みんなのシネマレビュー |
|
【製作年 : 1940年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
1. 摩天楼(1949) 《ネタバレ》 先ず主人公のハワードとヒロインのドミニクに感情移入できませんでした。 ハワードの仕事が建築家でなく画家とか研究者の様なものなら納得いったと思います。 依頼主の意向を反映させた上でデザイン、設計するのが建築家だと思いますが、あまりにも自分の主義や理想を押し付けるのは実際如何なものかと思います。ドミニクの思いにも不自然さを感じてしまいました。 ただ、早いテンポと想像を裏切るストーリー展開、また骨太なキャラが好感持てました。[CS・衛星(字幕)] 6点(2017-11-24 23:51:06)《改行有》 2. 白昼の決闘 《ネタバレ》 2度目の視聴でした。率直に言って西部劇に期待するのは開拓魂を持った男たちのぶつかり合いです。恋愛色が強い本作はまあ、異色といえば異色なんでしょうけど、恋愛ドラマかよという感じですな。ただ、見所は悪役に徹したグレゴリーペックと情熱的でそれでいて揺れる女心を見事に演じたジェニファージョーンズですな。勿論名だたる名優たちもしっかりと脇を固めて映画を引き締めていました。 しかし、恋愛劇はやっぱし苦手な私でした。[CS・衛星(字幕)] 6点(2017-09-15 00:19:56)《改行有》 3. 偉大なるアンバーソン家の人々 《ネタバレ》 全体に華やかでリズミカルなストーリー展開が心地よかったです。 ローアングルで見つめるようなカメラワークは人物表現にリアリティーをもたせているのかな。 人々が望んでいたジョージの不幸はあまりにも過酷な物でしたが、最後の最後で大人になれたようで、ルーシーも救われたでしょうな。 しかしアンバクスターは可愛い。[CS・衛星(字幕)] 8点(2016-07-29 19:40:52)《改行有》 4. 第三の男 《ネタバレ》 すでに数回鑑賞してのレビューです。 男も女も実に粋で格好いいハードボイルド作品でした。あまりにも有名な作品なので今更かと言われる様なレビューになりますが、光と影の芸術と言われる意味がはっきり解りますな。特にハリーの登場シーンはドッキリしたほどです。しかし細かいことを言えばアパートの窓を開けただけであんなに光を浴びるとはちょっと不自然でしたが。そこかしこに貼られた付箋とその回収は見事に決まり、ラストのシカトする女とされる男の長回しシーンは頭にこびりついて離れません。[DVD(字幕)] 9点(2014-10-06 10:36:21)《改行有》 5. 自転車泥棒 《ネタバレ》 重たい映画でした。たんたんとただ事実のみを見つめるカメラがこの親子を捉えます。その中で主人公の父親は執念の自転車捜索をしますが普通なら子供は連れて歩かなくてもいいように思います。しかしこの映画にはこの親子がまたいいのも事実。ところでこの親子を演じた二人は素人だとのことですが、素晴らしい演技でしたよ。[CS・衛星(吹替)] 8点(2013-02-17 00:13:06)
|
Copyright(C) 1997-2025 JTNEWS