みんなのシネマレビュー |
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1. ローラ殺人事件 《ネタバレ》 ミステリー重視ではないですね、しいていえば、ローラが死んでいなかった事ぐらいかな。登場人物も少ないし、わかりやすい。まあ、そのぶんキャラを強烈にたたせることで、面白く観ることができたかな。まあ、楽しめました。[DVD(字幕)] 6点(2013-12-07 21:39:26) 2. 女がいちばん似合う職業 《ネタバレ》 制作前年に亡くなった松田優作に捧ぐ映画とも聞きました、そうなると、こういう変わった和製ハードボイルドまがいのものもありかなと思えます、ストーリーは完璧ではないが、キャラクターで魅せる、桃井かおりを主役にもってきたのは当時としてはベターではないでしょうか。まあ、期待せず観るとそこそこいいのではないでしょうか。[DVD(邦画)] 6点(2013-12-05 21:44:31) 3. 俺はまだ本気出してないだけ 《ネタバレ》 原作は未読。映画だけで楽しんだが、憎めないですね堤真一演じるシズオ、ダメ男なんですけれど、なんか、漫画だけは諦めない。これって、結構凄いことじゃないでしょうか。しかし、彼の周りにいるみんな、いい人過ぎますね、世間ってもっと厳しいものではなかったですか?[DVD(吹替)] 6点(2013-12-04 22:14:10) 4. ザッツ・エンタテインメントPART2 Part1を視た流れで、2も視てしまいました。なにか、時代を感じさせ、観客を楽しませる娯楽映画が当時のエネルギーをはらんで紹介されるのが快感です。 しかし、ミュージカルも凄く変遷を経てるますね、時代の要求は変わるのですね。なんか、気になる作品がいくつかあった、また、機会をみつけ視てみよう。さあ、Part3を一気に観るか。[DVD(字幕)] 8点(2013-12-01 20:19:22)《改行有》 5. ザッツ・エンタテインメント MGMの50年以前のミュージカルのオムバス編集映画、ミュージカル自体はそんなに好きな映画ジャンルではなかったけれど、こういう風に今までのミュージカル映画と言うものを振り返ってみようというコンセプトは自分としてはありだと思うし、面白いと思った。まあ、好き嫌いが大きくわかれる映画ではあると思う。[DVD(字幕)] 8点(2013-11-30 21:12:13) 6. アラバマ物語 《ネタバレ》 あの当時の偏見や、狭い田舎の有様を、グレゴリー・ペックを主においておいて、目線を子供からというのは面白いです。 ちょっと、色々と大げさにうつったりしますが、実際はもっと酷かったのだろう。大人な、グレゴリー・ペックが良いですね。[DVD(字幕)] 7点(2013-11-26 21:59:41)《改行有》 7. 軽蔑(1963) 《ネタバレ》 男女の機微について、やりとりでみせている、何気ないけれど面白い作品。映像は、自然やBBの裸体、綺麗である。欧州と日本の違いを頭にいれて、また、視直しても面白いかも。[DVD(字幕)] 7点(2013-11-24 21:23:19) 8. ダラスの熱い日 淡々と進められるストーリー、今だからみんな知っている事実でも、この時代にこう映画にされると、心底凄いと思う。昨日、JFK暗殺から50年目、2039年に何が出てくるかまた、楽しみになった。[DVD(字幕)] 6点(2013-11-23 21:08:10) 9. The Lady アウンサンスーチー ひき裂かれた愛 《ネタバレ》 単にドキュメンタリーをドラマにしたわけではなく、家族、特に夫婦の関係を中心において長期の理不尽なストーリーを持ってくるのは観やすく、無下に忌むべきシーンや、酷いシーンを出来るだけ排除され、そこが苦手な人にも取り込むように出来ている、これで、スーチー女史のミャンマー側、夫の全世界側としてみることが出来る。これだけ偉大な人について、知らなかったことが多かった自分の無知を知った。しかし、この映画はこれで、終わりじゃないですね。後は、現実で続いていくものを見守っていこう。[DVD(字幕)] 8点(2013-11-22 21:22:42) 10. 六條ゆきやま紬 《ネタバレ》 話はよくある、名家という封建主義社会に嫁いだ身分違いの嫁が、夫の死での後ろ盾を失っていじめ抜かれるというもの。しかも、小さな集落だから、噂で村八分近い状態、最後までいじめ抜かれる高峰秀子と、道連れにされたフランキー堺。面白い話ではない。しかし、この映画の魅力は、卓越した映像美だろう、雪の白さ生かしたコントラスト、七人の僧を背景のアングルなど、モノクロを十分に生かし切った素場らしいものだ。[CS・衛星(邦画)] 6点(2013-11-21 20:36:49) 11. 必死の逃亡者 《ネタバレ》 いいですね、素直なストーリーを、ボガードはじめ役者達が洒落た芝居と、セリフで魅せる古き良き名作です。最後、家族が抱き合う、良いですね。[DVD(字幕)] 7点(2013-11-20 21:08:42) 12. リンカーン弁護士 《ネタバレ》 出だしのマシュー・マコノヒー扮する弁護士の様子に騙されました、色々な軽くいなしてきたような弁護してきた事件が、すべて主題の事件に結びつくという伏線が、回収されて、最後上手く持って行くのは良い。しかし、死刑にしたい真犯人を弁護士しなればいけないというジレンマを難しくせずに、エンタテイメント性を持ちながら、ある解決をさせたのは、面白い映画でした。[DVD(字幕)] 8点(2013-11-19 21:18:08) 13. 風の視線 《ネタバレ》 松本清張というと、推理小説のイメージを大きく持ってしまっていたが、そういえば歴史小説から、純文学まで幅広い作品を書いていたのを思い出した。しかし、こういった三角関係以上の複雑に絡まらせたメロドラマは初めてだった。役者は、当時の看板、ベテラン役者に、岩下志麻の若手、演技、演出は良いですが、なにぶん古い映画なもので、時代的にしっくりこなかったのが残念。松本清張のカメオが結構頑張っていたのが関係無いが面白い。[DVD(邦画)] 5点(2013-11-18 22:51:03) 14. アスファルト・ジャングル 《ネタバレ》 これは、フィルムノワールにはいるのだろうが、その中では群を抜いたできではないだろうか、原作はあるのだが、脚本が素場らしい。各人の心理、性格、果てはその個人の生活も見えてくるようだ。綿密な計画に少しずつ狂いがはじまって、一人ずつ減っていくヒューストンらしい自滅か。悪徳警官についての警察のコミッショナーの会見が興味深い。[DVD(字幕)] 9点(2013-11-17 22:37:45) 15. 居酒屋ゆうれい この昭和の良きホームドラマの雰囲気が好きですね。キャスティングもなかなか良い味出してます。レビューの評価が低いのに、自分内で高評価なのは昭和を知ってる・・・年なんですかね。[DVD(邦画)] 7点(2013-11-16 20:54:38) 16. アンナ・カレーニナ(2012) 《ネタバレ》 今まで多くのドラマや映画になってきた名作小説、今までのものとの違いを出そうとしたのか、舞台演出的効果を多用している、それが効果的な時もあるし、ちょっと話を見えにくくする場面もある、大体は面白い演出だ。俳優陣と、衣装、華やかな感じはいい。[DVD(字幕)] 6点(2013-11-15 22:24:01) 17. 舟を編む 《ネタバレ》 本屋大賞の作品は、原作は良い物が多いが、映画になるとちょっととというものがあったが、これは、良い脚本、キャスティングで良い映画になっている。馬締という青年は、あまりにも生真面目で、話しが苦手だが、度をこしたような粘り強さ、そうかなと思っていたらアスペルガー症候群として書かれているということで納得、そういう彼は気の遠くなる作業を綿密にやることが天職だったんですね、辞書づくりのこの過酷さ、頭が下がります。その彼を取り巻く、辞書編纂室、下宿のみんなの彼を受け入れ、変人であるが仲間として取り巻いている、おそらく正反対で社交的なオダギリジョーまで、出来すぎかもしれませんが、いい話に仕上がっています。[DVD(邦画)] 8点(2013-11-14 22:10:52) 18. 欲望という名の電車(1951) もうなにも、マーロン・ブランドと、ヴィヴィアン・リーがすごい、なんというか本当に演技か?といわせるような怪演が記憶に残ってしまう。素場らしい。[DVD(字幕)] 7点(2013-11-12 21:15:10) 19. 猫の恩返し スタジオジブリというと、宮崎駿監督や、高畑監督の作品が全面に出てきて、それがイメージ化されていたようです。宮崎吾朗監督のゲド戦記や、この森田監督の猫の恩返しはまた、全然タイプが違うようで、受け付けないのかもしれません。ちょっと、猫好きなのに、残念な映画になっていました。[DVD(邦画)] 4点(2013-11-11 21:10:42) 20. ナチュラル 《ネタバレ》 このくらい古い時代のスポーツ、特に野球ものは好きな題材の一つです、けれど、じつは、殆どファンタジー、モデルも何もなしの、ラストを引き立てるための仕掛けの全部入り、ストーリーですね、これは、矛盾や、強引さもありますが、これで自分なりに許せるのでOKです。同じ野球を題材とした者に、フィールド・オブ・ドリームスがありますが、あれも、強引なストーリー運びですが、最後の父親とのキャッチボールで溜まった想いが氷解したのと同じで、ラストのキャッチボールこれが描きたかったのかと。アメリカも父親とのキャッチボールは男の子にしてみたら、特別な者かもしれません。[DVD(字幕)] 8点(2013-11-10 22:12:11)
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