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プロフィール
コメント数 445
性別
年齢 39歳
自己紹介 10点映画に出会うのを楽しみにして今日も映画を見る。

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【製作年 : 1960年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
評価順123
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1.  バニー・レークは行方不明 《ネタバレ》 オープニングが洒落ていて引き込まれる。 本筋は色々と穿った見方をしてしまうと十分に楽しめないかも。この手のストーリーであってバニーの姿を全く見せないということは、逆にバニーは存在するんだろうなとか。そうなると関係者に対し、バニーがアンの妄想であることを導かせるような言動をするスティーブンは怪しいとか思ってしまう(しかもスティーブンはやたらと行動的だし)。 しかしそのことを差し引いても奇妙だったり個性的な周辺のキャラクターが盛り上げてくれているし、スティーブン目線や警視目線で想像を働かせたりして全く退屈しなかった。アンとスティーブンの関係性の気味の悪さも逆に良いのかもしれない。 後日に改めて見返すと、豹変までのスティーブンがしっかりし過ぎてて笑ってしまった。[CS・衛星(字幕)] 6点(2020-10-07 16:59:24)《改行有》

2.  何がジェーンに起ったか? 《ネタバレ》 いろんな意味でとても良くできている映画。姉妹を車でひくところは完全に一杯食わされてしまいました。まさに製作者の狙い通りですね 作中ブランチはジェーンに対してどこか遠慮がちに見えて、それは彼女への恐怖に起因するものと考えていたけれど、何かモヤモヤするものがあってみていました。 終盤にてブランチの告白により、その告白内容の真偽は判明せずとも何かスッキリするような感情が込み上げてきた。それと同じくしてジェーンの表情に穏やかさを表示させる様が見事でした。 しかしこれにより、ジェーンに対して可哀そうな感情が湧いてくる一方で、正義の人であった家政婦さんを殺した事実との間に新たなモヤモヤが出てきました(笑) サスペンスとしてはもちろん見入りますし、その上、人をサイコにならしめた原因(ジェーンにはその素地があったような描写もありましたが)を考えて話題にしたくなるような、さらに姉のブランチの心中も混乱し続けていたのかなと、色々考える余地を残しているところも気に入っています。[CS・衛星(字幕)] 7点(2019-07-29 20:09:43)《改行有》

3.  太陽はひとりぼっち 物質的に経済的に恵まれていても容貌が良かろうとも、誰しも逃れられない虚無感を表した作品として見ました。 決して面白いとは言えないし50年以上前の映画だが、物質的に恵まれた現代に生きる者にも、ヴィットリアの「分からない」という言葉に漠然とした虚無を感じさせられると思う。 愛や株の価値という目に見えない幻想を見、虚無を感じた主役の彼らはとても不幸せそうに見える。しかしそう考えられる彼らは余程幸せなのだ。私には暴落後と比べて、以前の日常に忙殺されたアランドロンの方が不幸に感じる。株に没頭するヴィットリアの母親の方が不幸に感じる。最終盤には空しさを映像や音楽で表現しているが、自分の気持ちとフィットしない。時代は変わったのか。 反対にこの映画を見て感じたのは、虚無を感じる人間の空しさと尊さだ。そして小さな幸せを見つけるということはこういう尊さを感じることのように思う。小さな幸せを沢山感じて生きていきたいと思う。[CS・衛星(邦画)] 6点(2018-10-09 09:27:14)《改行有》

4.  怪談(1964) 面白さは感じないが妙に印象深い作品で、黒髪の寝起きドッキリ、雪女の悲しさと温かさ、芳一の顔に書いた文字が印象に残っています。 全編音楽が素晴らしいのは書かずにはいられないほどで、和楽器の音色をこれほど上手に使えている作品はそうそうないでしょう。 型にはまらない途轍もないインパクトを感じる作品です。[CS・衛星(邦画)] 5点(2018-08-16 18:35:10)《改行有》

5.  バルタザールどこへ行く おそらくキリスト教に通じていないと十分に理解できないであろう作品である。 バルタザールを愛しく思うほどに、バルタザール目線で感情を考えてしまう。感情を露わさないロバ故に面白味がある。 しかし、作品全体で考えると面白くない。ただただ空しさが残るだけ。加えて、幼少期に持っていたロバの大きいぬいぐるみを捨てたことを後悔した。もっと早く見ていればあのロバの運命も変わっていたかもと思うと、さらに空しくなった。[CS・衛星(字幕)] 5点(2018-01-23 15:01:28)《改行有》

6.  草原の輝き(1961) 《ネタバレ》 昔の学生だった頃を思い出してしまう。親の期待と自分への抑制や葛藤。何が正しいのか考えるが、未だ若く経験も度胸も何も備わっていないのでどうすればいいのか判らない。そんな時期には、一つの出来事が自分を強く揺さぶってくる。映画ではディーンは強いダメージを受けてしまう。このあたりの情緒不安定なディーンを見て以降、私は大変ストーリーに引き込まれてしまった。 そうした後、バッドの父親・ディーンの母親が子へ自らの育て方の不十分で無かったかという後悔に近い気持ちを吐露するシーン。親も子も時代も場所も関係なく、事がうまくいっていないとき、いかなかったときは皆不安なのだ。その時のディーンの母親への対応は、彼女の心の成長を感じさせる。 最後のバッドとの再会。時間の移りゆく様を感じる。そして何とも言えないこの前向きな切なさに詩が照らし合わさって、この作品と映画というものの価値を感じる。[CS・衛星(字幕)] 7点(2018-01-13 19:43:36)(良:1票) 《改行有》

7.  秋刀魚の味(1962) 《ネタバレ》 久しぶりの小津映画でしたが、やっぱり好きだ。派手さは無いが、じんわり感動がやって来ます。そして特徴的な劇中の話し手の短いワンカットの連続。テンポが出て良いのか、どんどん話に引き寄せられてしまいます。 今作は結婚だとか戦後の様子がテーマで、笠さんを見ていたら気楽に見えてしまうところもありますが、小津監督らしい寂寥感や孤独感はやはりあって、岩下志麻さんがそれをとても良く演じています。父親が好きだし心配もあるのでしょうが、父親の幸せを考えると自分はお嫁に行くことが良いと考えたのでしょう。そんな状況での互いに見せはしない感情を見ると、色々な思いを浮かべてしまいます。 しかし昔の男性は飲まないといられないという戦後の演出もあるのか、よくお酒を飲みますね。そんな楽しそうな中にあって寂しさが際立つのかなとも思いました。 小津監督最後の監督作品は変わらない良いものでした。[CS・衛星(邦画)] 7点(2017-12-23 09:12:00)《改行有》

8.  ニッポン無責任野郎 前回より歌が少なく、全体的に同じような話なのにボリュームダウンしてる感じがしました。 歌があるとアホらしさが正当化されるというかコメディー感が際立って色々許せてしまうところがあるので、短い映画だし、もう少し無駄があっても良かったと思いました。 最後のオチは意外ですが、落ちてないようないい加減な印象を受けたのも残念でした。 しかし、植木等の無責任男の演じっぷりは最高でした。[CS・衛星(邦画)] 5点(2017-09-11 20:06:41)《改行有》

9.  鳥(1963) ただただ不気味で怖い映画だった。 もちろんヒッチコック作品なので、それを期待している部分はあったのだけれども、終わったらそれを通り越して気持ち悪くなってしまった。 鳥が苦手な人は見てはいけません。普通な人もトラウマになるかもしれないので注意です。私は苦手な方でしたが、これから数日は外出時は神経過敏になりそうで不安です…。ある意味凄い映画ですね。[CS・衛星(字幕)] 5点(2017-05-10 23:54:27)《改行有》

10.  赤ひげ 《ネタバレ》 日本人が共感できそうな心情の機微を丁寧に表現した作品で、黒澤映画の中でもかなり好きな作品。 前半はオムニバス的に個々の患者の背景を通じて保本の気持ちの移り変わりが表現されていて、彼が入所当初の自分を悔いるシーンなどはホロリとさせられ、後半はおとよを中心に彼女の回復と周囲との交流があり、ユーモアもあって心温まる思いになりました。 好きな場面として、患者で山崎努演じる皆から好かれている佐八の過去の回想シーンで、周りの患者のように私も泣いてしまいました。特に再会後に階段で別れるシーンは印象的で、お互いに背を向けた後に両者が幾度か振り向くも顔を見合わせることが出来なかった。思いは十分にもかかわらず、上手く表現できないですれ違ってしまった不器用な二人を象徴しているようで、何とも言えない切なさが胸に刺さりました。 全体としては後半が柔らかさもあって気に入っていますが、それも前半の息苦しさみたいなものがある故と思うので、3時間と長いですが、刀を使ってのチャンバラは無くとも黒澤明の神髄を見られる作品だと思います。[CS・衛星(邦画)] 8点(2017-04-26 17:27:29)《改行有》

11.  天国と地獄 《ネタバレ》 面白い映画を作りたければ前半部分を色濃くしたのかもしれない。しかし黒澤監督はそうはせず、当時の社会についてのメッセージ性のある監督の主張を織り交ぜた作品に仕上げた。 ラストは印象的だった。再起していく明日を見ている印象の権藤に対して、取り返しのつかないことをして死刑になるだろう犯人の対照性。そして印象的だったのは、権藤は犯人にまるで興味が無い様子のカット。これは権藤が工場作業員からのたたき上げで多くの経験を重ねてきた人間の深みを感じさせる。反対に平静を装いながら最後には大声で喚いてしまう犯人には、若さから来る浅はかさを感じてしまった。 黒澤監督のこういった犯罪に対しての見識が垣間見えた気がする。 ともかく、面白みは半減したので、前半の屋敷内でのやり取りをメインとした作品も見たかった気はしました。[CS・衛星(邦画)] 6点(2017-04-17 23:54:40)《改行有》

12.  椿三十郎(1962) 見事な脚本に印象的な脇役、そしてところどころのコメディタッチ。これら全てが三十郎のキャラクターと噛み合って、緊張と緩和が心地よい。 特に三十郎と睦田夫人のやり取りが面白くて、彼の性格やらの内面がよく分かるようで親しみがわきました。 あと庭の引き水に流れてくる椿の花の絵は傑作でしょう。とても印象的でした。[CS・衛星(邦画)] 8点(2017-04-15 23:07:58)《改行有》

13.  用心棒 太鼓で音頭をとる音楽に三船敏郎の後姿が思い浮かぶ。黒澤映画と言えば三船敏郎がやはり印象的だけれども、この作品は東野英次郎の役回りに目を引かれた。 序盤の長々と状況説明してくれながら、文句を言いつつ飯を食わせるクセのあるオヤジの感じ。そしてそれからの終盤の活躍。 ああ良いオヤジだなあ!そして最終的にはオヤジのこれからを心配してしまう。これからも店はやっていけるのかなあ…[CS・衛星(邦画)] 7点(2017-04-13 00:08:28)《改行有》

14.  座頭市血煙り街道 《ネタバレ》 見たような筋書で時代劇っぽさを感じてしまいますが、今回はより分かりやすいのが良い。 勝新太郎演じる市の人柄と強さには見るたびに同じ男として憧れる。象徴的な雪が舞う中での最後の一騎打ちは、これだけは思いもよらない決着で、人の為に自分の命を懸ける者に超えられない強さを多十郎は感じたのかなあ。[地上波(邦画)] 6点(2016-12-14 17:48:49)《改行有》

15.  座頭市地獄旅 《ネタバレ》 市が輩に絡まれた際に薬を落とし必死に探すカットがとても好きです。 手元にある状況で市が諦めたような仕草を見せたときには、もう見つからないのかなと本当に思え不安になり、その後の薬に触れたところから大事そうに懐に入れたあたりは心を揺さぶれる気持ちになりました。勝新太郎さんの演技も作品を通して素晴らしいのですが、特にそのカットは印象的でした。[地上波(邦画)] 6点(2016-12-13 23:41:56)(良:1票) 《改行有》

16.  夕陽のガンマン イーストウッド、リーバンクリフ、インディオ役のヴォロンテ、3人とも眼つきが鋭くカッコいい。 最後の戦いは切なかった。でも勧善懲悪なのがまた良い後味。[地上波(吹替)] 6点(2016-10-22 10:20:08)《改行有》

17.  ニッポン無責任時代 笑えるし何より植木等演じる平均が楽しい人物すぎて大好き。 何かと責任の言葉が出てくる現代人から見ると、ホッとする感覚になった。 責任ばかり考えてしまう人にはお勧めしたい映画。[地上波(邦画)] 8点(2016-10-13 15:46:32)《改行有》

18.  肉弾(1968) 《ネタバレ》 この映画ほど反戦の気持ちが心に響いた映画は初めてだった。 ユーモラスな雰囲気を漂わせながらも、岡本監督の戦争や特攻隊に対する気持ちが伝わってくる。骸骨から戦死した方々の声が聞こえてくるようで、のほほんと生きていることが胸が痛むような申し訳ないような気持ちになった。 「あいつ」と呼ばれる主人公の普通の青年等、登場人物から多くのシーンで伝わってくる切なさ以上に、戦時中にはもっともっとそんな気持ちになっている人々がたくさんいたことは、現代を生きる私にはまさに想像を絶することだろうと感じた。[地上波(邦画)] 8点(2016-09-12 18:35:27)《改行有》

19.  日本のいちばん長い日(1967) 戦争を知らない世代の私にとって、日本の歴史の1つの転換点を知るということの点で素晴らしく見る価値のある映画だと思った。 確かに軍国主義の教育があり国民に狂信的な何かがあったかもしれないが、それ以上に極限の状況に置かれては人間は感情が高ぶり正常な判断が出来なくなる、論理が破綻していようが突き進んでしまうことがあるということを思い知らされた。 今だから何とでも言える部分はあると思う。時代が悪かったで済ましてはならないが、戦争が続いて起こり異常な状態が長引いていると、どんな人でも賢明な判断をするのが難しい状況だったのは確かだ。 今を生きる者として、この時代に生きた人がいるから今があるという事実を胸に、当時のことを繰り返さずに平和を続けなければならない。[地上波(邦画)] 8点(2016-09-11 16:31:56)《改行有》

20.  切腹 《ネタバレ》 仲代達矢さんは凄く好きな役者なんだけど、このストーリーでは井伊家に理があるように見えました。 武士道の精神を感じる所に、現代的価値観を当てはめると混乱してしまうかもしれません。 竹光で切腹のシーンがとにかくリアルでインパクトがあって悲しい。 ただただ不幸な求女と美保がかわいそうでした。[CS・衛星(邦画)] 6点(2016-07-27 18:17:50)《改行有》

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