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1. るろうに剣心 伝説の最期編
《ネタバレ》 本来、つっこみたい部分は皆様が既出なので、主に良かったと感じた所をまとめてみます。師匠との奥義習得の場面。確かに長く感じますが、「生きようという意志は何よりも強い」と剣心が悟る過程を導き出すのに必要であったと思います。明治政府が剣心を捕えて公開斬首となるシーンは、結果的には茶番ですが、人斬り時代の罪状が読まれ・・悔いながら聞いている剣心・・今作含め、何度もリフレインされた、斬殺された清里と泣き崩れる巴を雨中傘をさして見ている剣心。だからこそ「もう決して人は殺めない」と決意して答えを見いだせたのだと思えます。甲鉄艦「煉獄」内の最後の戦闘、宗次郎との再戦は、前作逆刃刀を折られた時から剣心が成長して、宗次郎の刀を逆に折る事で、剣心の成長を描いたのは良かったが、戦う前のやりとりで宗次郎の「せっかちだなぁ」というセリフだけは浮いてて違和感が残りました。また左之助と安慈の戦いが、1作目の番神との戦いにそっくりな点は残念でした。艦内、最後の志々雄との対決の4対1は、この強い4人がかかっても敵わない程強い志々雄。と強調されたのが一番印象に残ったので、有りだなと。剣心以外は立ち上がれなかったし、最後剣心が「左足」を1歩踏み出すだけで、「天翔龍閃」を表現していましたが、これは原作を知る人でないと分からないかもしれませんね。とにかく、多々あるつっこみ所をはねのける、殺陣、所作を含めた圧巻のアクションシーンの数々にこの点数を付けさせて頂きたい。
[映画館(邦画)] 8点(2014-10-28 19:44:06)(良:1票) 《改行有》
2. ノルウェイの森
《ネタバレ》 丁度20歳を迎える頃、発売された原作は、
当時の「(ワタナベ)僕」と重なっており、思い入れの深く期待して鑑賞しました。
「ワタナベ」「直子」「緑」「突撃隊」のキャスティング・演技自体は、納得できる
ものだと思いましたが、特に「緑」「レイコさん」等の場面場面で核になるエピソード
が省略?され、原作未読の方には、つながりの理解がキビシイだろうと思いました。
草原のシーンなど、美しいシーンもあるのですが・・
当時のファッションや車で時代感を出す割には建物の部屋のセンスだけが浮いた感じ
がしました。とにかく「こんな風に表現したか」と鑑賞しましたが、
一つ納得いかなかったのは、
「ノルウェイの森」という楽曲は、18年後の「ワタナベ」がドイツの空港の機内で
聴いて「昔」を思い出し混乱する。レイコさんと直子を偲び演奏する。
そんな楽曲であり、劇中で効果的に流れるならともかく、
安直に「主題歌」や宣伝等で流して欲しくなかった感があります。
「果てしないない喪失と再生」を描いて欲しかった物語は・・
鑑賞後の感想は、喪失感のみが強く・・この評価です。[映画館(邦画)] 4点(2010-12-13 20:28:28)《改行有》
3. 沈まぬ太陽
《ネタバレ》 様々な運命に翻弄されながらも己を曲げずに生きた主人公。
会社・人生とは何か?考えさせられました。
3時間は決して長くはありませんでしたが、御巣鷹山編を描くの
ならアフリカ編との時間配分が難しかったと思う。でも伝わった。
[映画館(邦画)] 8点(2009-11-08 13:41:47)《改行有》
4. 252 生存者あり
《ネタバレ》 皆さん仰るとおりと捉えられる部分も確かにあります。
だけど・・子を持つ親が観ると「感情移入できる」部分もあるのではないでしょうか?
実際、私はパパのプレゼントを取りに戻った娘が・・のくだりには
泣きが入りましたし、ママのリアクションも決してパニック状況下では
「過剰」では無いと思います。
「限られた時間」に賭けた男達のドラマ部分も加味してこの点数です。
[映画館(邦画)] 8点(2009-01-07 20:53:21)《改行有》
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