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【製作年 : 2000年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
評価順12
投稿日付順12
変更日付順12

1.  雲のむこう、約束の場所 《ネタバレ》 個人的には好きな作品。ストーリーは有ってないようなもの。というと言い過ぎだけれど、一見重要そうに思える南北分断とか、戦争だとかは本筋とはまったくと言っていいほど関係がない。そこに目を奪われると、この映画の本質を見失ってしまう。主題はあくまでも青春ラブストーリーで、「SF的『眠れる森の美女』」とでもいうべき作品。[映画館(邦画)] 8点(2010-11-23 14:31:53)

2.  秒速5センチメートル(2007) 《ネタバレ》 作画は綺麗だけれど、内容がね……。1>2>3の順で内容が悪くなっていく。 1話をもう少し膨らませて、他は後日談的に付け加えて1本の映画にしたほうが良い作品になったんではないだろうか? 高校はともかく、社会人になってまで初恋の思い出に浸っているのは、情けなさ過ぎ。 しかも最後は山崎まさよしの歌が主役になっちゃってPVを観ているかのようだった。 [映画館(邦画)] 4点(2010-11-23 13:16:02)(良:1票) 《改行有》

3.  ターミネーター3 主役2人に華がなく、敵のターミネーターに怖さを感じず、ストーリーのテンポが悪い。 これで面白いと思えるはずがない。 [地上波(吹替)] 3点(2010-11-23 12:57:27)《改行有》

4.  日本沈没(2006) 《ネタバレ》 パニック映画だと思っていたら、甘々なラブストーリーでした。しかも相当に出来の悪い。 ところで、あれほどの爆発を海底で起こして、他国への被害はないんだろうか? [地上波(邦画)] 2点(2010-11-23 11:10:11)《改行有》

5.  名探偵コナン 戦慄の楽譜 《ネタバレ》 犯人の動機などツッコミ所満載なのはいつものことだけど、今回は酷すぎ。防音のために会場内の人間が爆発に気がつかないとしても、コンサートが始まっても、入口とかロビーとかにスタッフはいるんだからホール内の人間が会場にしかないってことはないだろう。しかもその設定のせいで緊迫感がなくなってしまっていて、盛上がりにかけてしまっているから身も蓋もなくなってしまっている。 それにこの作品に限らずだけど、絶対音感を持ち上げすぎ。いくらほんの少しの違いとはいえ、演奏中の音のズレなんて絶対音感を持っていなくたって、わかる人はわかる。むしろプロの音楽家であればわからない方がどうかしてると思うけどな。 この作品に「現実では」って、ツッコミを入れるのは野暮なんだろうけど……[DVD(邦画)] 3点(2010-11-23 10:40:47)《改行有》

6.  神童 原作にはある笑いの部分がまったくなくて、ただ淡々とストーリーが流れているだけ。原作を読んでいないと理解しにくいシーンが多すぎて、色んなものが消化不良を起こしている。 うたを小学生から中学生に変えたために、無邪気な明るさが消えているし、和音との距離感もどうも落ち着かなくなっている。[CS・衛星(邦画)] 4点(2010-06-03 12:21:16)《改行有》

7.  スラムドッグ$ミリオネア 《ネタバレ》 ハッピーエンドは嫌いじゃないけれども、素直に感動できなかった。 最後の問題が正解しなかった方が良かったのでは?  最後の問題は正解かどうかはわからない方が良かったのでは?  二人が会うのは放送直後ではなく、1年後とか2年後とかの方が良かったのでは?  などなど、ラストに至る過程の描き方をもうひとひねり欲しかった。というか、ひとひねりありそうな感じがしたのに、全くなかったので拍子抜けしたのかもしれない。 [映画館(吹替)] 7点(2009-05-02 18:53:31)《改行有》

8.  レッドクリフ Part II ―未来への最終決戦― 《ネタバレ》 Ⅰからしてそれほど期待していた訳ではないし、「未来への最終決戦」っていう副題からも失敗作の臭いがそこはかとなく流れていたわけですが、やっぱりって感じです。 アレンジは仕方ないにしても、もうちょっとやりかたがあっただろうと思う。たとえばスパイに行った尚香と敵兵の交流だけど、敵兵は尚香を男だと思っているのに、あの距離感はどうなんだろう。 そもそも尚香をメインに描くならスパイにするよりも、劉備とのロマンスの方を描いて欲しかった。 肝心の戦闘シーンは長すぎました。延々と描いて、最後は「お前の国に帰れ」ですか。どう処理するのかと思っていたけれど、あれでは唖然呆然です。 昔NHKでやっていた人形劇三国志の方が、よっぽど上手に「赤壁の戦い」を映像化していた。[映画館(吹替)] 2点(2009-05-02 18:35:09)《改行有》

9.  レッドクリフ Part I 赤壁の戦い本番直前までを描いた作品。アレンジ部分は許容範囲内なんだけど、どうにも盛り上がるべき最後の戦闘シーンがつまらなかった。ジョン・ウーお得意のスローモーションが、こういった集団戦では逆に迫力をなくしているような気がする。 それに関羽、張飛、劉備といったところが、一般将兵の中に入ると埋もれてしまうぐらい存在感がなかったのもマイナス点。曹操が女にうつつを抜かしているのも、あまりにも矮小化しすぎで、これまたマイナス点。 [映画館(吹替)] 4点(2009-05-02 18:20:08)《改行有》

10.  おくりびと すごく淡々としていて、ストーリーそのものも捻ったところもなくシンプルそのもの。贅肉をそぎ落とした、そのシンプルさが逆に題材にマッチしたのだとろう。ドキドキもワクワクも笑いもほとんどない作品なのに不思議と2時間を超える上映時間が長いとは感じなかった。 よくぞこの題材を映画にしたなという着眼点を覗けば、ここが良かったと特筆するところはないけれども、見終わった跡は素直にイイ映画だったなといえる作品。 [映画館(邦画)] 8点(2009-04-15 22:06:33)《改行有》

11.  ハプニング 《ネタバレ》 突然、周りの人間が自殺し始めたら…… という、アイデアのみで作られた映画。 前半こそ引き込まれたけれど、中盤以降はグダグダでラストは何とも中途半端。 謎が解決されないのは良いとしても、だからといって突然収まりましたはないだろう。 あれなら主人公たちも自殺させて何の希望もない終わり方にした方がよかったと思う。 それから自殺を誘発する物質が風に乗って運ばれるというのに、風が当たるか当たらないかといったことで自殺するしないが変わるというのはあまりにもリアリティがなさすぎる。 [映画館(字幕)] 4点(2009-04-14 20:22:44)《改行有》

12.  相棒シリーズ 鑑識・米沢守の事件簿 《ネタバレ》 本筋の映画版が背伸びしすぎて“らしさ”をなくしてしまったことに対する反省か、あくまでも“らしさ”を追求して面白い作品に仕上げている。米萩原聖人とのコンビぶりは意外にはまっていたように思う。 映画だけでなくテレビシリーズとしてやって欲しいぐらい。 ただ、ビルに忍び込んで証拠を探すという手段はいかがなものだろうか? あくまでも娯楽作品なので四角四面のことは言いたくはないけど、相棒シリーズにはあっていない捜査方法だと思う。 それと、ところどころで杉下右京コンビが出てくるけれど、正直画面上に出さなくても良かったと思う。 [映画館(邦画)] 6点(2009-04-14 19:56:05)《改行有》

13.  相棒 -劇場版- 絶体絶命!42.195km 東京ビッグシティマラソン 《ネタバレ》 テレビシリーズのファンです。 正直がっかりでした。過去の2時間スペシャルの中にはこれよりもデキのいいものがありました。 派手な演出をするためだけの無理矢理な爆破シーンや結局意味のなかったマラソンなど、映画ということでよそ行きの服を着てしまったって感じです。 それら以上に残念なのは事件の根本部分の取り扱いです。 あの事件を通達がいついったのかどうかという次元で語るべきではなかったと思います。世間的な受け入れやすさを考えてのことなのでしょうが、あのことがいかに異常で劣悪で嫌悪すべきことなのかをもっと真正面から取り上げるべきでした。 それによって映画に対する批判が起こるかもしれませんが、それを恐れるのであれば他の題材をネタにすればよかったのではないでしょうか? [映画館(邦画)] 4点(2009-04-14 19:35:42)《改行有》

14.  ヤッターマン(2008) 《ネタバレ》 ヤッターマンを実写でやりましたってだけの映画。 こういう馬鹿馬鹿しいB級のりの映画は決して嫌いじゃないんだけど、随所にギャグがあったけれど、ほとんど笑えなかった。 1号とドロンジョで恋愛ネタをするんなら、海江田博士の娘は必要なかったと思う。 [映画館(邦画)] 5点(2009-04-04 16:31:59)《改行有》

15.  クローバーフィールド/HAKAISHA 《ネタバレ》 どんな状況であろうとも報道関係者でない一般人がビデオカメラを延々と回し続けられるか! というツッコミは横においておいて、素直に面白いと思える映画でした。 「ブレア・ウォッチ」なんかと同じ手法なんだけど、金をかけている分だけ迫力があった。 乗り物酔いはするは、3D酔いするわという軟弱体質だけど、意外にも最後まで酔うことなく見られた。 謎がほとんど明らかにされていないことに不満の声もあるようだけど、この作品はこういう作品なのだからまったく問題ないと思う。むしろ怪物の全身を何度か見せてしまったことの方が不満。最後まで、どんな怪物なのかわからないままで終わらせて欲しかったな。 裏設定なんかも色々とあるようだけど、そんなのものは一切表に出さず、続編も謎解き編も作らず、このまま完結させた方が良いと思う。 [映画館(字幕)] 7点(2008-10-15 20:56:23)《改行有》

16.  パコと魔法の絵本 《ネタバレ》 ティム・バートンのようなファンタジーチックな世界に舞台のような演出、カメラ目線での演技、随所に入ってくるCGアニメと、ちょいととっつきにくさはあるけれど、それ以上にぐいぐいと引き込んでいくパワーがあった。 芝居のシーンで本来は演技の上手い役者陣があえて棒読みでセリフを読んだり、CGから実写に戻ると学芸会並みの小道具を身にまとっていたりといったチープさにも味があった。 [試写会(邦画)] 8点(2008-10-15 20:42:55)《改行有》

17.  容疑者Xの献身 《ネタバレ》 原作はかなり前に読了。 原作ではまったく感情移入ができなかった石神だったけれど、一人の人間として描かれていたのは良かったかな。それでも、原作もそうだったけど、石神のやったことは一人よがりな愛情を押し付けているようにしか思えなくて、“深い愛情”なんてものは感じられなかった。 靖子にしてみれば、石神が殺人を犯していようといまいと、身代わりになるという結果は変わらないのだから、湯川の推理を聞いて自首するいうのもよくわからない。もともと原作にない雪山のシーンを省いて、湯川の話を聞いてからの靖子の葛藤みたいなものを描いた方が良かったんじゃないだろうか。 それよりも何よりも、どうして石神は死ななかったんだろう。自分が殺したという証拠かヒントになるような物を持った上で事故死に見せかけて死ねば、石神が望むように母娘が幸せになれるようにと思うんだけど…… [映画館(邦画)] 5点(2008-10-15 19:54:58)《改行有》

18.  崖の上のポニョ 《ネタバレ》 普通に面白くなかったです。 最近の宮崎アニメはストーリーを作りこむことを放棄しているとしか思えない。思いついた、あるいは描きたいシーンを集めただけって感じ。 あと、すごく気になったのは大人の身勝手さでやたらと子供を危険にさらすシーンが多いってこと。宮崎監督にすれば母親が子供を横に乗せてあんなにも車を飛ばすのも、嵐の中制止を振り切って家に帰ろうとするのも、そうやって走る車を描きたかっただけなんだろうけど……。 [映画館(邦画)] 4点(2008-08-07 09:40:31)《改行有》

19.  劇場版 とっとこハム太郎 ハムハムランド大冒険 ウジウジしたハム太郎なんて大嫌いだぁ~3点(2003-06-25 03:07:57)

20.  千と千尋の神隠し 中身ゼロ。ストーリーと呼べるものがなく、すべてのエピソードがバラバラでしかなかった。アイデアを昇華させる時間がなかったんだろうな。それでも、画面にひきつけさせる演出力はさすがというべきか。3点(2003-06-25 02:24:53)

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