで部分的にネタバレがされていると思うので、途中で結末がわかってしまい初見のインパクトはそれほどでもないのですが、歴史的名優達の名演技に謹んで9点献上。あと「情婦」の邦題が批判されていますが、私はうまいタイトルだと思いました。なるほど確かに「情婦」だと・・。[DVD(字幕)] 9点(2007-08-10 22:56:06)
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