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【製作年 : 1960年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
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1.  奴らを高く吊るせ! マカロニ風味の米製ウエスタン、イーストウッドがクールに演じると爽快感さえ漂う復讐劇。犯罪天国の秩序を維持するためとはいえいとも簡単に縛り首、将来無法時代を迎えれば同じような状態になるんでしょうね。[CS・衛星(吹替)] 7点(2019-08-07 23:33:17)

2.  突撃隊 なかなか共感しづらいキャラクターですが、戦場が自分の居場所であるかのような主人公。低予算ながらも緊張感溢れる戦闘シーンにあっけない幕切れ。ちょっと想定外の戦場映画でした。[CS・衛星(字幕)] 6点(2019-04-16 22:34:57)

3.  ハッド 《ネタバレ》 倫理観の希薄な酒と女浸りの主人公を挟んで一代で牧場を築き上げた道徳意識の高い父親と主人公に憧れながらも素直で健気な祖父思いの甥っこ。そんな男三代のカウボーイ一家に男の苦労を知りつくしたデキる家政婦が加わって織りなすウエスタン。ひなびた哀愁の中に四人それぞれに共感できてしまう所があって結構心に残ります。[CS・衛星(字幕)] 7点(2019-03-19 23:45:21)

4.  暁の用心棒 《ネタバレ》 荒野に夕陽に用心棒、すぐにマカロニウエスタンと分かるような邦題ですが、直訳の方がイケてませんか?騙し取った金貨をお尋ね者たちの賞金を差っ引いて返す、なかなか面白いエンディングですが、ヒロイズムと緊張感の演出しか頭にないのか、主人公をはじめ、盗賊、メキシコ軍、米軍の行動があまりにもお粗末。低予算だからこそもうちょっと現実感がほしかったです。[CS・衛星(字幕)] 4点(2019-02-05 23:35:51)

5.  眠狂四郎 勝負 ニヒルでダンディなヒーロー、なかなか魅力的なキャラクターだとは思いますが・・・[CS・衛星(邦画)] 5点(2019-01-27 22:58:46)

6.  クレオパトラ(1963) 古代史重要人物のキャスティングは10年前に作られた同監督の「ジュリアス・シーザー」よりしっくりきます。まあお金もかけてますからね。一応史実通りに物語は進んでいきますが、ヒロイン・ヒーローの心情描写となると、色の付け過ぎだろって部分もありますが・・・それにしても贅沢な製作費で日本の大河とは比較にならない程の壮大な時空の広がりが堪能できます。長い映画でしたが作者の意図がこめられた当初の5時間超え版も見てみたくもなりますが・・・[CS・衛星(字幕)] 7点(2018-12-24 12:14:37)

7.  何がジェーンに起ったか? 《ネタバレ》 途中で姉が妹に何か大事なことをを言いそうになったり、思わせぶりなタイトルや車の事故シーンからも何かあるんだなのミステリーじみた展開でしたがやっぱり。ラストの数分でまともじゃない妹に姉が気を使い過ぎる違和感も解消されますが、パーティーでバカにされただけで妹を轢き殺そうとする姉もまともじゃなかった。なんだかんだいって一番のインパクトはジェーンの顔、無理に醜悪に見せるメイクなんでしょうがお見事。思わず若かりしベティ・デイヴィスの画像をググりました。[CS・衛星(字幕)] 6点(2018-11-18 10:37:14)

8.  けんかえれじい 出だしから「なんじゃこりゃ」の連続も、会津に移るあたりから麻痺してくるのか可笑しさが込み上げてきます。思わずうなってしまうようなシーンにも時折出くわしますが、最後はやっぱり「なんじゃこりゃ」。14歳も離れたこの可愛いヒロインを嫁にするなんて巨泉もワルよのぉ。[CS・衛星(邦画)] 6点(2018-10-25 23:12:59)

9.  太陽はひとりぼっち 思わせぶりな演出、深刻ぶった演技、気取ったカメラワークが延々と続きます。思わず「勝手に悩んでろ」といいたくなるような、私の中でのイタリア映画のイメージを壊す作品でした。[CS・衛星(字幕)] 3点(2018-10-06 21:05:01)

10.  冒険者たち(1967) 現実感乏しい冒険者たちの人間臭くない美しい人間関係、あまり居心地のよくないお伽話のような映画でした。[CS・衛星(字幕)] 6点(2018-10-05 23:36:01)

11.  太陽がいっぱい ラストシーンのネタバレで緊張感も半減ですが、初見を振り返っての評価です。何度か見ていると、サスペンス本来のハラハラより、完全犯罪遂行のための小細工の稚拙さにドキドキしてしまいます。殆ど地で演じているのではないかと思わせるアラン・ドロンの卑しさが見事です。[CS・衛星(字幕)] 9点(2018-10-04 22:42:56)

12.  男と女(1966) 疲れを厭わずモンテカルロからパリへ車を走らせる男心(本能?)は良く分かりますが、いくら移り気な女心とはいえ途中でやめたはあまりにも可哀想。それにめげずによく頑張りました。ラストシーンはとても爽やか。[CS・衛星(字幕)] 7点(2018-09-27 21:18:28)

13.  ミクロの決死圏 人体40億年の見事な進化を実感させてくれるファンタスティックなSFです。リメイクの企画が進行中とのことで、体内に残された潜航艇の復元や補填した現実世界の空気分子の大きさ等の不合理を解消した本格的なSF映画を期待しています。[CS・衛星(字幕)] 7点(2018-08-20 23:05:40)

14.  山猫 扇子を一斉にパタパタさせる貴婦人たち、イタリア語ペラペラの叔父と甥。感想としてはその程度しか残りませんがお二人は吹替えだとか。舞踏会の蒸し暑さだけは伝わってきますが・・・[CS・衛星(字幕)] 4点(2018-07-29 22:56:09)

15.  アメリカ アメリカ 《ネタバレ》 貧しい社会ではお人好しは生き辛いんでしょうね。どう見ても頼りない長男に一族の全財産を託してしまうほど事態は切迫していたということなんでしょうか。託された若者はなるべくしてスッカラカンとなり一発逆転狙いのでかい計画とかを夢見ながらできる男風に突然変身する。そんな男に心を寄せる金持ちの娘は嫁の貰い手に苦労するほどの醜女といわれながらもそうでもない。作者の実体験がベースになっているようですが、どうも現実感のない映画でした。[CS・衛星(字幕)] 4点(2018-06-27 23:44:09)

16.  ロシュフォールの恋人たち 双子は実の姉妹でしたか、似ているはずだ。軽くて薄い物語に中味を求めるのは野暮ですね、生活臭の感じられないドラマも垢落としにはいいかも。[CS・衛星(字幕)] 7点(2018-05-03 21:10:43)

17.  シェルブールの雨傘 《ネタバレ》 「恋で死ぬのは映画の中だけ」「疲れで死ぬことはない」等々、落ち込んでいる娘に投げかける母親の言葉が面白い。自声でないミュージカルに物足りなさを感じますが、初めから終わりまでずっと歌というのも趣があってなかなかいいです。どこにでもありそうな打算的悲恋物語ですが、随分音楽に救われているような気がします。[CS・衛星(字幕)] 8点(2018-05-03 15:33:01)

18.  バラバ 多神教時代のローマ帝国に好感を抱いている者としては、殺せコール一色のコロセウムを見ていると、「コンスタンティヌス帝より前のローマ帝国=悪」の構図が透けているようで、なんかなあという気分になります。キリスト教国家が幅を利かせている今の世の中、歴史映画とはこんなもんなんでしょうけど。[CS・衛星(字幕)] 5点(2018-05-01 21:38:30)

19.  明日に向って撃て! 久々の鑑賞。アホなのか、能天気なのか、ヤケクソなのか、窮地に陥っても余裕をかます二人組の軽くて薄い雰囲気が何とも言えないです。当時の西部劇としては極悪人を善人キャラに仕立てた規格外の人間臭い映画だと思います。どう考えても「俺たちに明日はない」的生き方にみえますが、タイトルは先を越されちゃったからしゃあないですか。[CS・衛星(字幕)] 8点(2018-04-24 23:37:36)

20.  この首一万石 《ネタバレ》 リベート、裏金、買収、隠蔽、詰腹、何でもアリの今様ドラマにぱっとしない都々逸(?)や踊り。終盤まではミュージカル風コメディかと思いきや、結末は予想に反してのアンハッピーエンド。揃いも揃って武士の風上にも置けない弱くて情けない宮仕えの面々でしたが、ずっと昔から変わらない人間性の一面を見せつけられるような時代劇でした。[CS・衛星(邦画)] 7点(2018-04-05 23:07:48)

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