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【製作年 : 1980年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
1. エレファント・マン 《ネタバレ》 以前から観よう観ようと思いつつ、手が出ていなかった映画です。自分のリンチ監督作デビュー作でもあります。この映画の特徴は各々のキャラクター(劇中で「普通の容姿」を持つ人間)に対して単一的な描き方をせず、重層的に描いている点にあります。例えば、ケンドール夫人がジョンに対してキスをするシーンでは、ケンドール夫人からは「偽善」という言葉で片付けてしまうにはあまりにも崇高な「無償の愛」が感じ取れました。ですが、演劇のフィナーレにて、観客にジョンに対しての拍手を煽るシーンで感じ取れるのは「偽善」以外の何物でもありません。トリーヴス博士にしても、彼がジョンに対して見せた姿勢は「偽善」だけではなく本心から彼の身を案じての行動も数多くありました(行方知らずになっていた彼を抱きとめるシーンなど)。しかし、彼はついにジョンに対して彼自身の口から「友達」と呼ぶことはありませんでした。結局のところ、ジョンが「ベッドに横たえて眠る」ことで、自らの人生を終わらせるという行為に至ったのは、そんな「普通の容姿を持つ人間」である彼らと「醜い容姿を持つ自分」とでは分かり合えない壁があることを感じていた為ではないかと思うのです。彼は「普通の人間」として生きたかった。そんな彼が見せたせめてもの行為が、「ベッドに横たえて眠る」こと。こんなのって哀し過ぎる…。ジョンは本当に自分の人生に満足して死んだのでしょうか。せめて、トリーヴス博士がジョンに「おやすみ、我が友よ」と声をかけるだけでも結果は変わっていたのではないでしょうか…。[DVD(字幕)] 8点(2012-08-09 23:46:07) 2. ブレードランナー レプリカントが壊れるシーンが綺麗過ぎる、大好きすぎる。鳥肌もんですね。[DVD(字幕)] 7点(2010-08-07 10:59:41) 3. バットマン(1989) 《ネタバレ》 楽しそうなジャックニコルソンを見ているとこっちまでニヤけてくる。ズボンから超長い銃を出すシーンは声を出して笑った! マイケル・キートンの犯罪者みたいな目つきも印象に残る。[DVD(字幕)] 6点(2010-08-06 23:37:45) 4. 家族ゲーム これは恐ろしかった…。 最後の食卓シーンで笑える人の気持ちが良くわからない…。 [DVD(邦画)] 7点(2009-07-09 02:03:51)《改行有》 5. ブルース・ブラザース こんな映画今のハリウッドでは作れないでしょう。 とにかく全編お馬鹿で楽しい最強のエンターテイメント! [DVD(字幕)] 9点(2008-08-17 14:49:45)《改行有》 6. プラトーン 《ネタバレ》 ジャングルの泥臭さ、硝煙のにおいが漂ってくるような臨場感。すぐそこに敵兵がいるという緊張感。なんといっても人間の、そして戦争の汚さを余すことなくきっちり描ききった快作。観た後に心の底が抉り取られるような気分になりました。[CS・衛星(字幕)] 7点(2008-07-28 23:57:55) 7. ダイ・ハード 文句なしに面白い! 孤軍奮闘するマクレーンが非常にカッコいい! 悪役もスピード等他のアクション映画と比べて非常に魅力的です。最高。 [DVD(字幕)] 8点(2008-07-28 23:46:23)《改行有》 8. シャイニング(1980) 《ネタバレ》 まず、ものすごく映像が綺麗。トイレのデザインなどはおもわず「おお!」と思ってしまいました。 肝心のストーリーは… 一言。「めっちゃこええええええ…」 もう二度と観たくないですが大傑作ですね。 REDRUMのシーンや「お客様だよ!」や迷路のシーンなどトラウマを一度に3つも増やしてくれた記念すべき映画でもあります。[DVD(字幕)] 7点(2008-07-26 20:36:21)《改行有》 9. ランボー 《ネタバレ》 荒唐無稽なアクション映画ではなく、帰還兵の無常感・寂しさを感じることのできる傑作。 ラストのシーンのための映画ですね。 何気に死人は初めの一人だけというのも好印象です。 [DVD(字幕)] 7点(2008-07-24 19:31:24)《改行有》
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