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【製作年 : 1970年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
1. リスボン特急 何も語らないのに、多くを語っている、目は世界共通の言語であると確信に至る。[DVD(字幕)] 6点(2012-04-23 21:38:09) 2. ビリー・ザ・キッド/21才の生涯 《ネタバレ》 誰もがあっけないまでにアッサリと死んでいく。カッコいい死に様なんてのは無いんだな、やっぱり。ひとつの時代が終わりゆく寂しさに、ボブ・ディランの歌もまた切なく胸に響く。[DVD(字幕)] 7点(2012-04-11 20:06:43) 3. わらの犬(1971) 《ネタバレ》 わらの犬は猛犬だった、理性の下に誰もが野生的な凶暴な顔を隠しているのかもしれません。カッとなって我を忘れて、言ってはならない言葉や行動を起こした経験がある人もいるんじゃないでしょうか?後でいくら後悔しても、取り戻せないものがあって、居場所をなくして迷子のようになってしまう。それは社会的動物としての苦悩でもあります。[DVD(字幕)] 7点(2012-04-11 19:45:43) 4. 仁義なき戦い 《ネタバレ》 熱と厚さ、説得力のある役者たち。山守さん、玉はまだ残っとるがよ。渋い![DVD(邦画)] 7点(2012-03-05 23:11:40) 5. マッドマックス 《ネタバレ》 あまりにあっさりと復讐を果たしてしまうのでカタルシスを感じないんですよねえ。[DVD(字幕)] 6点(2012-03-01 19:29:51) 6. ナッシュビル 160分の長尺のどこを切り取ってもアルトマンそのもの。彼の群像劇は自分にとっても特別なものですが、これが最高傑作と言われるのも眉唾ではなかった。やっと観れた!(感涙)[DVD(字幕)] 9点(2012-02-23 20:58:33) 7. 狼たちの午後 《ネタバレ》 はけ口の無い鬱積はヒーローを求め、殺す。踊るピエロがただ悲しい。[DVD(字幕)] 7点(2011-12-23 12:33:54) 8. ダーティ・メリー/クレイジー・ラリー 《ネタバレ》 60年代末~70年代頭のカウンターアイコンであるピーター・フォンダと、抜群にキュートなスーザン・ジョージを観るだけで楽しめる。他のニューシネマ群に比べ、どこか抜けていて、考え無しに破滅に向かっていくような印象を受ける。[DVD(字幕)] 7点(2011-12-23 12:13:38) 9. バニシング・ポイント(1971) 《ネタバレ》 「ここから一歩も通さない 理屈も法律も通さない誰の声も届かない 友達も恋人も入れない」というブルーハーツの歌を思い出す。外野が何を言ったって関係ない、ヒーロー視されようが邪魔されようが、生き死にももうどうでもいい、ただアクセルを踏む。バカだと思う。でもそれでもいいと思う。そんな気持ちよくわかる。コワルスキーと自分は似てるんでしょうね、なんにも持ってないところが。[DVD(字幕)] 9点(2011-12-03 05:27:06) 10. セルピコ 「かくすれば かくなるものと知りながら やむにやまれぬ 大和魂」吉田松陰の歌を連想する。欺瞞に満ちた社会の中でも長い物に巻かれず、強い意志を持ちたいものです。[DVD(字幕)] 5点(2011-12-01 22:39:45) 11. ファイブ・イージー・ピーセス 賢くは生きれない、ヒッピーみたいなバカにもなれない、逃げるのはおりるのとは違うんだよ、夢も希望も無くてもそれでも何かある気がするんだよ、たぶんそれって痛くて哀しいけど。[DVD(字幕)] 6点(2011-08-30 17:13:26) 12. アニー・ホール 《ネタバレ》 感傷的な気分になるラスト。誰しもが重ね合わせて過去の恋人のことを想うのではないでしょうか。[DVD(字幕)] 5点(2011-07-10 11:10:29) 13. ミーン・ストリート スタイリッシュな映像、突然始まる殴り合いに場違いな音楽、冗長な会話、映画好きよりサブカル好きにすすめたい作品。[インターネット(字幕)] 7点(2011-06-16 14:56:37) 14. スケアクロウ 《ネタバレ》 カカシは鴉を怖がらせているのか、笑わせているのか。どっちにしろカカシであることに違いは無い。それはパーソナルな領域に踏み込ませない、繊細さを隠す壁、本心では受け入れてもらいたいのだけどあまりに不器用。それを道化と気付いても、弱者が素直に生きるには辛過ぎる世の中。夕暮れのカカシの哀しさよ、それでも二人なら、俺とお前がいれば、ちっぽけな夢や希望さえ失ってしまったとしても、この船が泥舟だとしても!涙、涙、涙。[DVD(字幕)] 10点(2011-06-12 05:00:39) 15. ミツバチのささやき 《ネタバレ》 大切なのは生きているということ。いずれは時が癒し、若き命は優しく美しく強く育っていくのだろう。その透き通った眼差しで失った物を含めて世界を見つめるのだろう。「私はアナです」小さなささき声なのに力強ささえ感じる。まだ夜明け前かもしれない、だがいずれ日は昇る。未来は明るい。スペイン内戦からフランコ政権下で人生を感じる心を忘れてしまった人々へのメッセージ。[CS・衛星(字幕)] 10点(2011-06-10 04:36:43) 16. 子連れ狼 死に風に向う乳母車 《ネタバレ》 はじめての子連れ狼。もっと水戸黄門みたいな話だと思ってた。だが、息子を囮にする拝一刀、乳母車の形状をした兵器に仕込まれた銃を乱射する拝一刀、仮面ライダーのような宙返りを決める拝一刀を目の当たりにし、冥府魔道とはこういうことだとインプット。そして傍らで見つめる大五郎の将来が心配なのです。[CS・衛星(邦画)] 5点(2011-04-05 04:05:25)(笑:1票) 17. ウエディング アルトマンの群像劇といえばショートカッツというのが一般的でしょうが、自分はこっちが好き。 なぜならわかり易いから。あっちこっちでドタバタドタバタ、変人ばかり。[DVD(字幕)] 8点(2011-03-26 05:15:43) 18. タクシードライバー(1976) 思い込み、一歩進みだすと、あーもうどうにでもなあれと思うその気持ち、よく分かります。これリア充の人は共感できるんですかね?[DVD(字幕)] 8点(2011-03-26 05:04:07) 19. チャイナ・シンドローム 《ネタバレ》 タイムリーなニュースとだぶる場面が多々ある。今なら誰もが理解できるであろう冒頭の事故。最前線で戦う作業員の方々の無事と、これ以上被害がないことを切に願う。[DVD(字幕)] 7点(2011-03-15 21:41:59) 20. スター・ウォーズ 目を閉じれば瞼に浮かんでくる、印象的なあの場面、この場面、ほうら耳をすませば聴こえてくる、すばらしい音楽。うんうん。この映画の何が良いって、音楽がすごく良いのですよね。[DVD(吹替)] 8点(2011-03-01 03:20:56)
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