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1. シャレード(1963)
《ネタバレ》 殺害された夫の秘密や、隠し金を巡って襲い掛かる怪しげな男たち、誰が裏切り者なのか、本当の味方は誰なのか等、ミステリー・サスペンス要素は満載なのに、恋愛要素が挟み込まれ、殺されかけても次は普通に会話してたりして、間延びして緊張感がありません。
ただ、ラストで本性を現した人物との攻防は本気度が感じられて良かったです。
オードリーのファッションも素敵でした。
それにしても、オードリー・ヘップバーンの相手はオッサンという決まりでもあったのでしょうか。
お相手にしては年を取りすぎだから、オードリーから積極的に迫っていくのに違和感を感じました。[CS・衛星(字幕)] 5点(2020-07-24 14:33:16)《改行有》
2. 黒蜥蜴(1968)
《ネタバレ》 今では作れない不思議な雰囲気のある映画。
どうにも気恥ずかしいセリフやシーンが満載。
この映画自体が、ちょっと詩的なセリフ回しをする映画というのもありますが。
でも、そういう気恥ずかしさも、美輪様の圧倒的な存在感の前に消し飛びます。
美輪様、見事です。美しいです。
女性には見えないですが、中性的な美しさで正に妖艶という言葉がピッタリです。
若い松岡きっこも可愛いです。
見所、つっこみどころは多々あるけど、特記すべきは三島由紀夫の出演ですね。
剥製になって裸でマッチョな肉体美を披露してます。
ちょっと動いてるのは目をつぶって、美輪様が剥製三島にキスするところは、なかなかエロくて良かったです。
この作品を見て、美輪様がお元気なうちに舞台を見に行かなくては、と思いました。[インターネット(字幕)] 8点(2015-02-11 21:59:17)(良:1票) 《改行有》
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