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1. 八日目の蝉
なんだか久し振りに映画を見て泣いてしまいました。
前半は出て来る大人達に余り共感出来なくて、居心地悪い感じで見ていたのですが、途中からぐいぐいストーリーに引きこまれていきました。
そして最後の最後、薫の台詞で泣かされました。
賞を取った永作さんも良かったのですが、
井上真央ちゃんもとても良かったと思います。
あと、相変わらず小池栄子はああいう役、上手いなと……
それから余貴美子さん!出番は長くはないのですが、物凄く印象強いです。
人は傍に居る人間からどう愛されたかで人生が決まる。
それをどう受け止められるか……
子供はやっぱり愛されて育つべき。
[CS・衛星(邦画)] 8点(2012-05-28 00:36:16)《改行有》
2. 矢島美容室 THE MOVIE ~夢をつかまネバダ~
全く期待しないで見たので、見終わった後の感想は『意外と面白かった?!』
オープニングから昔のハリウッドのミュージカルを意識した作りで、時折歌が入って、それが余りしつこくないのがイイ。映像も明るくて見やすい。
まぁ、ストーリーや主人公の芝居がどうの、という作品では元から無いし。
でも、最後まで楽しんで見られたのは監督の腕か?!
CM出身の監督さんということで、その繋がりなのか、脇のカメオ出演が豪華。
野球の審判が水谷豊って、最後まで気付かなかった(笑)
音楽も映像も何も考えずに、気軽にカウチポテトで見るのにぴったりな作品。
[CS・衛星(邦画)] 6点(2011-11-03 22:25:43)《改行有》
3. 恋するナポリタン 〜世界で一番おいしい愛され方〜
《ネタバレ》 なんというか……どうも映画としてしっくり来ないと思ったら、監督さんがTVドラマの方でした。
確かに映像は綺麗でご飯も美味しそうなのですけれど……どうも脚本がちぐはぐな印象。回想シーンが多くなるのは、物語の進行上仕方ないのかも知れませんが、そこは先にちゃんと描いておけば良いのではと。
あと、主人公に全く感情移入出来なかった。
やたらと物事否定するヒロインと、全く気持ちが煮え切らない彼。
なんだかちょっとイライラしながら見てしまいました。
ラストもどうもすっきりしなくて、どうしても『世界で一番美味しい愛され方』には思えませんでした。
それから、一番失敗はキャスティング。メインのキャストは(MAKIDAIさいんは置いといて)それなりに役者らしい芝居をすると思うのですけれど、その他が……あまりに酷すぎな気が……メインの一人に素人さんを配置するなら、脇こそがっちり本格派で固めるべきではないかと。
その辺が、この映画をうすっぺらにしてしまったと思います。
若い女性をターゲットにしたのは判りますが、映画じゃなくて、やっぱりTVの連続ドラマでやったほうが良かったんじゃないかな?[CS・衛星(邦画)] 3点(2011-09-06 23:26:43)《改行有》
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