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【製作年 : 1990年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
1. カリートの道 裏の世界の厳しさがひしひしと伝わってきて、息を呑む展開の連続で面白かった。 アル・パチーノ、ショーン・ペン共素晴らしい演技だったが、 クラインフェルドが主人公を食ってしまいそうなほどよく練られた素晴らしいキャラで、 後半、展開の一つ一つに噛みだしてからより一層引き込まれた。 [CS・衛星(字幕)] 8点(2010-02-03 20:17:17)《改行有》 2. ザ・ハリケーン(1999) 差別や陰謀に屈しないハリケーンの強さと、危険を省みず彼を救おうとする仲間の姿に感動した。 ボクサーとしてではなく、一人の人間としての彼の人間性や哲学が繊細に描写されている。 ボブディランの曲も良く、彼が何故万人から愛されるのかわかった気がした。[CS・衛星(字幕)] 8点(2010-01-31 20:57:54)《改行有》 3. I SHOT ANDY WARHOL 主人公のインパクトはすごかったけど、もう一人の重要人物であるウォーホルの描写があまりにも浅薄。熱量は伝わってくるが、それを向ける対象がぼんやりしていたので見ていて困惑してしまった。 ストーリー性にも乏しく、楽しみどころが主人公の暴走だけだった。[CS・衛星(字幕)] 4点(2010-01-23 12:43:59)《改行有》 4. ジェイコブス・ラダー(1990) 虚構と現実が交錯する構造、病的なシーンの数々のセンスの良さには目を見張るものがあった。 ただ肝心のストーリーがつまらなく、惜しい作品という印象。[CS・衛星(字幕)] 4点(2010-01-20 20:52:27)《改行有》 5. マイ・プライベート・アイダホ 後半盛り返したが全体を通じて退屈で、連続した静止画を重ねたり早回しした風景をところどころ入れてくる演出は、こだわりを感じるが好みではなかった。[CS・衛星(字幕)] 5点(2010-01-13 21:05:07) 6. レオン(1994) 《ネタバレ》 屋上からの射撃練習などのいくつかの場面と、刑事のキャラがちょっとアホらしかったのが残念。 それを除けば最後まで楽しんで見ることができた。 短い時間にうまくまとめてられていたので、どう違うのか完全版も見てみたくなった。[CS・衛星(字幕)] 7点(2010-01-12 22:17:20)《改行有》 7. L.A.コンフィデンシャル 《ネタバレ》 とにかく濃密で完成度が高く、すごくおもしろかった。 三者三様己が道を行き、(ラストにちょっと生まれるけど)友情は二の次で、信念や利害が重なった時にそれぞれ心強い味方になる。ここらへんに大人のかっこよさを感じた。 謎解き要素もしっかりしていて、いくつもの展開が中盤から終盤にかけて交わりあい、次第に真相に近づいていく構成に一気に引き込まれる。 ただ不満というか希望だけど、あそこまでしっかり展開作りをし、キャラクターの個性も存分に引き出してくれたので、ラストは銃撃戦じゃなく息詰まる心理戦のようなものにしてほしかった。[CS・衛星(字幕)] 8点(2010-01-02 11:52:57)(良:1票) 《改行有》 8. マン・オン・ザ・ムーン まず何よりも米国と日本の笑いの質の違いを痛感した。 そのせいか何がしたいのか分からない場面が散見。 しかし、倫理的な側面から見ればなかなかひどいもんだけど、 笑いを何よりも優先し、人生そのもので示した男の生き様は見事。 彼が作り上げた笑いは、のちの歴史に大きな功績を残したんじゃないだろうか。 最近のテレビ番組は規制やら大人の事情やらで、 作中に見られる他の利益を度外視して笑いや視聴者の熱気のみを追求した、 メーターを振り切るような内容のものがほとんどなくなってしまっているのが残念。 ジム・キャリーの演技は素晴らしかった。器用だなぁ。[CS・衛星(字幕)] 6点(2009-12-27 00:09:01)《改行有》 9. 幸福の条件(1993) オリジナリティーに乏しい展開に辟易し、さらに登場人物の誰も好きになれず(運転手のおじさんぐらいかな・・・) ただとても見ていられないという程ではなく、飽きながらも最後まで見ることはできた。 「愛かお金か?」というテーマは、単純だがそれでいて正しい答えなんてないんじゃないかと思えるような難題だけど、この作品の場合は「一夜だけでいい」というところがポイントですね。永遠を夢見る者たちが、たった一夜犠牲にするとどうなるのか・・・その一つのパターンが描かれている。[CS・衛星(字幕)] 4点(2009-12-24 11:47:18)《改行有》
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