|
プロフィール |
コメント数 |
17 |
性別 |
|
自己紹介 |
世間知らずで頭が弱く、難しい解釈はさっぱり分からず表面的になりやすい。さらに考える事はあらゆる意味で完全に狂っている。そんな私のレビューですから、そのつもりで。 |
|
1. ドラえもん のび太の日本誕生
《ネタバレ》 ドラえもん映画で一番好きな映画。「俺もあの大根ほしい」とか、「楽々スコップで思いっきりすごい家建ててやる」とか今でも考えますもん。でも創造美だけではなくジャイアン曰く「男性的な冒険」物語である所がこの作品の素晴らしいところ。そう、野性的冒険とは不気味で怖くなくてはいけない。時空乱流とか動く土偶とか、そういうプリミティブな恐ろしさが冒険を物凄く引き立てていたと思う。最後に、やられちまうギガゾンビだけど、個人的には仮面が剥がれ、間抜けな顔ががっくり来る様は、今までの恐ろしい姿の対比からして結構ツボだったりする。あと牛の姿焼食ってみたい。[地上波(邦画)] 10点(2007-09-23 22:26:57)
2. 火垂るの墓(1988)
《ネタバレ》 俺は馬鹿なので可哀想という感情のみ。他人に上手く媚びる事の出来ない人間は、駅で瞳孔開いて死んでいくしかないという事実は、基本的に昔も今も変わらない。ただ運と程度の違いなんだと思う。時代の流れに、社会が求める価値観に適応できない人間は今の日本社会にも大勢いるし、当然60年前もそうだったはず。俺も20年後には駅に大量の骸の一つとして転がっているかもしれないのだ。俺はこの作品を過去の物などとは思えなかった。理由はただ一つ、戦時でも平時でも人間社会というものは根本的に変わりが無いという事。俺に出来る事は、自分と仲良くしてくれる奇特な人たちの幸せを願いながら生きていくことだけだ。[地上波(邦画)] 7点(2007-08-01 00:38:03)(良:1票)
|