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プロフィール
コメント数 81
性別 男性
自己紹介 大作は見ますが、基本的にB級の方が好き。
ゾンビ系やモンスターパニック物には趣味もあるので甘くなるかもしれません。

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1.  シン・ゴジラ 《ネタバレ》 これは好きな人と嫌いな人が別れるタイプの映画だと感じた。 そして、自分は好きな人の方。 「ゴジラ」という名を関しているものの、内容は怪獣が大暴れするようなものではなくフェイクドキュメンタリー。 日本に正体不明の巨大生物がやってきたらどうなるんだろう?というのを真剣に作った感じ。 誰もが対峙したことがない巨大生物に対抗するため各界のオタクたちが集結!オタクアベンジャーズ結成!もうこの流れで燃える。 そして飛び交う謎の専門用語とハイテンションで芝居がかったセリフ。読ませる気もないテロップ。完全なおいてけぼり感。 …いいじゃん! どうせ、見てる我々は何言われても理解は出来ないし、そもそも現実に存在するような物質でもないだろうから、なんとなくの雰囲気を感じられればいいんです。 多くのモンスター、怪獣モノとの圧倒的な違いとして感じたのは、現場の先端を徹底的に見せたこと。 例えば平成シリーズのメカゴジラ。これはもちろんメインの主人公がゴジラと戦うことが中心となって話が進んでいく。 でも、今作はそうではない。メカゴジラの武器を設計する人、ゴジラに効果的な戦略を練る人、メカゴジラを動かすエネルギーを作る人、メカゴジラの整備・修理をする人…そういった、端の人たちを描いている。 あえて言うなら、みんな主人公。普段、社会の歯車の一つとして特にクローズアップもされない自分は、深く感動してしまった。 今回の映画は対ゴジラはメインでない。ゴジラとどう戦うのか考えるのがメインであって、あとはその通りに進めるだけなのだ。 だから、感動的な逆転劇なんて無い。泥臭く、それでいて一歩ずつ、ゴールに向かって進む…いいじゃん! 気合だとか謎の力だとかパワーアップだとかご都合的な展開が発生するとかより全然いい。 失敗したら後が無い感を凄い感じた。常に絶望感が漂う分、最後の最後に大きな開放感を感じる。 ただ、ゴジラでなくてもよくないか?感はあった。 他の方もおっしゃている方もいますが、使徒だし。巨神兵だし。 最後に個人的考察。 劇中、唯一ゴジラの存在を認識し、独自に研究をした博士がいたわけですが、残念なことに行方不明になった彼がどうなったかは描かれていない。 私はあの博士がゴジラをなんらかの方法で日本に呼んだのだと思う。博士の船の近くにゴジラは現れたし。 日本と放射能に対し恨みを持っていたし、どういう経路か不明ですが、ゴジラに対する有効策も生みだしていた。 それに加え「私は好きにした、君たちも好きにしろ」のコメントである。 過去の負の遺産をゴジラという分かりやすい姿にした、日本人ひいては人類への未来に対する監督なりのメッセージが込められているのかな、と勝手に解釈した。 4DMXで見て正解。 電線を挟んで移動する人目線のカメラワーク、炎からレーザーに変わっていき街が一瞬で破壊されていく描写。 ゴジラの圧倒的巨大さ、残酷さを存分に体感できた。 家で見るより大画面で見ることをお勧めします。[映画館(邦画)] 9点(2016-08-02 18:49:13)(良:3票) 《改行有》

2.  貞子vs伽椰子 《ネタバレ》 ついに来た! 日本ホラー界の頂点とも言える貞子と伽椰子の2大スター共演! ちなみに、高得点の理由は期待通りの期待外れだったからです。 参考にならないことを先に申し上げます。 冒頭はやはり主演の2人「貞子=呪いのビデオ」と「伽椰子=呪いの家」って何なの?という説明…なんですけど、いきなり「皆も知ってると思うけど…」という教授のお話からスタート。 そして、呪いのビデオを見るとどうなっちゃうか、を簡単に説明してくれる。 ビデオを見ると電話がかかってきて二日後に死ぬ。なんか「着信アリ」が混ざった設定に変更。あまり意味がある気はしなかったけど。 一方、呪いの家は学校のウワサ話で昔一家心中があって、その後に住んだ人も全員死んでいるというざっくり説明。 ここからそれぞれの犠牲者を見せながら「こいつらヤバイぞ」感をこれでもかというくらい見せつけてくる。 とにかく伽椰子は家に入った奴には容赦無い。子供だろうがなんだろうがさらって行く(活躍しているのはほとんど俊雄だったけど) 貞子は怖い。ひっそりと後ろにいたり、髪の毛落としたり、直接姿を現さずに追い詰めていく。 んで、霊能力者が登場してお祓いが効かなくて、もうどうするよ?→ヤバイもの同士をぶつけて消滅させよう!という結論に。 貞子は自分以外がターゲットを殺すのを許さない。自殺しようとしてもその前に呪い殺し(?)にくる。 つまり、呪いの家に入ってビデオを見れば、伽椰子が殺しにくる→貞子が伽椰子を止める→同士討ち…ということらしい。 この作戦を立案する霊能力者が、すげー強いんだけどノリが軽すぎて怪しすぎる。 んで、結果、 以下、壮大なネタバレ。というか、他の方も書いているのでバレバレだと思いますが。 合体しました(笑) 貞子+伽椰子だからサヤコ?カダコ? 動きが伽椰子な貞子の登場。目が貞子で口が伽椰子、みたいな。 盲目の少女から見ると、もはやどす黒いでっかい何か…みたいな感じの化け物。 んで、終わり。 えっ!?終わっちゃったの? 結局、ハイブリットな呪いが誕生して完。呪いのビデオも微妙に内容が変わってインターネットで拡散してしまいました。 突っ込みどころは満載でした。 貞子に呪われてる人はヒロインの友人以外は自殺してたし(貞子が突き落としてたりしたのか?それはもはや呪いじゃないぞ) 俊雄はやたらアグレッシブだし(出てくる場面がすべてギャグにしか見えなかった)先生の無駄死にとか結局盲目の少女は何もしてないとか…。 とりあえず、4DMXで見たせいで水が吹き出しすぎ。水じゃない時も噴き出してたし。 終わった後に各席からどよめきと笑いがこみ上げてました。 ホラー映画を見に来たはずなのにおかしいなぁ。[映画館(邦画)] 9点(2016-06-20 13:33:54)(笑:1票) 《改行有》

3.  IAM A HERO アイアムアヒーロー 《ネタバレ》 原作は途中から読んでいるので最初の方は未読。 …ということで、世界観は知っているけど映画にされた部分は知らない状態。それにしても楽しめた。 まず、大泉洋がいい!原作の英雄同様、普段は頼りなく、それでいて憎めず、いざという時はやってくれる、英雄になりきれない凡人を演じきってくれる。 そしてZQN。邦画にしては(というのも失礼かもだけど)グロくていい!動きもさることながら、造形、目がずれていく様、血しぶき…う〜ん、スプラッタ! ストーリーに関してはほとんどあって無いようなもの。 王道というか、パニックに継ぐパニックの合間に人間ドラマが挿入されている感じ。 その人間ドラマが少し弱かったかな、と感じた。特にもう少し英雄と比呂美の関係性を描いて欲しかったな。 最後の銃撃戦もてっきり比呂美が助けてくれるのかと思ったら、結局何もしなかったのに拍子抜け。 予想通り(というか原作はまだ終わっていませんし)俺達の旅はこれからだ!みたいな終わり方でした。 続きが出るとしたら原作終了後希望ですね。ガンツみたいなのは勘弁して欲しいです。 グロ耐性がない方は注意してください。 ご都合主義耐性がない方もご注意を。[映画館(邦画)] 9点(2016-05-23 11:46:35)《改行有》

4.  パシフィック・リム 《ネタバレ》 IMAXデジタル3D字幕にて観賞。 とてつもなく感動した。 ストーリー性は非常に解りやすい感じで特に捻りはありませんでした。 じゃあ、何が凄いって、もう出てくる巨大ロボ達の重厚感!そして出てくる怪獣の強大さと力強さ! 男の子にはたまらないですよ。 要所要所に日本怪獣物へのオマージュも注ぎ込まれていたことに感動した。 KAIJUという名前、鳴き声(ガメラにしか聞こえないw)、カメラアングル、音楽…いやぁ、嬉しいですね! ビルの間をイェーガーが歩くシーン、隙間から上下する顔が見え隠れするところや 怪獣を下からのアングルで(アメリカのモンスター物って上から見るイメージが強かった)撮ったり 武器を使う度に名前を言ってくれたり、鳥肌モノでした。 イェーガーのデザインもダサ格好良い! 最近はスマートな人型兵器が蔓延していますが、やっぱり巨大ロボットは鉄の固まりなんですよね。 鉄人28号やマジンガーZを「かっこいい~っ!」と思う自分にはたまりませんでした。 チェルノは乗ってる人も含めてシブすぎ!着ているスーツがボトムズじゃねぇか!と1人突っ込みしてしまいました(笑) 唯一の不満点は森マコこと菊地凛子さん。 演技がどうのではありません。とにかく日本語で言っている部分がボソボソでよく分からない>< 最後の最後、育ての親との別れのシーンも、「え?なんて言ったの!?」って感じで字幕がついてなかったら理解できませんでした。 とにかく、細かいことは抜きにして、映画館に観に行ってほしいです。 DVDで見たら面白さは激減すると思います。[映画館(字幕)] 9点(2013-08-23 12:23:55)《改行有》

5.  クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶアッパレ!戦国大合戦 《ネタバレ》 ずっと見たくてずっと見てなかったのですがようやく観賞。 想像以上にコンパクトに纏められていましたが、色々な思いが凝縮された傑作と思いました。 時代考証を相当やりこんだとのことですが、合戦シーンはさすがの一言。 無駄にBGMを載せずに淡々と、ゆっくりと展開していく闘い、派手ではないものの勢いを感じました。 要所要所に細かく光る演出も見事。 これは声優さんの力量もあると思うのですが、侍と姫の許されざる恋物語が空気で伝わってくる、いい。 下手な恋愛映画より全然切なく、感情移入できる。 野原家の使い方も好き。 主役ではなく脇役、だけどやっぱりいなくてはいけない存在。 5歳の子どもが戦争を理解できるわけがない。それが最後の最後で涙を流す。 苦くて辛いけれども子どもが大人への階段を上った様子が突き刺さるほど伝わってくる。 唯一気になったマイナス点は、しんのすけに対する両親の対応。 戦場に飛び出したしんのすけを追いかけ、捕まえるひろし。あそこは本気で怒ってほしかった。 何やってんだ、馬鹿野郎!くらいの怒りと愛情が欲しかったなぁ。 [DVD(邦画)] 9点(2013-06-24 14:53:40)(良:1票) 《改行有》

6.  アシュラ(2012) 《ネタバレ》 久々に映画で涙しました。原作は未読ですが、原作者は好きなのと絵のタッチが独特で興味を持ったので鑑賞。本当に見てよかった。 とにかく壮絶です。人食いという現代、特に日本では扱いづらい題材を惜しげもなく前面に押し出し、一人の少年の「獣」から「人間」への変化を見事に描いています。 その様子はまさに悲劇。 主人公のアシュラは愛も幸せも知らず、生きる事だけを必死にやってきました。そんな彼が人と触れ合う事で初めて手にした温もり。戸惑う事は当然のことでしょう。 その事によって産まれてしまった孤独に対する恐怖…そういった小さなすれ違いが段々と大きくなり、最終的にアシュラは再び人を傷つけてしまいます。 人でなしと呼ばれ、蔑まされ、自分自身でも産まれてこなければよかったと叫ぶアシュラの姿を見て涙が止まりませんでした。 それでも彼は自分の大切な人の為に頑張るのです。しかし、それも誤解から認めてもらう事ができませんでした。 これは人の肉ではない、馬の肉だから食ってくれ、死なないでくれと叫ぶ彼に再び涙。とことん救いがありません。 でもこれがリアルなのです、ご都合主義ではないのです。 昨今、幸せに溢れる中で、こういった作品もやはり必要なのだと感じました。 人によって受ける印象、感想は違うと思います。それでも必ず何か受け取ることができると思います。 豪華な声優陣の素晴らしい演技、新しいアニメーションの可能性を生み出した本作に感謝。[映画館(邦画)] 9点(2012-10-11 16:55:09)(良:1票) 《改行有》

7.  トイ・ストーリー3 《ネタバレ》 映画館で見たものを今更ですがレビュー。 とにかく泣けました。焼却炉で最後を覚悟するウッディ達、おもちゃを1つずつ説明し別れを告げるアンディ、今、思い出しても泣けます。 不満なのはロッツォの扱い。 ロッツォのした事は確かに許されないかもしれません。しかし、彼がああなってしまった背景には同情を越える切なさを感じました。 おもちゃの未来は過酷です。ほとんどがロッツォのように忘れられたり捨てられたりしているはずなのです。それを運命として受け入れられなかっただけなのです。 そりゃあ、そうでしょう。自分の存在理由をすべて否定されたわけですから。だからといって置き忘れた人間、新しいぬいぐるみを買った人間が悪いかというとそうではありません。 そう考えると、ロッツォにも幸せになって欲しいと思うのです。最後にもう少し希望が欲しかった…。ウッディたちは「よかったね」なのに、ロッツォは救われていないのが悲しかった。 そこだけが-1点。[映画館(字幕)] 9点(2012-08-08 12:26:59)《改行有》

8.  リアル・スティール 《ネタバレ》 素直に面白かった。ロボット同士が闘う話とおもいきや、実は親子の絆の物語。 でも、それでいてロボットがただのオマケになっていない所がよかった。人間のドラマを見せつつ、ロボットにも見せ場を持たせ、最後の試合はまさにそれらが融合した素晴らしいものになっていたと思う。 とにかく見せ方(カメラのアングル、間のとり方、色の使い方、雰囲気)がうまい!ゴチャゴチャしてるはずなのにシンプルにまとまっているロボットたちは最高。また、デザインセンスもいい。悪そうな奴は悪く、強そうな奴は強くデザインされているので、一見何もないシンプルなアトムがきちんと際立っている。最後にチャンピオンになれないのもまだまだこれからだ!って未来に希望を見いだせる最後は、困難な人生を乗り越えていこう!という意味合いも含まれていてよかった。 監督は日本が好きなのか、勘違いしていたのか分からないけど、派手派手なノイジーボーイは大好きです![映画館(字幕)] 9点(2011-12-19 13:15:17)《改行有》

9.  猿の惑星:創世記(ジェネシス) 《ネタバレ》 素直に面白かった。「猿の惑星」のメイクもすごかったけど、CGでついにここまで表現できるのか!?という驚きと感動があった。なによりシーザーがいい!段々と脳が発達し、愛を感じ取っていくシーザー。言葉は発することはできないけど、切ない表情から充分に伝わってきました。そして決定的なシーンが、主人公がシーザーを檻まで迎えに行った場面。最後の瞬間まではシーザーはまだ希望を持っていたはず。しかし手に持っている「首輪」を見て理解してしまった。「自分は人間とは違うのだ」と。 人間並みの知識を持ち、愛を理解し、不当な虐待を受け続けたシーザー。それゆえに生まれた怒りと悲しみが仲間を作り出し、独立することを決意させたのでしょう。だから無闇に人を殺さなかった。殺したくないし、殺してしまうと自分たちが全滅させられることを理解していたから。ゆえに最後、森で仲間と生きていくことにしたのでしょう。 その終わり方もよかった。どうやったら元祖猿の惑星につながるの?と思ったが納得。猿が反旗を翻したんじゃなくて、人類が勝手に衰退していったんですね。 あまりにも人間サイドがマヌケ度合いがひどすぎる(薬が家の冷蔵庫からなくなった段階で気づけ主人公!体調不良なら電話しろ飼育係!)ので-1点。良作です。[映画館(字幕)] 9点(2011-10-26 14:52:51)(良:1票) 《改行有》

10.  ドラえもん のび太の宇宙小戦争 《ネタバレ》 DVDをまとめて借りると安くなる、という事だったので目に入った「ドラえもん」の中からチョイス。小さい頃に見たことはありましたが、はっきりと内容までは覚えていませんでした。 で、鑑賞。まずストーリーですが、よくよく考えるとめちゃくちゃ。小さい宇宙人相手に小さくなって戦おう、というのはどう考えてもおかしい。そもそも通常時のジャイアンでさえ苦戦していたのに…。でも、そこはドラえもん。「プラモデルで戦おう!」という意見が出た時に「よし、そうしよう!」という流れになることは、冒頭からの映画撮影のくだりで説得力を持たせることに成功している。 迫力ある映画の主人公になれる!いざとなれば元の大きさに戻ればいいんだから。その楽観的な考えが後々活きてくる。特にスネオ。彼だけは地球を出る前から行くべきではない、と反対していた。彼だけは現実を見ており、どうしようもなくなったときにビビって隠れてしまうのは少年として一番正しい行動。しかし、仲間を助けるために立ち上がったスネオ。これがまた主題歌の「少年期」と相まっていい! 最後のセリフもスネオのセリフで締められる。今回の主人公は間違いなくスネオだった。そして見ている側もどちらかというと現実に近い彼を見て(のび太やジャイアンは行動力がありすぎる)一回り「大人になる」んでしょう。[DVD(邦画)] 9点(2011-07-14 10:55:34)(良:1票) 《改行有》

11.  X-MEN:ファースト・ジェネレーション 《ネタバレ》 公開日に観てきました。間違いなくX-MENシリーズの中では最高傑作だと思います。 プロフェッサーXとマグニートーの過去が丁寧に描かれており、この2人を取り巻くミュータントも実に個性豊かでそれぞれに見せ場もあり、その具合が見事。 ストーリーも重厚で、プロフェッサーとマグニートーの確執が単なる「善悪」で片付けられないのも考えさせられます。 この映画を見て、X-MENファイナルディシジョンでのミスティークに対するマグニートーの扱いの見方が一変しました。冷たく突き放したのも「愛ゆえに」だったのかな(ミスティークには伝わってませんでしたがw) それにしても、ラスボスが強すぎでしょう。しかし、あれくらい圧倒的な能力をもつ相手だからこそ最後にものすごい盛り上がれるんですね。 風使いの人が最後の最後まで名前を呼ばれなかったのが可哀想でした。[映画館(字幕)] 9点(2011-07-04 14:43:50)《改行有》

12.  君の名は。(2016) 《ネタバレ》 最初は見るつもりはなかったが、友人(男)がRADWIMPSが曲を提供しているから見たい、というかなり不純な目的で鑑賞を決定。 ところがどっこい、全然チケットが取れない。何これ、こんなに流行ってるの? この作品とシンゴジラのせいで、他の映画がほとんど公開されてないんだけど…。 …と、見る前から文句タラタラで鑑賞したわけですが、想像以上に良作で衝撃的だった。 絵の美しさもさることながら、演出もいい。特に曲の挿入の仕方がうまい。 邪魔にならず、むしろ歌詞とストーリーがリンクしており、相乗効果で心に響く。歌って凄い。 ストーリー自体はタイムパラドックス物に恋愛を絡めた物で、単純といえば単純なんだけど、内容は複雑。 中盤までは主人公2人の時間軸がズレている、というのをなんとなく見せており、そのすれ違いがもどかしく切ない。 それが最後の演出につながっており、胸をうつものがある。 …のだが、まさにその時間軸のズレに妙を感じた。 片や山奥の田舎、片や東京のど真ん中。環境は違うとは言え、今がいつなのか…という情報は周りからいくらでも入ってくるはず。 そして、そもそもの疑問。なぜこの2人だったのか? ヒロインの血筋に潜在的に誰かとリンクしてしまうという能力があることは示唆されているが、それがどういった理由で発揮されているかは不明。 リンクしていた事は覚えていても、リンク先が誰だったのかは誰も覚えていない様子だし、一応今回のために過去から繋いできたというような雰囲気ではあったけど。 理由なんてなくてたまたまなんだよ、でもいいとは思う。 でも、そこは、なんとなくでいいから登場人物に描いて欲しかったかなぁ。 そこは敢えて描かなかったのかな?見る人が感じてください、との事なのかな? それにしても今回の声優陣は凄い。 男性が男性の声で女性を、女性が女性の声で男性を演じるわけですが違和感なかった。 これは演者が主人公2人を理解しているということで、恐らく監督らの指示があっただろうけど、素晴らしい演技だった。 正直、小学生とかが見ても理解は大変だと思う。少なくとも自分が小学生時代は、見たところで絵が綺麗だなー、くらいの感想だったと思う。 黄昏刻、逢魔ヶ刻とかちょい説明されてたとしても分からないよなぁ。 オリジナルストーリー故に予習のしようがないので、話題性だけで見に行くとお子様連れは結構痛い目を見る気がします。 取りあえず、男2人で見るものではなかった…。[映画館(邦画)] 8点(2016-10-11 11:09:29)《改行有》

13.  死霊館 エンフィールド事件 《ネタバレ》 前作もスピンオフも実際の事件も知らず、友人に進められて鑑賞。 2時間超えの上演時間に不安を覚えつつも見終わった後の感想は「なかなか良作じゃないですか!」 内容としてはほとんどエクソシストでしたが、話のつなげ方、場面の見せ方がうまい。きちんとしたホラー映画。 また、ただのホラーではなく家族愛やご近所との人のつながりも丁寧に描かれた人情映画でもあるように感じました。 よくあるアメリカっぽいびっくり要素満載の演出で、ギミックや伏線が分かりやすく、ここでこれが起こるんだろ!?と思ったらその通りの展開になるのがちょっと物足りなかったかな。 あと、実話を元にした、とのこともあるのでしょうが、死人が出なかったのに驚きました。 血もほとんど無かったですね。エログロ要素は全く無いので、お子様も安心してご覧になれますよ(笑) 最後は結構あっさりしてました。運要素も相当絡んでましたしね。 宗教観の違いかとは思いますが、自分は悪魔が最終的に何が目的で事を起こしているのかが分からないので(劇中でも特に言及していませんでしたし)いまいち最後の盛り上がりにのめり込めなかったのが残念。 それでもこの夫婦はシリーズ化しても安定の面白さをキープできそう。 最近、まともなホラー作品が減少しているので、ぜひ続編もお願いします。 その前に前作を見なおさないと…。[映画館(字幕)] 8点(2016-07-13 10:28:46)(良:1票) 《改行有》

14.  デッドプール 《ネタバレ》 4DMXにて鑑賞。 いよいよ来たか、デッドプール!という気持ちで鑑賞。 自分がいわゆる「キャラクタ」ということを理解し、見る側に語りかけてくる、いわゆる「第四の壁」を突破してきてしまう俺ちゃん。 その暴れっぷりに期待! 一作目なので「デッドプールがどう誕生したか」ということが焦点になるのだろうな、とは思っていましたがまさにその通り。 ただ、その見せ方がうまかった! 今までの作品は「起承転結」でヒーロー誕生を見せてきたので、肝心のヒーロー登場までが長い場合が多い。 ところが、デッドプールはいきなり「転」の部分からスタートする。そこから回想シーンを挟みつつ「起承」を見せていく。 お陰でのっけからハイテンションのまま映画を見ることに集中できた。また、最初のデッドのハイテンションぶりと回想シーンのダークな感じのギャップが一層引き立つことになったように感じた。 しかしながら、規模はかなり小さい、というか狭い。X-MENシリーズが絡むとはいえ、一つの都市を巻き込んで…とかはないし、敵も味方も地味。 その辺は作中でデッドが「予算がないのか!?」なんて自虐的に言ってるので、もはやネタとして成立させてくれてますけど。 他にも他作品のネタやらオマージュやら自虐ネタやら盛り沢山。正直、すべてはわかりませんでしたが、リーアム・ニーソンネタは個人的にツボにハマりました。 アクションは結構グロ目。首は飛ぶ、身体は裂ける、血は吹き出す…でX-MENとして見てもかなりレア。 内容もエロ要素満載(シモネタ含めて)なので家族で見る場合は注意が必要かも。 何はともあれデッドプールのデビューとしては成功なのではないかな、と思いました。 が、他の作品に出演する場合は、地味さ故に埋もれそう。ぜひネタ要員として好き勝手に暴れて欲しい。[映画館(字幕)] 8点(2016-06-20 10:47:47)《改行有》

15.  シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ 《ネタバレ》 4Dにて鑑賞。 キャプテンが敵をボコボコに殴る度に椅子が振動しました。 アクションの量が多いので、見る方は気をつけたほうがいいレベルです(笑) 内容に関してですが、神レベルが2人いないだけで「ほぼアベンジャーズ」でした。 一応ウィンター・ソルジャーがメインにそえられてはいるけど、今までのシリーズと比べて「キャプテン・アメリカ」単体では収められない。 とりあえずアイアンマンシリーズを見た上でアベンジャーズシリーズを見ておかないと相当置いてけぼりです。 他のVSシリーズとは違い、本気でヒーロー同士で戦いあってくれます。…とは言っても超パワーがある方は申し訳程度でした。 空港の戦いがメインどころでしたね。それぞれ自分の技をところ狭しと発揮してくれたのには圧巻。 ただ、アイアンマン側が本気だったら格納庫の飛行機をぶっ壊せばよかったんじゃないのかなぁ…とか思いましたけど。 満を持して登場したブラックパンサーがいい味出してます。 仲違いしたキャップ側のスポンサーとして、自作以降も活躍してくれることを期待。 …というか、次回ソーが帰ってきた時はどっちにつくんでしょうか?第3軍として活躍するのかな? とりあえず、エンドクレジット後におまけがあるのはいつも通りなので立たない方が懸命。 X-MEN以上に無かったことにされてる蜘蛛の未来やいかに!?[映画館(吹替)] 8点(2016-05-23 10:19:44)《改行有》

16.  クレヨンしんちゃん ガチンコ!逆襲のロボとーちゃん 《ネタバレ》 映画館で見ようと思ったものの、タイミングが合わずにDVDにて鑑賞。 もう、最後のシーンで泣きました。 前情報が一切なかったので、最初はひろしが改造されてしまって悪と戦い、最後には元に戻ってめでたしめでたし …と思っていたら、まさかコピーロボットだったとは。 最初はロボであることを受け入れてもらえないロボとーちゃんが、様々な活躍の末ついにみさえにひろしとして認めてもらえた …のに、本物のひろしが登場すると(当然だけど)みさえはそちらを選ぶわけで。 身体はロボだけど、中身はひろしそのものなのですから、自分の最愛の人から(あえて表現しますが)捨てられるという感覚は相当なものだったハズ。 もう、切なさ全開です。 自分に置き換えたら恐怖そのものです。 そして、最後の腕相撲からのラストシーン。 途中でこうなるだろうな、というのは読めていました。読めていたけど泣いた。 ロボとーちゃんは人間ではありません、ですがこれは紛れも無く親と子の「死別」 ベッタベタだけど、こういう展開にはすこぶる弱いのです。 五木ひろしロボはぶっ飛び過ぎだとは思いましたけど。[DVD(邦画)] 8点(2016-02-04 13:31:31)《改行有》

17.  さらば あぶない刑事 《ネタバレ》 横浜に住む者として見にいかないわけにはいかない、と鑑賞。 どうせなら横浜でも舞台挨拶して欲しかったなぁ、横浜の話なんだし(してたら、ごめんなさい) あぶない刑事とのお付き合いは主に映画とTVスペシャル。ドラマ放映時は幼児だったので見ていませんでしたが、映画シリーズだけでも十分に楽しめていました。 以下、感想。ネタバレも含みます。 全編を通して、あぶない刑事!という感じの映画でした。 タカとユージの小洒落た掛け合いに、おなじみのバイクアクション…今どきありえない銃撃戦や、ご都合主義な展開など、突っ込みどころ満載ですがそれも含めて「あぶない刑事!」(笑) 前半はだらけ気味でしたが敵役の吉川晃司が本格的に動き出すと一気に面白くなりました。 ただ、やはり不満点はいくつかあります。 まずは挿入歌について。今回少なくないですか?名曲はいっぱいあるはずなのに、ユージが走るシーンくらいしか無かった気がする。 あと、浅野温子さんはコスプレが全体的に痛かったなぁ…まあ、これもあぶ刑事らしいっちゃあ、らしいですが。 そして、タカの号泣シーン。そもそも自分は恋人(菜々緒)に感情移入するまでもなく話が進んでしまったので「え?タカが泣いちゃうの!?」と違和感バリバリ。 その後の立ち直りも早すぎて、え〜…という感じ。 何よりラストの銃撃シーン。そこで終わるんかい!?という感じでモヤモヤ。あそこはしっかり見せて欲しかったなぁ。 それでも面白かったです。 とにかく、舘ひろしと柴田恭兵が渋い!まったく年齢を感じさせない。全力疾走シーンとか相変わらず足が動いていて凄いと思いました。 そして敵役の吉川晃司も渋い!リスクを減らすとかいいながら自分で最前線に出てくるという、わけのわからない事してましたが(誰かに任せるより自分でやるのが確実って意味ではリスクを減らせてるのかも?)存在感は抜群でした。 刑事物というか、もはや「あぶない刑事」というジャンルとして見ればファンの方は楽しめると思います。 逆にあぶない刑事を知らない人からしたら「何これ?演出古くない?」となる可能性は高いです(笑) なにはともあれ、長い間お疲れ様でした![映画館(邦画)] 8点(2016-02-02 13:24:50)(良:1票) 《改行有》

18.  ワールド・ウォー Z 《ネタバレ》 3Dで鑑賞しましたが、正直あんまり意味はなかったかも…。 大金をかけたゾンビ映画ですが、CMでは一切そんな情報を伏せられていたのでワクワクしながら観賞。 正直、ストーリーはそれほどでもなかったが、映像には圧巻だった。 わらわらと湧いてくるゾンビ(?)達は今までのゾンビ映画と比較にならない数。 街が津波に飲まれていくような、そんな恐怖を感じました。 最後の「俺達の闘いはこれからだ!」的な終わり方も個人的には好き。 実際にあそこまで被害が拡大したら、発生源を見極めるのは困難でしょうし、時間稼いでる間にZを全滅させるなり 新しい解決方法を探そう!というのは今までにないリアルな希望を感じました。 しょっぱなのウィルス研究者の自爆には吹かざるを得ませんでしたけど…。 近年に珍しくスプラッター的な表現は皆無だったので、お子様でも安心して見れますよ(笑) ※ゾンビものが好きなのでだいぶ甘めな点数です。 [映画館(字幕)] 8点(2013-08-19 11:32:55)《改行有》

19.  オブリビオン(2013) 《ネタバレ》 冒頭の主人公の説明がまさに記憶を改ざんされた彼と鑑賞者を見事に重ねていると思いました。 あのナレーションされたら、地球にいる奴らは全員宇宙人の生き残りだと考えますもの。 それが実はニセの記憶だった…というのが解き明かされていく様を主人公と共感できたので、事あるごとに「おお、そういうことか!」と関心しました。 そもそも宇宙人の目的が不明なので、なんでクローンを作ってまで地球を管理してたのかは謎のまま終わりますが こういった話で全部説明するのは逆に野暮。 時間の長さも気になること無く、普通に楽しめました。 ところで、いつの間に子どもできてたんでしょうか? 見落としていた可能性大なのでもう一回見たいです…DVD出たらですが。[映画館(字幕)] 8点(2013-06-19 13:01:08)《改行有》

20.  エクスペンダブルズ2 《ネタバレ》 中身はもう本当に空っぽ。 でも、いいんです。この映画にストーリーは求めません。 アベンジャーズとはまた違ったお祭り感が最高! とにかく序盤から飛ばしまくりです。 個人的にはスタローンもいいのですが、やっぱりステイサムが格好よすぎる! そして、満を持して本格参戦したシュワちゃんがいじられすぎです。さすがに落盤を掘り進んで「戻ってきたぜ!」には吹かざるを得ませんでした。 逆にウィリスはそこまでクローズアップされてなかったかなぁ、という印象。 どうしてもダイハードの印象が強かったので、できればボロボロの裸足で拳銃ぶっ放して欲しかった。 そしてチャックノリス!! 1人だけテーマソング付きとか反則過ぎるでしょ!問答無用の存在感と破壊力。初登場時に武器はどこにしまってたんだ! そう、チャックは『エクスペンダブルズ2』の出演俳優ではなかった、彼は偶然そこに居合わせたのだ。 だから説明は一切不要なのだ! バンダムもバンダミン全開で大暴れでしたね。蹴りしか放ってない印象がありますが…。 次回作にはぜひともニコラス・ケイジを!借金返済の為に傭兵やってます…という設定でお願いします。[映画館(邦画)] 8点(2012-11-20 11:00:10)(笑:1票) (良:1票) 《改行有》

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