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1.  ザ・ホエール 《ネタバレ》 まずは個人的主観による、賞レース面の駄感想から。 2019年は「今年こそはグレン・クロースが『天才作家の妻』でオスカー獲るだろうな」と思ったが、またまた受賞ならず……。『女王陛下のお気に入り』のオリビア・コールマンさえいなければという結果に。あんなんやられたら誰もかなわんだろうと思ったもんですが、今回もそんな感じ。 『エルヴィス』を観たとき、オースティン・バトラーこれだけやってオスカー獲れんかね?と感じたが、本作を見て納得。 ビル・ナイの『生きる』も他のノミネートが小粒な年なら獲っておかしくないが、今回は相手が悪かった。それほどブレンダンの演技はすごかった。SFXで太った顔になっているぶん「目」だけで表現するシーンも多いのだが、それすらとにかく素晴らしい。 ブレンダンの映画で一番好きなのは『青春の輝き』。ほかにも『小さな命が呼ぶとき』とか『タイムトラベラー/きのうから来た恋人』なんか大好きですね。2010年代半ばに仕事がなくなり消えたと思われましたが、よく本作で使ってくれました。はまり役というと変ですけど、私生活と重なる部分もあり、それが余計に迫真の演技を“迫真”たるものにしてました。 レビューなのに内容についてほとんど触れませんでしたが、それについては【Cinecdocke】様の感想をお読みください(笑)。私もほぼ同じ感想です。[インターネット(字幕)] 9点(2024-03-15 11:27:40)《改行有》

2.  ブータン 山の教室 《ネタバレ》 ブータンの首都ティンプーに住む少しチャラめのふつうの若者が主人公。 オーストラリアに行ってミュージシャンをやりたいという夢を持っているが、教職にある彼は教官の指示により一定期間教師を務めなければならない。命じられた勤務地は現地に行くのに8日もかかるブータンの奥地ルナナ。彼はそこでなにを見るのか……という話。 とにかく景色がすごい、現地の暮らしっぷりが魅力的(監督はこの文化を記録として残しておきたかったらしいです)、子供たち(現地の子供とのこと)の表情を見ているだけでジワっとくる。特にクラス委員のペムザムさんの生き生きとした表情には惹かれる。仏頂面の主人公の心の変化が控えめに描かれていてちょうどいい等々、まあ、いろいろと自分に合っていた。自分のようにこの映画が合うタイプの人には破壊力抜群で、なかなかこれ以上のモノに当たることは難しい。 本作の監督は元々は写真家とのこと。最後のオーストラリアでの演出が妙に拙いのはそのためか。まあ、これはご愛敬。 その監督の言葉を一部借りつつ、ラストシーンの自分なりの解釈を。 主人公はずっと、近代化されたオーストラリアに自分が求めているモノを探しに行きたかった。でも、それをはるかに上回るものを辺境の地ルナナで見つけてしまった。だから、あれほど行きたかったオーストラリアで夢の一歩をスタートさせたときは、すでに胸を熱くさせるものは失せてしまっていたのでは。彼がこのあとどうしたかは描かれていませんが、ラストの歌がその答え。自分にはそのように思えました。[インターネット(字幕)] 10点(2022-10-01 07:14:17)《改行有》

3.  風立ちぬ(2013) 《ネタバレ》 映画自体は主人公の半生を描いたNHKの朝ドラ的な作り。 各所にジブリ的雰囲気の良さはあるものの、病弱な女性と結婚し、彼女がいずれ死ぬであろうこと以外に盛り上がる要素もない。 主人公の飛行機づくりに対する情熱も自分にはもうひとつ伝わらなかった。 その最大の要因になっているのは起用した声優陣。 庵野秀明氏を起用しなければならなかった理由はどこにもない。 他にも俳優を多く起用しているが、これもほぼマイナスに作用している(唯一、ヒロインの瀧本だけは合格点)。 スポンサーからのお金集めなど大人の事情があり、日本のアニメ映画は話題となる俳優の起用が当たり前になっている。 宮崎監督自身もととろの糸井重里で味をしめ、ハウルでキムタクを起用して以降、率先しているように思える。 声優が存在せず俳優が声をあてるのがあたりまえの海外と日本は違う。 声優という職業は日本が誇る独特の文化であり、当然のことながらその実力はほとんどの場合で俳優を上回る。 また、あまりに外見を見すぎたため「キムタクはどう聞いてもキムタクにしか聞こえない」というビジュアル的弊害も声優の場合は少ない。 声優は見る人に安心感を与え作品に没入でき、実際裏切られる可能性も低いのだ。 日本のアニメの巨匠がそれをわからなくてどうする!?と思う。 他の監督が俳優を起用しても、宮崎氏だけには声優を使ってほしい。花形である大作アニメに「声優」を使ってほしい。 そのほうが作品がしまる可能性ははるかに高く、それが後世評価として引き継がれていく。 全部が全部とは言わないが、公開時の一時的な話題作りのために、時の人気俳優や奇をてらった起用をすることがどれだけ作品に悪影響を及ぼしているか……。 この映画の庵野秀明氏が脇役であればこういうレビューは書かなかったが、あれが主人公というのはあまりにひどいと感じたのであえて書きたくない苦言を書きました。[DVD(邦画)] 3点(2022-07-27 18:46:09)(良:2票) 《改行有》

4.  ダウト ~あるカトリック学校で~ 主演二人の演技合戦のすごさに敬服。 小さな表情ひとつにも引き込まれる ホフマンの映画を観るたびに喪失感にさいなまれるけど、この作品は演技がすごいぶんなおさら。[地上波(字幕)] 9点(2021-12-31 13:26:35)《改行有》

5.  ROMA/ローマ アカデミー作品賞にノミネート、監督賞は受賞。にしてはレビューの数が極端に少ない。そして、ここでの平均点は自分がびっくりするほど高い。 勝手な推測ですが、モノクロということもあり、そもそも映画通以外の人が「見る気にならない作品」なのではと思ってしまう。内容も一般受けするとは言い難く、良さがわからないという人も多いのでは。 非日常を求めて映画を観る人の多くは、誰かの日常を見させられるのは苦痛なもの。そこにエンターテインメント要素があれば許せるが、この映画には大した抑揚がない。映像美を称賛する声が多いのはやむなしというところ。 500以上の評価があるyahoo映画でのスコアは平凡。どうにも見る気にならないという人に見てもらったら、平均スコアはいかほどに……。見る人を選ぶ映画。[地上波(字幕)] 3点(2021-09-21 16:09:14)《改行有》

6.  ザ・ピーナッツバター・ファルコン 《ネタバレ》 シャイア・ラブーフ、好きな俳優です。 ここからはWikiはじめネットに載っている逸話です。 そのシャイア・ラブーフ、私生活でいろいろ問題を起こし、アルコール中毒もこじらせて人種差別的な暴言も吐き、挙句、本作撮影中に逮捕されちゃったんだとか。 ダウン症の若者を演じたザック・ゴッサーゲンに「君はもう有名だけど、この作品が僕のチャンスなんだ。それを台無しにした」と言われ再起を決意。リハビリ施設に入所にしてセルフコントロールできるようになるべくセラピーも受けたのだそう。 その2年後に映画は完成。自分を改心させたザックとの友情から、2020年のアカデミー賞では短編映画賞のプレゼンターを二人で務めました。 映画については、どなたかも書かれてましたがフロリダに至る過程がもう少し描かれてても良かったかな。ロードムービー好き、ダコタ・ジョンソン好き、シャイア・ラブーフ好きなんで点数は少し甘めかも。[インターネット(字幕)] 7点(2021-08-22 17:02:22)《改行有》

7.  フロリダ・プロジェクト 真夏の魔法 《ネタバレ》 映画を長く見ていると「衝撃を受けるシーン」に出合うことがあります。 この映画の終盤、ムーニーの涙からディズニー・ワールドに至る二人の映像も私にとって衝撃的シーンでした。 それもこれまでにない種類の衝撃。切なさによってガーンと来ました。 私のログインネームの元になったウィレム・デフォーの演技も良かった。[インターネット(字幕)] 8点(2021-07-11 15:13:13)《改行有》

8.  ランボー/ラスト・ブラッド 《ネタバレ》 そこそこ楽しめたので6点としましたが、重箱の隅をつつくような突っ込みを2つ。 悪い兄弟のうち凶悪なほうの弟を始末するシーンがないのはどうかと。こういうのって偉そう&悪そうな悪役が苦しんだり、命乞いしたりしつつも、主人公は取り合わず、冷徹に処理するシーンが見どころのはず(マッドマックス1の車に手錠で足を固定のシーンなど)。なのに、そのシーンがまったくなく、いきなり首なし死体となっているのは……ちょっと不満。 もうひとつ、単に人身売買や麻薬売買をやってる組織の連中が、ラストの戦闘ではなぜか訓練を積んだ軍隊ばりの装備、組織的展開をしていた点。ああいう連中はそういうことしないけどなぁと。まあ、ランボーなので軍隊と戦ってることにしたかったのかな。以上、2点「あれ?」と思いましたけど、見ている間はまあまあ楽しめました。[CS・衛星(字幕)] 6点(2021-06-15 10:40:09)《改行有》

9.  ブルックリン 《ネタバレ》 シアーシャ・ローナン、いい女優になりましたね。 エド・シーランの『 Galway Girl』のPVでは今風の女性を元気よく演じてますが、この作品ではこの時代の若い女性の雰囲気をつかんでました。少し体重も増やして臨んだのかな。 故郷と新天地での環境と人間関係のはざまで揺れる女性の成長譚ですが、久々に王道の映画を観て満足した気分になれました。 終盤、かつての自分と重なる女性にアドバイスするシーンでは彼女の成長が見て取れます。 そして、道路越しに夫と再会して抱き合うシーン。ホント、なんてことないんですけど、最近こういう当たり前のことを当たり前に見せる映画に出会ってなかったからか、すがすがしさがハンパなかったです。[インターネット(字幕)] 10点(2021-02-19 15:26:37)《改行有》

10.  天使の分け前 《ネタバレ》 若いころにレイプなどの犯罪を犯した人間が後に立ち直った話を見て、誰が感動するのでしょう? 僕はこの映画の設定に同じものを感じます。この主人公は、理不尽な言いがかりをつけて罪のない男性に暴行を働き、一生残る後遺症を負わせました。被害者はデート中に彼女の前で執拗に殴られ続けたのです。この罪はこのタイプの映画の主人公の設定として度を越していると思います。被害者に対する贖罪を描く以外、この主人公を許せる要素はないですね。主人公が何かの才能を持ち、変わっていく姿を描きたいなら、前提条件となる過去の失敗には許せる要素があっても良かったはず。映画的にという観点で言えば、善良な一般人に対する暴力でなく悪い者同士の暴力事件でも良かったし、窃盗の常習犯でも良かった。もっと言えば被害者が後遺症を負ったという描写はなくても良かったのです。作品に重みを持たそうとしたのか知りませんが、安易な選択です。被害者と対面するシーンも取ってつけたようでチープ。「反省の涙を流すシーンを入れたんでよろしくね」って感じなのでしょうが、そんな安っぽくてあざとい演出には騙されません。被害者の前で女々しく泣いてないで、とっとと働いて賠償しろよとしか言いようがない。何の罪もない人間に一生残る怪我を負わせた犯人が、その後しあわせになっていくような話に共感のしようもない。このチンピラはどこかでまたキレて事件を起こすんだろうな…と、途中からはそればかり考えてました。[地上波(字幕)] 0点(2021-02-10 18:06:48)(良:1票)

11.  イエスタデイ(2019) なんと痛快なファンタジー! ビートルズ好きが難しいことを考えずに観たら、きっと楽しめるんじゃないかな。 あのエド・シーランが、ああいう位置付け、ああいう言われようをされる脚本でも引き受けてしまう。ビートルズって偉大ですよね~。 海辺でのシーンで「少し背が小さかったこと」以外にマイナス点なし。「」内の意味は書けません(笑)。[地上波(字幕)] 9点(2020-12-04 16:37:56)《改行有》

12.  僕の大事なコレクション 《ネタバレ》 チャラい孫がいい味を出している。彼が日記を書いていたのね。イライジャ・ウッドもキャラづくりがうまい。ロード・ムービーとしても合格点。 お姉さんが死ななかったことと、おじいさんが銃殺を免れたことに疑問が残る。 銃殺のシーンを見ると立たされているのは数人。あれで目標を外す(しかも無傷)とは考えづらい。単なる設定ミスか? それとも、おじいさんは内通していて、好きだったお姉さんがいない時間帯に踏み込むよう軍人に伝えていたか。 唯一生き残ったことに罪の意識を感じたのか、仲間を裏切った人生にケリをつけたかったのかはわからない。[インターネット(字幕)] 6点(2020-04-24 12:24:42)《改行有》

13.  ラ・ラ・ランド 《ネタバレ》 お互いの夢を叶えるためにピッタリだった相手と出会って恋に落ちる。 その相手は生涯をともにするパートナーにはなりえない人だったが、 そのとき彼、彼女と出会ってなかったらお互いの未来はまったく違うものになっただろう。 ある意味生涯の伴侶以上の人と濃密な時間を過ごした二人。 人生でもっとも大事な時期を支え合って共に駆け抜けた戦友に対して、最後の微笑がすべてを物語る。 ダンスはふつうだが音楽は圧巻。ファンタジックな映像も合う人には合う。 近年のミュージカルでは最高傑作と思う。この映画はミュージカルでなければ凡作で終わったかもしれない。 アメリカのエンタってやっぱすごいって思わせる逸品。[CS・衛星(字幕)] 9点(2018-03-05 10:32:36)《改行有》

14.  道(1954) 古い映画は展開やセリフ回しが肌に合わない自分だが、この映画にはそれがなかった。 主演二人の演技と全体に漂うムード、映像美、すべてが良かった。 ジュリエッタ・マシーナの表情が忘れられない。[CS・衛星(字幕)] 10点(2018-03-04 09:44:52)《改行有》

15.  ヴィジット 《ネタバレ》 映画自体は楽しめなかったので3点。 たぶん、僕の解釈がおかしいのだと思いますが、こんなふうに受け取りました。 弟の最後のラップでのセリフ「姉が老人の映画を撮った」がすべてなのかなと。 精神のおかしい老夫婦が実際いたとすると、地元の人が姉に演技指導を受けているところや、おかしいはずの祖父役の人がカメラ位置を直したりするのは不自然かなぁと。おむつを脱ぐシーンでは絶秒の位置に自ら移動して、いい画を撮ることに協力したりも。 最後の格闘シーンの前、弟のおでこの赤みが素人メイク。老人も姉弟も本気で相手を殴るシーンがない。刺すシーンも直接は映されず、血が出るのも特殊メイク。でないと子供がそんなことの後にもカメラを持って撮り続けるのは無理では? 格闘シーンで弟は祖父役を攻撃せず冷蔵庫のドアを開閉して音を出している(カメラに格闘している雰囲気の音だけ入れるため)。 最後の母親のインタビューや弟のラップは精神異常者に殺されかかった親子とは思えない。 そんなわけで、あの老夫婦を含めてぜーんぶが「姉の映画」という結論に。でも皆さんのレビューを読んで違うのかなと思ってます。もう一度見て確認するほど気になる映画でもないので、このままの解釈でいいかな。そして忘れていくんだろうなぁ。[CS・衛星(字幕)] 3点(2017-10-26 20:07:49)《改行有》

16.  きっと、星のせいじゃない。 《ネタバレ》 アキレスは亀を追い抜けない…という古代ギリシャの哲学者のパラドクスを引用した作家は、主人公に暴言を吐きまくる。 だが、そののち、それが単なる暴言でないことに主人公は気づく。 0と1の間には0.1も、0.11も、0.11112も入れることができる。この考え方をすれば、0から1には無限の数が入ることができ、永遠に0から1へ到達することはない。 短い命の二人は、他人より早く死んでいく。実際にはそうなのだが、理屈上は違うとも言える。 実は娘を8歳で亡くしていた作家の、怒りと口惜しさのメッセージは、「おまえらはまだ0と1の間だろう!(まだ時間があるだろう!)」だったのか。 その0と1の間の時間に、たくさんの数字を入れ込んで、二人の恋は終わる。 新聞に載るような大活躍はできなかったけど、大事な人を愛することができた一生は、決して生まれながらの「エラー」ではなかったことを証明する。 最初から終わりまで、ずっと切ない物語でした。[地上波(字幕)] 7点(2016-02-16 10:34:34)《改行有》

17.  ジャッジ 裁かれる判事 《ネタバレ》 うーん、前評判が良かったので観てみましたが、自分にはいまいちでした。 全体を通して感じるのは、作り手による感動の押し売りです。 演出が単純であざとく、「どう?いいでしょ、この映画」と、終始、押し付けられている感覚なのです。 個性的な三兄弟と幼少時の事故、父との確執、父の病と死。。。どれもがベタベタに手垢のついた設定で、中盤には食傷気味に。 長男と三男に比べて明らかに外見に違和感のあるダウニーJr。「んなわけねぇだろ…」というキャスティングで、無理があります。 このような超ベタな脚本でも、もう少し力量のある監督が撮れば新味も出たのかもしれません。 しかし本作は、既視感ありまくりで、「ザ・アメリカ」的映画の三流版になってしまっていると感じました。 ロバート・デュヴァルの熱演と美しい街並みに2点です。[地上波(字幕)] 2点(2016-01-11 16:58:06)《改行有》

18.  リトル・ダンサー 《ネタバレ》 「希望」「光」の物語ですね。 階級社会のイギリスで底辺に生きる人々、その家庭。生きがいを見出すことすら難しい環境の中で、一人の少年が希望の光となっていく。 父と子、兄と弟、先生と教え子、踊りに魅入られる少年、オカマ(作中の表現)の友人との交流…一見、盛り込みすぎにも思えますが、この作品ではそれぞれのストーリーが見事に調和して旨みを出しています。また、この製作スタッフなら一つ一つの要素を単体で表現してもいい映画になったのではないかと思えます。主演の少年はもちろん、関わったすべての人のセンス、レベルが高い映画だと感じました。いえ、観ている間はこのような理屈は考えません(笑)。だって夢中で観てしまいましたから。[DVD(字幕)] 8点(2016-01-10 15:09:34)《改行有》

19.  ベイマックス 《ネタバレ》 敵が二人いて、どちらもそれほど悪人に感じないため、主人公への感情移入がしづらく、ボヤけてしまう。 前半がやや冗長で後半につながる伏線的逸話に乏しいため、クライマックスの戦闘シーンから見ても、最初から観たのと感動が変わらないような気がしなくもない。 しかし、そのような欠点があっても、亜空間のシーンからエンディングは胸を打つ。観る前からそういうシーンがあるだろうと予測しまくっていた王道中の王道の展開だが、それでもやはり良い。 CGもありえないほど素晴らしく、日本のイメージを取り入れた街並みは、なんだかここで暮らしたいと感じてしまうほど。[地上波(吹替)] 7点(2016-01-10 13:38:33)《改行有》

20.  アナと雪の女王 《ネタバレ》 当方、いい年したオッサン。 入会しているWOWOWで放送があったので「これだけ話題になったのだから、とりあえず観ておくか」くらいの気持ちで鑑賞。 多くの評論家がヒットの理由を「音楽が良かったから」と述べていたけど、観てみての感想は「確かに音楽はいいが、それだけではあれほどヒットしないよね」でした。 ストーリーも面白いし、展開のペースもいい。子供はハラハラしたと思う。 いつもテレビで切り取って流されるのはエルサがレリゴーを歌うシーンだけど、本当の名場面は後半にありました。 アナが凍ると同時に剣戟を防ぐシーンは、直後に無音になることもあって感動的。 レリゴーのシーンは宣伝で流せても、この場面は出せない。 ヒットして話題になっているとき、「なにを騒いでんだか」とクールに見てましたけど、今は続編が楽しみになっちゃいました(笑)。[ブルーレイ(吹替)] 8点(2015-05-09 15:58:01)《改行有》

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