みんなのシネマレビュー |
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【製作年 : 1960年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
1. 2001年宇宙の旅 《ネタバレ》 小説を読んでからこの映画に入ったのだが、やっぱり理解はできないものです。圧倒的な映像と、音楽、そう、神秘的な自然現象を見た後に抱く、感動と、畏怖、なんかそんなような言葉になら無い感覚を与えられた、いや、共有したような不思議な感覚がいつも残るのです。[DVD(字幕)] 9点(2013-02-24 21:04:40) 2. アパートの鍵貸します 《ネタバレ》 シナリオと演技で確実にみせる、コメディラブコメの基本を外していませんね、最初どうなるかと思っていたら、伏線を全部回収してハッピーエンド。たまらない映画です。[DVD(字幕)] 9点(2013-02-23 23:36:55) 3. ああ爆弾 何度か観ているが、まだなんと評するのが的確か得られていない。全部バラバラでとりとめないが同じベクトルを向いているので、破綻しないで楽しめるのだろうか。珍妙にして楽しい作品。いいようがない・・・[DVD(邦画)] 9点(2013-01-04 20:37:06) 4. 悪の階段 《ネタバレ》 和製フィルム・ノワールという前評判で、期待して視聴。光の使い方、効果的な音楽、細かい芝居、これこそ映画という言う要素が満載で良い。脚本が、4人組の大仰なシーンと、山崎努の迫力で、団令子の存在を隠して、実は黒いキーマンだったというのは、最初は疑ったがプロットの運び方に騙されてしまう快感がいい。隠れた、名作日本映画です。[CS・衛星(邦画)] 8点(2013-10-20 21:26:58) 5. 女系家族 《ネタバレ》 山崎女史の追悼で視聴。はっきりいって、恐ろしい。入り婿の一生をかけた綿密な復讐劇を、生者が死者に踊らされる。役者も、筋も綿密だから、下手な怖い話より怖いのかもしれない。[DVD(邦画)] 8点(2013-10-09 21:46:25) 6. バニー・レークは行方不明 《ネタバレ》 この時代にすでに、このようなミステリーが存在し、見事に映像化されているのに驚いた。掘り出し物の面白い作品に当たった。完全にほとんどが母親の狂気と妄想だったというミスリードなのだが、なんか違和感がありながら、騙されてしまう。最後の兄の正体だが、母親が遊びでうまくいなしてることから、この性格は抑えてたにしろ、昔からあったんだと言うことか。[DVD(字幕)] 8点(2013-08-30 22:54:48) 7. 博士の異常な愛情 または私は如何にして心配するのを止めて水爆を愛するようになったか 映画の見せ方としては、素場らしい。しかし、ストーリーは笑うしかないか。本当は今でも笑えないね。[DVD(字幕)] 8点(2013-08-07 19:58:16) 8. にっぽん泥棒物語 《ネタバレ》 タイトルから単なるコメディかと期待していなかったが、いや、佳作の映画を引いてしまったらしい。松川事件をモチーフに、冤罪を認めたくない国家権力の圧力、前科の風評、無罪に苦しむ被疑者、これに揺れに揺れ出した答えの集大成が法廷に決して、映画が終わる。 伊藤雄之助はじめ癖のある役者、飢餓海峡を思い出す三國連太郎のすばらしさ、日本の法廷物にも良い物があった。[DVD(字幕)] 8点(2013-07-25 22:32:34)《改行有》 9. 人斬り 《ネタバレ》 キャストや、スタッフを見て、結構凄いなと思いながら観ました。結構、皆さん固定イメージがある役者が多いので、引きずるかとおもえば、意外と切り換えが出来ましたし、五社監督や勝新でも、結構しまった感じで楽しめました。そうそう、三島由紀夫の先祖と本物の田中新兵衛と大縁があるとは後で知ってびっくりです。[CS・衛星(邦画)] 8点(2013-07-14 22:52:41) 10. 男はつらいよ 何度か観た作品で、今回は山田監督の100選のラストの推薦作で観賞しました。皆さんのおっしゃっているとおり、第一作目からキャラクターやストーリー付けの骨子が完璧に仕上がっているのにまた驚く、また、極端なキャラ設定だけれどなんだか親近感があると思ったら、親戚や知り合いの方に似たような人が居たり、うまく日本人の特質をとっているなあと、また、感心しきり。山田監督が黒澤監督でさえも、小津監督映画を好んでいたと言うのをなんか思い出しました。[CS・衛星(邦画)] 8点(2013-07-10 23:00:29) 11. 悪い奴ほどよく眠る 《ネタバレ》 何度か観たが、ラストを知っていても楽しめる。この時代の映画はハッピーエンドありきと勝手に思っていたからこのラストは衝撃だった。いろいろ突っ込める部分はある、まあ、そんなのをおいておいても本体はよかった。しかし、本当のラスト岩淵の上の奴らはなにもダメージ受けないのかとおもうとやりきれないね。[DVD(邦画)] 8点(2013-06-16 22:25:16) 12. 少年(1969) 《ネタバレ》 ATG提携作と言うことだったので、このような全国ロケのロードムービーをするとは思わなかった。内容的に、実話ベース(こんな酷い事件があったなんて)ですが、一貫した少年の目から見たこの家族の崩壊、日本の崩壊、感じた矛盾、抑えている心の叫びを映画をとおして描ききっている。見応えのある映画だった。[CS・衛星(邦画)] 8点(2013-05-20 21:53:56) 13. 大脱走 《ネタバレ》 内容としては、戦時下のドイツ収容所からの命がけの脱出なんだが、変に暗さも、悲惨さもみせない。やるだけやって、散っていく。戦争物なのに、気概をみて、エンターテイメントを感じた快作だった。[DVD(字幕)] 8点(2013-04-17 20:44:00) 14. 切腹 《ネタバレ》 最近の藤沢周平を元にした、軽い時代劇を見慣れていたらとおもったら、内容的には勧善懲悪の単純なものではなく、よくねられた素場らしいシナリオでした。当時の法、対面しきたりで勝る井伊家と、情で捨て置けない親子、これが始末に悪い。現代劇でも成り立つような、シナリオとセリフのやりとりだけで魅せるすごい映画でしたな。[DVD(邦画)] 8点(2013-02-26 23:03:14) 15. 殺人狂時代(1967) 《ネタバレ》 岡本喜八監督はつくづく損な監督だ。当時としては、奇抜すぎてヒットしなかったと聞く。今観て、思いろいんだが、少し古さを感じ得ない。時代の先を行きすぎていたわけだ。しかし、楽しむことにかけては天才ですね、ギミック、舞台、カメラ割りはもちろん、天本英世と仲代達矢、両氏のうさんくさいような、くせのある芝居など最高じゃないですか、ストーリーのわかりにくさや、矛盾ぐらい気にしない。ただ、楽しむだけです。[DVD(邦画)] 8点(2013-02-16 20:16:39) 16. 飢餓海峡 《ネタバレ》 名作と言われる本作をようやく観た、あれだけの原作を一体どう映画化したのかと思ったら、実に素場らしい。脚本、演出、名演技の素場らしいバランスで成り立っている。長い映画だから淡々としてるが、要所をしめ、記憶に残っている。まあ、淡々とした感じを受けるのはW106方式をあえて使ったんだから、監督の意図だろう。とにかく、安っぽい推理ものに陥らずここまで出来たのは感じいる。[DVD(邦画)] 8点(2013-02-12 20:37:12)(良:1票) 17. 椿三十郎(1962) 《ネタバレ》 白黒の黒澤監督作品の中でも、エンターテイメント性が高く、ストーリーがわかりやすいです。別の作品のように、画に凝ったり、ストーリーに深みを持たせたりしないで、勧善懲悪のヒーローものなので気楽に観られるのが良いかな。[DVD(邦画)] 8点(2013-02-09 20:35:45) 18. 喜劇 にっぽんのお婆あちゃん 山田監督の100選で鑑賞、確かにこれは凄い配役ですね、名前だけで期待してしまいます。それに監督と脚本の名コンビ凄いです。それだけのものはありましたが、ただ、このタイトル喜劇は・・・笑えませんでした。今の現実と、この映画どうなのか、考えさせられる、良い映画です。[地上波(邦画)] 8点(2012-12-19 23:05:47) 19. 赤ひげ 《ネタバレ》 古き素場らしい映画。最近の、人情ドラマを見慣れてしまっていると、ちょっと違和感を感じるかもしれないが、この時代でこれはいい。 小さなエピソードまとめてあるが、前半と後半とやや趣が違っており、あとになっていく方が、好みかも。 いずれにすれ、観る度に色々なことを受け取れ、長いが何度も観てしまう秀作。[DVD(邦画)] 8点(2012-12-02 20:33:04)《改行有》 20. アラバマ物語 《ネタバレ》 あの当時の偏見や、狭い田舎の有様を、グレゴリー・ペックを主においておいて、目線を子供からというのは面白いです。 ちょっと、色々と大げさにうつったりしますが、実際はもっと酷かったのだろう。大人な、グレゴリー・ペックが良いですね。[DVD(字幕)] 7点(2013-11-26 21:59:41)《改行有》
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