みんなのシネマレビュー |
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1. 水の中のつぼみ サントラがelectornica(para one)であり、水のシーンが多いこともあって映像が奇麗であり若干実験的である。エコール系のただのロリータ映画かと持っていたらソフィア・コッポラをもう少しインテリジェンスにしたコケティッシュなガーリームービーであるような気がした。といっても物語自体は難解ではないと思う。warp系のアーティストをサントラに使ったモーヴァンの色合いに近いような。若手の監督に興味があるなら見て損はないと思う。[映画館(字幕)] 7点(2013-04-06 22:39:19) 2. カノン ショッキングな映像は思っていたよりもなかった。どちらかというとダメ親父の戯言が永遠に続いていく。ゴダール的な前衛さとトリファーの不条理さを足した映画。[DVD(字幕)] 6点(2013-03-23 21:42:46) 3. エンター・ザ・ボイド クラブ、ドラッグカルチャーのリアルさすごくうまく描いている。特に深夜の部屋のシーンはジャンキー独自の雰囲気をうまく描き出してる。やけに喉が乾くとか… 過去に私の近隣に不良外国人がいて映画に出ている空気感そのものだった。映像の奇抜さやセクシャルなシーンだけが取り上げられているが刹那的なクラブカルチャーをうまく描きだしていてある意味ストリート的な(CITY OF GOD、KIDS)映画なのではないか。[DVD(字幕)] 9点(2013-03-23 21:41:22)《改行有》 4. 松ヶ根乱射事件 初期の若松孝二の悩める若者青春映画だと思っていたら街全体の人々の群像劇であった。内容が濃いので見ていて引き込まれる。ランスファー・トリファー的なドロドロ感がある。[DVD(字幕)] 8点(2013-03-05 22:38:26) 5. ザ・ロイヤル・テネンバウムズ 物語はそれなりにまとまっている感じがする。三谷幸喜のUSA版のような気がする。[DVD(字幕)] 6点(2013-03-05 22:33:56) 6. ライフ・アクアティック 映像の美しさがMTV系のPVを延長線上にある感じがある。ミッシェル・ゴンドリー系の独特さがある作品。トリップしたような感性があって見ていてほのぼのする。[DVD(字幕)] 7点(2013-03-05 22:30:00) 7. マーゴット・ウェディング 登場人物のキャラは濃い。しかし、なんかよくわからないまま終わる。[映画館(字幕)] 4点(2013-03-05 22:27:54) 8. CQ 見終わるまで60年代に制作された作品だと思っていた。ヌーベルバーグ色全開。登場人物や舞台はすごくお洒落。しかしそれ以外見所はあまりない。[DVD(字幕)] 5点(2013-03-05 22:25:41) 9. 亀は意外と速く泳ぐ ロケ地、三浦のチープな雰囲気が映画とマッチしていてとてもヨカッタ[DVD(邦画)] 6点(2013-02-03 12:08:54) 10. 転々 話しに深みがない。「街を歩く」というコンセプトは他にはなかない映画の良さがあると思う。[DVD(邦画)] 6点(2013-02-03 12:08:11) 11. 世界はときどき美しい(2006) 短編の一作品が約10分で構成されているので物語の内容に限界あり。主演俳優・女優のイメージビデオの雰囲気がある。また自主制作的なチープさがある。この二つがうまく混ざり合って孤独感を焦点に当てた作品になっている。jam films的なノリが好きな人はいいかも。[DVD(邦画)] 6点(2013-02-03 12:06:57) 12. 悲しみが乾くまで 顔の一部分のアップの映像によって表情の繊細さを引き立たせる工夫がなされていた。映画としての質は非常に高く最後まで飽きない。しかし、物語がドラマの2時間スペシャルみたいな内容。アメリカ映画的内容。[映画館(字幕)] 7点(2013-01-19 14:30:09) 13. ANA+OTTO/アナとオットー カットが急速に変わる点や時間軸が多面的に描かれている点が前衛っぽい。が、おもしろさはない。90sのオーラが凄く出ていた。前半の幼年時代と後半のシーンが美しいが中盤は中だるみ。フィンランドの風景が幻想的。[DVD(字幕)] 6点(2013-01-14 00:45:37) 14. ブロークン・イングリッシュ カサヴェテス的なインディペンデントさなし、コッポラ的なファッションセスンスなし。下の人も仰るようにヌーヴェルバーグ的なけだるさがあったがB級ドラマな展開が始終続く。あとファッションセンスがなさすぎる。しかし、途中で飽きる感じではない。[DVD(字幕)] 5点(2013-01-14 00:40:02) 15. 悪い男 ギドク監督って本作のようなドラマチックな展開を好む人だと感じた。味が濃いけど濃いだけの内容な感じがした。[DVD(字幕)] 6点(2012-12-23 23:06:13) 16. tokyo.sora 昼飯を家で食べてるシーンが見ていて孤独感をひしひしと感じた。たぶん、私が実際に一人暮していて何もしてない無職時があったからだろう。淡い感じの映像が華奢な女性達とマッチしていていた。観賞後、学生の時に魚楠キリコや桜沢エリカの漫画を読んだ後の感覚を思い出した。[DVD(邦画)] 8点(2012-12-04 21:30:56) 17. SOMEWHERE 「マリー・アントワネット」冒頭シーンにaphex twinの楽曲が使われていたが、本作冒頭でもphoneixの楽曲が流れていてソフィア・コッポラらしいyouth cultureの匂いがぷんぷんしてよかった。シーンのひとつひとつが美しい。 [映画館(字幕)] 8点(2012-12-04 21:22:19)《改行有》 18. シングルマン ファッション・コレクション用に撮った映像の延長線上で映画になった感じがある。ナルシズム感が強い。映像は美しいのでトム・フォードに興味があるならおすすめできます。[DVD(字幕)] 6点(2012-12-04 21:11:21) 19. 三月のライオン ヒロインの女性がかわいいので絵になるが内容はない。雰囲気だけの映画。しかし20年前に製作された感じはなく独特の空気感あり。「ストロベリーオンザショートケイクス」にはないインディーズ系のチープさが孤独感を引きだしているように思えた。見終わった後に何か残る感じがある。 [DVD(邦画)] 5点(2012-12-04 21:04:18)《改行有》
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