みんなのシネマレビュー
keiさんのレビューページ[この方をお気に入り登録する

◆検索ウィンドウ◆

◆ログイン◆
メールアドレス
パスワード

◆ログイン登録関連◆
●ログインID登録画面
●パスワード変更画面

◆ヘルプ◆
●ヘルプ(FAQ)

◆通常ランキング◆
●平均点ベストランキング
●平均点ワーストランキング
●投稿数ランキング
●マニアックランキング

◆各種ページ◆
●TOPページ
●映画大辞典メニュー
●アカデミー賞メニュー
●新作レビュー一覧
●公開予定作品一覧
●新規 作品要望一覧照会
●変更 作品要望一覧照会
●人物要望一覧照会
●同一人物要望一覧照会
●関連作品要望一覧照会
●カスタマイズ画面
●レビュワー名簿
●お気に入り画面
Google

Web www.jtnews.jp

プロフィール
コメント数 78
性別 男性
ブログのURL //www.jtnews.jp/blog/27405/
自己紹介 まずは幸運にも劇場で鑑賞できたもの優先につらつらぼちぼち書かせていただきます。とはいえたまには都度鑑賞したDVDものも挟んじゃうかも。

ここ最近足しげく通っている映画館は、Film Forum, MoMA, Japan Society, IFC Center, Lincoln Centerといったところ。

ハイ、新作はあまり観にでてはおりませんです。


投稿関連 表示切替メニュー
レビュー表示レビュー表示(評価分)
その他レビュー表示作品用コメント関連表示人物用コメント関連表示あらすじ関連表示
コメントなし】/【コメント有り】
統計メニュー
製作国別レビュー統計年代別レビュー統計
要望関連 表示切替メニュー
作品新規登録 / 変更 要望表示人物新規登録 / 変更 要望表示
要望済関連 表示切替メニュー
作品新規登録 要望済表示人物新規登録 要望済表示
予約関連 表示切替メニュー
予約データ 表示

【製作年 : 1940年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
評価順1
投稿日付順1
変更日付順1

1.  赤い靴(1948) Through a movie series at MoMA, titled as "Scorsese Screens". The main reason I picked this up from the series's long list was a picture I saw at another movie theater, Film Forum. Their intro movie, which is shown every time before the featured title shown, has many flashy scenes from master pieces they have been screening there. These include Metropolis, Wendy and Lucy, Ran, and …. this was one them. My feeling was "this must be one of the bests, too" and that assumption was completely right, it was a master peace. At least for me, this is not a simple ballet movie. It contains more than that and whole piece would be close to a live performed opera. It was a wonderful week because I could enjoy Michael Powell's titles back to back, "The Tales of Hoffmann" (1951) and this one. In the mentioned title, Moira Shearer's performance was limited but, in this title, she was everywhere. I could enjoy her performance all the way to the finale. Yes, I do want to watch this again, whenever I find the next chance.[映画館(字幕なし「原語」)] 7点(2015-08-16 06:43:34)《改行有》

2.  長屋紳士録 うん、やっぱりこれでやられたんだと思う、飯田蝶子の魅力に。 小津作品を通した他の役者という意味では東山千栄子の時もそうだった。「東京物語」でのの~んびりとしたおかあはん役を観た後に、黒澤監督作品「白痴」(1951) でのギスギスした年配女性役を観ると、この人ただもんではではないと思わされたもんだった。今回はそのときの感覚とどこか似ていて、ここまでのところ飯田蝶子といえば常に人のよい「かあやん」役だと思い込んでいたのが、本作のような脚本において正直者で根は悪くなんだろうけど、とにかくそこいらにいそうな品の悪い「おばはん」役をピシャッと演じられると、「一本とられた」的な気分になるのである。 でもやっぱり主役は…。 「青木放屁」といささか悪ふざけの過ぎる芸名の子。突貫小僧こと青木富夫の異父兄弟とのことで、かれらのおかんは今で言うステージママだったのだろうか、とにかく小津監督に拾い上げられて開花した才能。小津の「子役撮りコメディ万歳」な感じがあちこちにあふれている作品である。 ちなみに彼の父親役をちょい役で演じていたのが、小沢栄太郎であったということには即座に気づけず。相変わらずこの人も演じ分けが素晴らしい。最近の記憶では木下惠介作品「花咲く港」(1943)、「女」(1948)、そして溝口健二作品の「雨月物語」(1953) にて。これら観比べてもらえば納得してもらえるはず。[映画館(邦画)] 7点(2014-05-13 10:32:23)《改行有》

3.  父ありき 小津映画におびただしい頻度で出演する笠智衆が唯一主演として位置づけられているのが本作品。撮影中に日米が開戦するという微妙な時期であったこともあるのだろう、政府の目も無視できなかった時代だからこそこういう話の筋にならざるを得なかったのかもしれない。同じ戦時中の映画として最近鑑賞したものの中に木下惠介監督の「陸軍」(1944) というのがあったが、こちらにも笠智衆が出演しているのが印象的。当時はみている側も、撮る側も、そして制作費を出す側も誰もが「日本の父」として彼にイメージを重ねていたのだろう。さぞかし責任重大な任務だったに違いない。 大きくなった息子を演じるのは佐野周二。もう何本ぐらい彼の出演作を観たことになるのだろうとざっと数えてみると6~7本になるらしい、最近はその彼の実の息子、関口宏の顔よりも彼の顔の印象の方がすっかり強くなった(笑) 彼の印象が急に強くなったのは木下作品の「お嬢さん乾杯!」(1949) での三枚目的演技であったが、本作は若干物静かな優等生息子を粛々と演じている。ある意味少し異質な役どころに感じる。 なんという釣り方なのだろうか、二人が川辺で同じリズムで竿を操るシーンが強く心に焼き付いている。「浮草物語」でも同じく父と息子の情景として繰り返し現れたためなおさらのことだ。小津はあの適度な距離感と反復動作をなにゆえあの間尺で撮りたかったのか、訊けるものなら訊いてみたい。 なによりも驚くのは彼ら二人が実年齢8歳の歳の差で親子を見事に演じきっていたこと。そして終盤では水戸光子に再会できてさらに満たされた。[映画館(邦画)] 7点(2014-04-21 10:46:17)《改行有》

4.  蜂の巣の子供たち 鑑賞後即記録しなかったもんだからいつどこで観たのかはっきりしなくなってしまった…。2016年7月、京都文博にて?なんとなくMoMAだったような気もするし…。 清水宏監督作品はまだまだ観足りていない。「泣き濡れた春の女よ」(1933) と「サヨンの鐘」(1943)、あともう一作途中から監督を受け継いだと言われる「輝く愛」(1931)ぐらい… と、乏しい在庫。でも笠智衆による口頭回顧録的な書籍を読んだ際にも「清水のオヤジのシャシンにはいいものがあったのに皆が評価しないのは納得いかない」といったような発言が含まれていたとおり、この乏しい在庫からでもその才能と気質が十分垣間見える。 経歴を見るに本作は彼にとっては戦後の写実傾向に走ったものの一作品だったとのことなので、そのあたりを意識しながらいろいろ観てみたいな…という新たな欲望も湧く。まずは「蜂の巣三部作」の制覇を試みたいところ。 松竹からBOXでてるなー。危険な誘惑(苦笑)[映画館(邦画)] 6点(2018-06-11 08:47:38)《改行有》

5.  元禄忠臣蔵 後編 中盤、どうにも加東大介なキャストが気になり、後編の演者一覧にもやっぱりなかったため一層気になっていたのであるが、そのオチが彼が加東大介と名乗る以前の「市川莚司」としてクレジットされていたためであったことがのちに判明。喉に刺さっていた小骨が取れる瞬間。 そしてなんといってもここ一番での高峰三枝子の登場。「戸田家の兄妹」でお見かけした際には自分の中では桑野通子に持って行かれた感が強かったものの、今回の登場のタイミングとその状況が抜群、本作でのあの役どころは彼女しかない!と思わされた次第。 さて、次はどのバージョンに挑むか!?[映画館(邦画)] 6点(2014-05-29 12:10:06)《改行有》

6.  元禄忠臣蔵 前篇 Astoriaでの溝口映画祭、日曜なのに一本はもったいない…と思ったら前後編で240分超とわかり即納得。以前木下惠介監督作品「香華」を鑑賞した際に本来休憩をはさむ長編でありながらその休憩を端折った形で上映されたことがあり、その記憶からも体調をあらかじめ整えてスクリーンに臨む。 育った家は年末に忠臣蔵を観る家風ではなく、きちんとみたことはもしかすると一度もなかったのかもしれない。それがいきなり本作となることが功を奏するのか否かは本作以降も忠臣蔵を観続けて比較し続けていって初めて見えてくることなのであろう。ということで今回の評価は辛め。 初心者ということも相まって手紙をせき切って朗読するシーンはあっけにとられてしまった。「えっ…」と思わず声を出しそうになりその後の絶句の間は映画館には適していた。 ほとんどの俳優が前進座所属ということであまり自分の脳内俳優データベースに該当する人はあまりいなかった。大石内蔵助を演じる四代目河原崎長十郎についてはもしや…と気になって調べてみるとドンピシャ!その息子には「神々の深き欲望」でお見かけした河原崎長一郎、「儀式」でお見かけした河原崎建三が。(次男氏はまだこれから…) (後編へつづく)[映画館(邦画)] 6点(2014-05-29 12:09:15)《改行有》

7.  秀子の車掌さん ネット動画での映画鑑賞はあまり好まない派ながらもつい先日高峰秀子による「わたしの渡世日記」を読了したばかりであるが故にこのタイトルが目に入った直後に押してしまっていた。あとでDVD化はまだされていないということを知って、こうした「要ビデオデッキ」作品群はどんなクオリティであれありがたく観るべきだと変節もしてみたり。 邦画トーキー初期作品を数本まとめて鑑賞させてもらえる機会に恵まれた際に島津保次郎、五所平之助、衣笠貞之助といった名に触れることができ、この時代「庶民劇」というジャンルが存在していたということを知ったのは割と最近のこと。本作はまさにその流れの末期にあたる作品なのかもと考えたりもしながら鑑賞していた。公開が真珠湾攻撃の直前という時期でもあり、その世相はほのぼのとした話の筋の中にもどことはなしににじみ出てしまっている。検閲という語彙やその世知辛い皮肉な話の運びといい。ああ、そういや「藤原鶏太」という聴きなれない配役の名に遭遇したのもこれに関連があった…。 とはいえ成瀬+高峰ペアの栄えある第一本目という観点も重要。鑑賞後には前述の著書から今一度彼女が書く「成瀬評」の部分を探しだして読み返してみたりもした。その文章は愛憎相まみえるといった感じのもので、そのすべてが本作から始まったんだと思うと感慨深い。いや、正確にはこれよりも前の彼女の子役時代も経ているとのことで、ある日彼女がその頃の印象を監督本人に尋ねたところ「こましゃくれて、イヤな子だった、ウフフ」と返され、その後枯れのことを「イジワルジイサン」と呼ぶことにしたという下りがまさにその様子をうまく現している。このペア作品を時系列に上演してくれる映画祭なんかが開催されたら行っちゃうね、間違いなく。 個人的なツボは彼女自身から約20年後の出演作タイトルが口にされた時。木下惠介監督と組むのは本作からまだ10年先、戦後のこと。[インターネット(字幕)] 5点(2015-11-14 10:08:57)《改行有》

全部

Copyright(C) 1997-2024 JTNEWS