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【製作年 : 2000年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
1. レボリューショナリー・ロード/燃え尽きるまで たぶん現に結婚してたり、家族がいたりすると、共感できて、もっともっと胸に突き刺さるんでしょうけど。独り身のあたしには、この映画を観るのはちと時期尚早だったかもしれない。それでも十分に見応えはありましたよ。夫婦ってなに?家族ってなんなの? でもきっとこれが現実なんでしょう。たぶん愛が作り出すものって、幸せだけじゃなくて、こういう苦悩ももれなくついてくるものなのかもね。ふぅ。[映画館(字幕)] 7点(2009-02-06 20:54:51) 2. 恋空 《ネタバレ》 はじめのミカとヒロがつきあい始めるあたりの展開(すぐにエッチをしたり、軽いメールのやり取り)は、いかにも現代の高校生という感じで、ああ、これはリアルな高校生を描いた恋愛映画なのだな、と思って鑑賞していました。次にどんなリアルが待っているかと期待していたら、突然ミカがレイプされるわ、ヒロの子を妊娠しちゃうわ、とこの映画はどこにテーマを持っていきたいのかさっぱりわからなくなりました。こういう展開ならば、せめて人間の感情をもう少しきちんと描いてほしかった。これだけ二人にいろいろな事件が起こっているのだから、もっと二人の感情が揺れ動いていいんじゃないでしょうか。出来事だけが勝手にすすんで、二人の感情がついてってないような気がします。この映画は高校生たちの間でヒットしたらしいが、そのことが何よりも現代の高校生のリアルを映し出しているのかもしれない。。[地上波(邦画)] 3点(2008-12-30 14:05:49) 3. ストロベリーショートケイクス この映画は現代に生きる女性のリアリティーがつまっています。この4人の女性、それぞれが少しバランスを崩している。でもみんなそれぞれに魅力的。彼女たちは時に弱く、ずるく、かっこ悪い。そしてさみしい。そういう人間としてマイナス要因であるものでも、人間としての魅力だったりするんです。それは彼女たちが、それでも自分に素直に生きていくことを守っているから。自分の大切にしているものをきちんと見失っていないから。世の女性、みんな少なからず、この4人のような感情は経験があるはず。この映画を見て、共感できる女性は少なくないと思います。現代をしたたかに生きる女性に贈る、応援歌のような映画だと思いました。[DVD(邦画)] 8点(2008-12-08 21:26:01) 4. マイ・ブルーベリー・ナイツ 《ネタバレ》 この映画、映画館で見た直後より、後になってあの映像とか、雰囲気がじわじわ脳裏によみがえってくるようなそんな印象的な作品です。一つ一つのシーンが、いちいち綺麗でかっこいい。俳優たちの演技も素晴らしい。特にレイチェルワイズ。儚くて、でも強く美しい女性を素晴らしい表現力で演じております。異様に綺麗です。ベテランの俳優陣のなか、唯一新人のノラ。逆にそのシンプルな演技が、この映画の軸になるキャラ設定なんでしょう。エリザベスが旅の合間に垣間見る他人の人生。それを通して彼女に大きな変化はあったのか。それは彼女にはまだわからない。少なくとも、彼女の表情や言葉からそれは伝わらない。ただわかったのは、彼女はジェレミーを必要としているということ。旅の経験は、この映画のようにじわじわとこれからの彼女の人生に、何かをもたらしていくのだと思います。[DVD(字幕)] 6点(2008-12-08 17:40:01)
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