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【製作年 : 1950年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
1. 幕末太陽傳 《ネタバレ》 談志さんの居残り佐平次を聞いたことがあったので、より楽しめました。それにしてもフランキー堺の圧倒的な魅力、これに尽きる映画です。とってもテンポよく痛快なのですが、唯一佐平次が咳き込むと、なんか現実に引き戻されちゃうというか、減速しちゃうというか。もっと突き抜けて欲しかった、という感じもある。[DVD(邦画)] 7点(2008-10-29 14:36:44) 2. 裏窓(1954) 改めて見直してみると、フラッシュで何回も怯む犯人がちょっとわざとらしかったり、単純な時計の経過で時間を表すなど、ややストレートすぎる表現やオチに「まあな」と言う感想だが、設定の面白さやグレース・ケリーの美しさは、十分楽しめた。今となってはあんなにオープンな状況は稀だが、ノゾキという何かしら一度は経験した事のあるドキドキ感は、サスペンスとしては十分に楽しめる映画でしょう。初めて犯人と目が合った時のハッとする一瞬や、ギブスで自由が利かないジェフの部屋に迫る犯人はうまく表現していた。[DVD(字幕)] 6点(2008-10-16 22:38:57) 3. 隠し砦の三悪人 《ネタバレ》 なんといっても田所兵衛の「裏切り御免!」でしょう。何度観ても拍手してしまいます。逃走劇に至るまでは少し長いかなとも思えますが、その分、ラストの解放感、爽快感があるのでしょう。ところで、ジョージルーカスに多大な影響を与えてるのは、有名な話。オープニング、太平と又七が野原をとぼとぼと歩いているカットは、ジェダイの帰還オープニングの砂漠で歩くC3POとR2D2で、エンディングで六郎太、雪姫、田所兵衛がびしっと決まるのも、表彰式でのレイア姫、ルーク、ハンソロといったところでしょか。 と思って調べてみたらそういうことでした。既出御免![DVD(邦画)] 8点(2008-09-11 22:04:57) 4. 独立愚連隊 《ネタバレ》 この年代に、こんな痛快な戦争エンターテイメントを創った作者に感動です。御殿場で撮影されたというロケーションも黒土と草と建物のコントラストがモノトーンとマッチしていて、シネスコフレームも効果的に使われていたと思います。アクション、サスペンス、ロマンス全てが絡み合い、それぞれテンポよくしっかりと描かれていて、一時も飽きさせませんでした。身の詰まった名作だと思います。[DVD(邦画)] 8点(2008-09-10 14:41:32)
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