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コメント数 44
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年齢 52歳
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【製作年 : 2010年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
評価順1
投稿日付順1
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1.  アス 《ネタバレ》 あまりに設定が荒唐無稽すぎて…。 描きたいのは社会問題の方で、それをホラーアクション仕立てに見せる腕がある、というのがこの監督の売りなんだろうけど、後者として観た場合、前者が足かせになって、結果荒唐無稽過ぎてしまった感じ。 それでも米国での評価や興行成績は高かったらしく、最近の暴動なんか見ててもよっぽど米国の社会問題というのは根が深いんだなぁということだけは分かった程度の私では、この映画本来の評価など下しようがないということはお断りしておく。 ルピタ・ニョンゴちゃんが肝っ玉母ちゃんを大熱演。相変わらず美人です。[インターネット(字幕)] 3点(2020-06-27 23:32:43)《改行有》

2.  グッドモーニングショー 《ネタバレ》 序盤のコメディーパートや、クライマックスの展開など、プロットは十分楽しめ、テレビ局のセルフパロディとしても随分踏み込んでるなぁと思った。 ただ、演出というか演技がひどい。主人公の動機づけとなる重要なセリフ、時任三郎の「しゃべるのが仕事だろう、お前の武器は言葉だろうが」に力がなさ過ぎ。濱田岳のエキセントリック「風」のパターン感。主役の中井貴一ですら、噛んでるのを何となくごまかしてるみたいなシーンもある。 本来もっと魅力ある演技ができる役者さんたちのはずなのに、一体どうした? という感じ。 要するに、演技指導をサボってるんだと思います。 長澤まさみちゃんの魔性感は良く出てた。[インターネット(邦画)] 3点(2020-03-20 04:54:32)《改行有》

3.  男はつらいよ お帰り 寅さん 《ネタバレ》 ■空港でのキスシーン、「ニュー・シネマ・パラダイス」のラストの、キスシーンのカット集に収めても違和感のないくらい、素晴らしいキスシーンだ。ここで鼻を啜る音がちらほら。私も啜る。などと思っていたら、なんとこの映画のラストこそが、「ニュー・シネマ・パラダイス」のラストに勝るとも劣らない、寅さんの、そして、寅さんへの、愛のカット集。この二段構えには参りました。 ■寅さんシリーズは、最初の方こそ笑いと涙のバランスが良くとれていて、名作が多いのだけれど、段々と涙の方に比重が傾いてしまって、言っちゃあ難だが陳腐に感じてしまうものもちらほらある。今回、そんな陳腐なお涙頂戴な感じだったら嫌だな、と思って、あまり期待してなかったのだけれど、陳腐だなんてとんでもない、その涙が映画館を出ても止まらないのだから、まったく世話がない話である。 ■思うに、ちゃんと満男のストーリーとして消化/昇華されているのが、成功の秘訣ではないか。その「観了感」が、他のどの寅さん作品とも違うものだったのは、これが満男の映画だからなのだと思う。 ■寅さんシリーズは、さくらの女一代記でもある。ということで、さくらを主人公に、「女もつらいよ」シリーズの始動をお願いしたい。[映画館(邦画)] 9点(2020-01-04 17:49:07)《改行有》

4.  ダンケルク(2017) 《ネタバレ》 ■「プライベート・ライアン」以来、戦争映画といえばあのスタイルが王道みたいな感じだけど、その流れでこの作品を理解しようとしても意味がない。これはあくまで「時空の魔法使い」クリストファー・ノーランの映画である。 ■冒頭、主人公が独軍の銃撃から逃げていると、いきなり視界が開けてダンケルクの海岸についてしまった。もうこの時点で時空がねじ曲がった感が凄い。それを皮切りに、いつの間にか数日たってたり、エピソードごとの時間経過が全くバラバラだったり、と、とにかく時空を解体しまくる。 ■それはつまり、「ダンケルクというブラックホール」を描く試みではないか。この地に吸い寄せられるようにさまよい出たり、なんやかんやで中々脱出できなかったり、やっと脱出できると思ったら結局また戻ってきてしまったり。ダンケルクというのはそういう(ホラー映画にでもありそうな)ヤバい場所なんだということを、時空をもてあそぶことで強調しようとしているのだと感じた。 ■しかし、それらはやっぱり戦争の恐怖を伝えるための手段に過ぎない。マーク・ライランスが、「我々の世代が若者を戦場に追いやってしまった」というようなセリフを言うけど、このご時世に生きる人の親として、大変身につまされる。また、兵士たちが本土に戻って歓迎を受けるシーンでは、「よく戻ってきたなぁ」と私も一声掛けたくなった。大変技巧的な映画ではあるが、それにも拘らず、か、それが故に、か、分からないけど、ダンケルクという戦場の閉塞感が生々しく伝わってくる、骨太な戦争映画である。エンドロールでは涙が止まらなかった。[映画館(字幕)] 8点(2017-10-01 16:25:27)(良:1票) 《改行有》

5.  桐島、部活やめるってよ 《ネタバレ》 ■「手法」についてはさておき、純粋にストーリーだけ追えば、これは完全に宏樹君の苦悩と成長の物語である。 ■桐島君の突然の不在の理由は、たぶん進路に関わることなんだろう。土日を挟んで就職先か入門先かわからないけど(進学じゃない気がする)、じっくり話を聞きに行ったとか、何ヶ所か一気に回ったとか、そんなとこだと思う。先生には許可をとってあるはず。というのは、劇中どの先生も桐島君の不在について無断欠席としての反応をしてないから。そこは、どの生徒も先生に確認していないことで、巧妙に伏せてある。 ■で、宏樹君は大体そんな理由で桐島君が休んでいることは薄々気づいてる。突然将来の自分のビジョンを確立するために猛然と活動を始めた親友。それに比して自分は?と、悶々と送る数日…、というのがこの映画の軸だ。 ■主人公に擬されてた前田君には、実は意外なほどドラマがない。映画部顧問の先生にプチ反旗を翻したこと、失恋してそれを乗り越えたこと、ぐらいである。ぐらいと言ってはなんだが、どちらも葛藤らしい葛藤が描かれていない。前者はあっけないほど簡単に前田君は沸点に達し(達したところで先生をちょっとひるませるぐらいなのだけれど)、ロメロのくだりを口にしたし、後者に至っては、失恋と乗り越えの間にほとんどタイムラグがない。どうもこの前田君というのは、あっけらかんとした割り切った性格のようで、湿った感情に欠けるように見えるのである。少なくとも前田君の場合、現実の逃げ場が映画なのではない。ハナっから映画がまずあって、学校社会という現実がそれを邪魔しているだけであって、だとすれば葛藤なんて些細なもんなのである。 ■この映画は青春ドラマだろうから、青春ドラマの主人公たるもの、葛藤があってナンボだとすれば、明らかに主人公は宏樹君である。で、前田君はその鏡像、アンチとかライバルとかの類と言っていい。自ずと自らが充足しているのは前田君だったのであって、そのことに気づいてしまう不安が無意識的に忍び寄る数日、それをはっきりと悟らされたラストシーン、という流れが読み取れる。 ■つまり、宏樹君にとってのゾンビは前田君なのであった。前田君がのぞいた8mmのファインダーに映った宏樹君の顔は、ゾンビに狙われて恐怖におののくかのような表情である。 ■…と、自分なりの解釈を楽しめ、また、誰しも解釈を楽しみたくなるのが本作の醍醐味だと思う。[DVD(邦画)] 8点(2014-07-28 00:43:44)(良:1票) 《改行有》

6.  シャッター アイランド 《ネタバレ》 このタイミングで見たので、配給会社の広告を喰らわなくて済んだからかどうか知らないけれど、映画自体の雰囲気がなぜか居心地良くて、結構楽しめた。島や施設の作り、美術・映像効果、ベン・キングズレー始め、マックス・フォン・シドーやパトリシア・クラークソン(艶っぽい!)らベテラン勢の存在感、ザ・バンドのロビー・ロバートソンの音楽など、素敵なポイントはいくつもある。使い古された『エンゼル・ハート』落ち(あえてそう言わせてもらう)ではあるが、そういうジャンルです、ということでOKにしたい。まぁ、ラストの意味を、43番の「あろえりーな」さんのコメント見てやっと分かった程度なので、偉そうなことは言えないのだが。[DVD(字幕)] 7点(2011-05-12 00:01:23)

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