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【製作年 : 1960年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
1. 世にも怪奇な物語 フェリーニ監督の第三話「悪魔の首飾り」が突出した出来で必見です。残りの作品はどうでもいいです。[DVD(字幕)] 8点(2010-12-07 00:53:47) 2. 昭和残侠伝 血染の唐獅子 《ネタバレ》 昭和残侠伝シリーズの最高傑作。 とにかくストーリーが面白い。 脇役の音吉演ずる山城新伍、バカ竹の津川雅彦が好演しており、特に津川雅彦は一世一代の当たり役。若き藤純子も本当に綺麗です。 高倉健と池部良が祭り囃子の中、出入りに行くシーンは秀逸。音楽も良く、木遣り唄を採用したことは見事。 音吉がしでかした不祥事に皆が金をかき集めるところなんかは日本版「素晴らし哉!人生」と思えるほどの感動的な作品です。 マキノ雅弘監督は佐伯某と違って、本当に素晴らしい。[DVD(邦画)] 7点(2010-11-20 15:28:38)(良:1票) 《改行有》 3. 砂の上の植物群 《ネタバレ》 '原作の吉行淳之介の小説が素晴らしいので、映画は二番煎じだろうと期待せず観たのだが、大間違いだった。ミロの絵とパートカラーが斬新。中平は当時、全盛期のアラン・レネを真似たのだろうか。レネの映画表現に近いと感じた。[地上波(邦画)] 9点(2008-02-17 18:53:42) 4. 鏡の中にある如く 部屋の窓から映し出される湖の光景。湖面の揺らめきとモノクロの影がほの暗く美しい。この家族の父子間の愛情の疎通さはこの湖水に似て、表面は穏やかでもその奥は水という無機なるものに深く覆われ誰も立ち入ることはできない。湖上に光を指す太陽は神の象徴なのか。ラストではやや明るい。[DVD(邦画)] 9点(2008-02-04 00:42:05)
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